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ケアハウスとは?高齢者介護施設としての役割は?

最終更新日2019年04月29日13:07

介護が必要というわけではないけど、自立した生活を送るための支援を受けたい人におすすめのケアハウス。近年では身内が遠方で生活している人も多く、安心した生活を送るために利用する人が増えています。ケアハウスは軽費老人ホームC型とも呼ばれ、多額の費用をかけずに利用することが可能です。老人ホームにはさまざまな種類がありますが、その中でケアハウスはどのような特徴があるのでしょうか。ケアハウスの特徴や目的についてご紹介します。

ケアハウス(軽費老人ホームC型)とは?

経費老人ホームの分類

ケアハウスの特徴

医療法人や自治体によって運営されるケアハウスは、居住者の日常的な生活を支援する役割を持っています。また、ケアハウスは軽費老人ホームの種類のひとつで、食事と生活を支援するC型に属しています。他にも、食事を支援するA型、特に支援は行わず見守りがメインのB型が存在しているのですが、現在はこれらの新設は行われず、C型のケアハウスへと統合していくことが決まっています。

老人ホームには特別養護老人ホームや有料老人ホームなどさまざまな種類がありますが、その中でもケアハウスは介護をそれほど必要としない人が利用できる施設です。あくまで、居住者の生活を支援することが目的であるため、他の施設よりも自由度が高いことも特長のひとつです。

ケアハウスの種類と入居条件

ケアハウスには独りでの生活に不安を抱える人が利用できる「一般型ケアハウス」、特定施設入居者生活介護という認定を受けた人が利用できる「介護型ケアハウス」の2種類があります。

一般型ケアハウス
一般型ケアハウスでは食事や洗濯など身の回りの支援を中心に行われます。一般型では介護支援は行われないため、介護を受けるためには外部のサービスを利用するか、退去する必要があります。居住を続ける中で要介護度レベルが上がった場合に、途中で退去するケースも珍しくありません。また、入居条件は「60歳以上の高齢者」で、条件を満たすことは比較的容易です。

介護型ケアハウス
介護型ケアハウスでは一般型ケアハウスで行われる内容に加え、排せつや機能訓練といった介護支援が提供されます。一般型では要介護レベルが上がると退去を求められる場合がありますが、介護型では要介護レベルに関係なく生活を続けることが可能です。入居条件は「65以上、要介護1以上」と、一般型よりも制約が多くなっています。

ケアハウスのサービス

ケアハウスでは安心できる生活を送るために、次の医療・介護サービスが提供されています。

介護サービス(介護型のみ)

食事や排せつを自立して行えない人でも快適に生活できるための介護を提供しています。一般型ケアハウスでは介護は行われておらず、介護型ケアハウスでのみ受けることができます。

認知症ケア

認知症を患っている人でもケアを受けることができるため、安心して入居することができます。ただし、ケアハウスでの認知症ケアは特に指定されていないため、重度の認知症の人の場合は入居を断られる可能性があります。

医療ケア

基本的な医療ケアに関しては整っていますが、特別な処置が必要な場合にはケアハウス内で行うことはできません。ただ、外部の医療機関との連携は万全なので安心です。

ケアハウスの人員体制

介護型ケアハウスでは、要介護者3人あたりに1人、要支援者10あたりに1人の介護スタッフもしくは看護スタッフが常駐しています。そのため、夜中や緊急の時でもすぐに対応してもらうことが可能です。他にも生活相談員や機能訓練の指導を行うスタッフが配置されているため、悩みや不安事を聞いてもらえて、ストレスを抱えることなく生活を送れます。

一方、一般型ケアハウスでは介護スタッフが勤務していません。そのため、介護が必要な場合には外部サービスを利用する必要があります。その他のスタッフに関しては、介護型ケアハウスと違いはなく、同様の人員体制が取られています。どちらのケアハウスでも施設長は有資格者かつ2年以上の経験を満たすことが条件であるため、その点は安心できますね。

ケアハウスの利用費用

多くのケアハウスでは月額費用とは別に初期費用を支払う必要があります。

一般型のケアハウスでは初期費用が30万円、月額費用が7〜13万円が目安とされています。

一方、介護型ケアハウスでは初期費用が数十万から数百万と幅広く、月額料金が16〜20万円が目安とされています。介護型の施設では生活支援に加え、介護サービスを行う必要があるため、一般型の費用よりも高く設定されているのです。

上記の金額はあくまで目安であって、施設の地域や部屋の大きさ、設備の違いなどで費用が前後する可能性があります。また、一般型ケアハウスで生活する場合は、外部の介護サービスを利用する可能性があるため、上記費用にその代金が別途加算されます。生活を始める前に確認するようにしましょう。

ケアハウスの設備

ケアハウスの居室空間は基本的には個室ですが、ひとつの部屋を仕切りで区切った準個室を提供している施設もあります。また、施設によっては夫婦一緒に住むことができる共同部屋も用意されています。こうした居室にはベッド以外にも、トイレやキッチンが備わっているため、比較的自由な生活を送ることが可能です。

