魚の揚げ煮は一度油で揚げた魚を煮汁でさっと煮る料理です。油で揚げることで魚の生臭さをやわらげます。また、衣をつけると魚の身のぱさつきをおさえてくれ、煮汁に入れたときに味がしみ込みやすくなります。揚げ物はエネルギーが摂りやすい反面、衣がかたくなりがちなため、高齢者には食べづらいです。そこで、揚げてから煮汁などの調味液につけることでやわらかく食べやすくなります。
- 分類
- 主菜
- 調理時間
- 30 分
- カロリー
- 229 kcal

材料(1人前)
赤魚(骨と皮を除く)
80g
酒
大さじ1
片栗粉
適量
揚げ油
適量
<煮汁>
だし汁
100ml
しょうゆ
大さじ1
みりん
大さじ1
<付け合せ>
絹さや
2枚
花麩
2枚
つくり方

赤魚は骨と皮を除いて酒を振りかけて10分ほど置き、臭みをとります。花麩は水で戻して水気をとっておきます。絹さやはお湯で1~2分ほど茹で、冷水にとり水気をとっておきます。

フライパンで揚げ油を熱しておきます。(約180度)赤魚はキッチンペーパーで水気をふきとり、片栗粉をまぶします。

片栗粉をまぶした赤魚を5~6分ほど魚に火が通るまで揚げていきます。揚げ終えたら油をきっておきます。

鍋に煮汁の調味料を入れ、一煮立ちさせます。そこへ揚げた赤魚と、戻しておいた花麩いれてさっと煮てください。器に盛り付けて絹さやを飾り完成です。
料理の
ポイント
噛む力によって魚をほぐしたり、刻んだりと調節してください。嚥下が弱い方は、煮汁に水溶き片栗粉かとろみ剤でとろみを調節してください。
付け合せは野菜などでも代替可能です。その場合あらかじめ下茹でしておくか、魚を揚げるときに野菜も素揚げしておくといいでしょう。