そして、リビングや浴室、食事をするスペースに関しては共同であることが一般的です。また、設備内は基本的にバリアフリーを採用しているため、生活しやすい空間となっています。

ただし、施設によってはトイレが共同の場合や、ユニット型個室を採用しているなどさまざまです。入居してから気づくとトラブルに発展する可能性があるため、事前に確認することをおすすめします。

ケアハウスを利用するメリット

ケアハウスを利用するメリット

入居者全員に個室があるのでプライバシーが確保できる

ケアハウスの居室は基本的には個室であるため、他人の干渉を受ける心配がありません。ケアハウスに入居するまでは自宅で生活していた人にとって、初めのうちは知らない人との共同生活がストレスに感じる可能性もありますが、自分だけの空間を確保できるため安心です。

他の老人ホームでは多床室といった相部屋を採用している施設もあるため、個室を利用することで自由度の高い生活を送ることができる点はケアハウスのメリットと言えるでしょう。

また、多くの施設では何かあったときはすぐにスタッフを呼べるようになっているため、個室であることを不安に感じる必要はありません。このように、ケアハウスでは自分の自由を確保した上で、快適な生活を送ることが可能です。

レクリエーションなどの入居者同士の交流の機会がある

ケアハウスでは交流の機会を増やすために、さまざまなレクリエーションが活発に行われています。そのため、入居中も孤独を感じることなく周囲の人と親密になることができるのです。また、こうしたレクリエーションは交流だけでなく老化防止やリハビリの一環としての働きもあるため、長く元気に生活するためにも必要なイベントです。

具体的なイベントとしては、クイズ大会やカラオケ大会、他にも塗り絵など誰でも気兼ねなく参加できるようなものになっています。これまで独りで生活してきた人は、より楽しく生活できますし、入居することに不安を抱える人であっても、それまで以上に充実した毎日を送ることができるでしょう。施設によって実際に行われるレクリエーションは異なるので、気になる人は確認してみてください。

初期費用が安い(一般型)

一般型ケアハウスでは初期費用が安いというメリットがあります。入居金として発生する費用は目安としては30万円前後です。有料老人ホームの場合は、入居金として数百万円を超える金額が必要なケースも多く、入居の時点で多額の費用がかかります。このように他の老人ホームと比べると、ケアハウスの初期費用が非常に安いことがわかります。

入居時に発生する一時金に関しては、介護が必要とされる施設の場合高額になります。介護のためには専用の設備や居室スペースも十分に確保しなくてはなりません。また、いつでも対応できるように、人員体制も整えておく必要もあります。 一般型ケアハウスではそのような介護が行われないため、初期費用も安くなっているのです。

介護度が上がっても入居可(介護型)

一般型ケアハウスでは要介護レベルが上がっていくと、その施設では快適な生活が送れなくなってしまいます。そのため、退去や施設の移動を求められることになります。

介護型ケアハウスでは元々介護を受けられる施設として設計されているため、入居中に要介護レベルが上がったとしても施設での生活を続けることが可能です。介護が必要な生活をしている中で、施設を移ることは体力的にも辛いことですし、慣れ親しんだ施設から離れることは精神的負担にもつながります。また、移転をすることになると、新たな施設を探すことになるため、本人だけでなく家族にとっても大きな負担となります。介護型ケアハウスは要介護レベルに関係なく居住できるため、退去の不安を感じることはありません。

ケアハウスを利用するデメリット

ケアハウスを利用するデメリット

施設による差が大きい

ケアハウスは自治体や医療法人よって運営されていますが、提供するサービスの内容や質については施設によって違いがあります。そのため、高品質なサービスを受けられる施設もあれば、そうでない施設も存在しているのです。サービスの質が低いと、生活する中でストレスを感じることが増えてしまい、快適な生活を送ることができません。施設によってサービスの質は大きく異なるため、入居する前にしっかりと確認することをおすすめします。

共同生活になじみにくい人も

共同生活を送ることで新しい仲間を見つけられると、日々の生活は充実したものになりますが、人によってはそれが負担になる可能性があります。1人の時間を楽しみたい人や話すことが好きではないなど、生活に何を望むかは人それぞれ違います。そのため、誰とでも気兼ねなく交流できるというメリットが逆にデメリットとなってしまうことがあるのです。入居する前にレクリエーションの有無や種類などを確認して、要介護者の性格や生活スタイルに合った施設を見つけるようにしましょう。

介護・医療サービスが限られる(一般型)

一般型ケアハウスは日々の生活を支援することを目的としているため、介護サービスを受けることはできません。入居しながら介護を利用するためには、外部の介護サービスを依頼するなど別途費用をかける必要があります。また、医療ケアに関しても同様で、簡単な治療はその場で行うことができますが、特別な処置が必要な場合にはその場での治療が困難です。一般的な生活をする上では特に問題が出ることはありませんが、気になるようであれば事前にサービス内容をしっかり確認しておきましょう。

入居待ちが長くなることも

ケアハウスは他の老人ホームよりも費用が安いため、多くの人が入居を希望しているものです。当然、入居できる人数には制限があるため、施設によっては入居を待機していることも珍しくありません。

待機期間は施設によって違い、早ければ1ヶ月以内で入居できますが、1年以上の期間がかかることもあります。あらかじめ、いくつかのケアハウスに申し込みをして、待機期間があまりにも長い場合は、他の施設も検討することをおすすめします。

ケアハウスと有料老人ホームの違いは?

ケアハウスと有料老人ホームの違い

施設の役割の違い

有料老人ホームには介護付有料老人ホームと住宅型有料老人ホームがあります。介護付有料老人ホームでは介護保険法にのっとったサービスを受けることができ、住宅型有料老人ホームでは外部の介護サービスを用いており、どちらも共通した介護施設です。有料老人ホームは民間によって運営されているため施設によって個性があり、自分に合った場所を選ぶことができます。

一方で、ケアハウスは自治体や国から補助によって運営されているため、所得が低い人でも比較的利用しやすい施設です。こうした違いから、有料老人ホームは民間の運営であるため、自分にあった個性のある施設を選ぶことができ、ケアハウスは公的に近い運営であるため、どんな人でも安く利用しやすい施設になっています。

入居条件の違い

住宅型の有料老人ホームは要介護者だけでなく健康状態に問題がない高齢者も入居することが可能ですが、介護付の有料老人ホームの場合は介護を必要とする人と条件が限定されています。また、有料老人ホームには健康型という種類も存在していおり、このタイプの場合は自立した生活をできる高齢者のみが入居することが認められています。

ケアハウスの場合は、一般型だと介護は必要ないものの、ひとりで生活するのに不安を抱える60歳以上の人が入居できます。介護型は要介護1以上かつ65歳以上で、自立した生活に不安を持つ人が入居することが可能です。 このように、施設によって入居条件は異なり、条件を満たしていない場合には、希望しても利用することができません。

サービス内容の違い

住宅型の有料老人ホームでは主に生活支援を行い、介護が必要な場合には外部の介護サービスを利用します。介護型の有料老人ホームの場合は生活支援に加えて、介護支援も受けることが可能です。スタッフも24時間常駐ですので安心ですね。そして、健康型の有料老人ホームの場合は居住者が自立した生活を送ることができるので、基本的な生活支援のみ行われています。

一般型ケアハウスでは日常生活のサポートが中心に行われ、入居中に介護が必要となった場合には外部サービスを利用することになります。サービス内容に関しては、住宅型の有料老人ホームと似ていることがわかります。そして、介護型ケアハウスの場合は一般型の支援に加えて介護サービスを受けることが可能です。

費用の違い

有料老人ホームは民間による運営という性質上、費用が高額に設定されています。また、施設によって費用は大きく異なり、初期費用が無料のところもあれば数千万もの高額な費用が必要な施設も珍しくありません。月額費用に関しても安ければ10万円ほどですが、高ければ40万円ほどの費用がかかる施設も存在しています。

一方、ケアハウスの場合は国からの補助金がでていることもあり、比較的安く利用することが可能です。一般型ケアハウスだと初期費用が30万円、月額費用が7〜13万円が目安です。介護型ケアハウスは初期費用として数十万円から数百万円かかる施設もありますが、月額費用は16〜20万円が目安となっています。このように、ケアハウスでは所得が低い人であっても、問題なく利用できるようになっています。

ケアハウスのニーズは?

ケアハウスは有料老人ホームといった他の施設よりも比較的安く利用できるため、数多くの人が入居を希望しています。この高齢社会において、低価格で利用できるケアハウスの需要は非常に高いです。そのため、入居まで待機期間を要すこともあり、長い場合には1年以上の期間がかかることも珍しくありません。ただ、施設によって入居期間はさまざまで、タイミングが良ければ1ヶ月以内で入居できる施設も存在しています。 そのため、ネットでの検索や施設に出向くなど、待機状況を定期的に確認するようにしましょう。

高齢化社会は今後も拡大していくため、ケアハウスの需要も高まっていくことが予想されています。しかし、昨今は低価格で利用できる有料老人ホームの数も増えており、ケアハウス自体の数が減りつつあります。そのため、施設によっては待機者も少なく、比較的簡単に入居できると言われています。ただ、人気なケアハウスが多くの待機者を抱えている事実には変わりはないため、希望する施設に入居する難易度は今も十分に高いです。

まとめ

ケアハウスは要介護状態の人でも、そうでない人でも利用できる施設で、生活支援や介護支援が行われています。また、ケアハウスは国からの補助金を受けている施設であるため、有料老人ホームなどと比較すると、とても良心的な費用に設定されているため、所得が低い場合でも問題なく利用することが可能です。ただ、施設によっては入居を希望する声が多く、1年以上の待機期間を要すケースも珍しくありません。待機状況に関しては施設によって異なるため、実際に確認するようにしてください。また、ケアハウスでは基本的に個室が与えられるため、自由度の高い生活を送ることができます。

ケアハウスではレクリエーションなど交流を深めるイベントが積極的に行われるため、施設での生活に不安を抱える人でも、十分に楽しむことができるでしょう。


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