
舌ブラシで舌表面のプラークを除去する方法
投稿日 2019/05/30
最終更新日 2019/06/19
口腔ケアで無視できない存在なのが「プラーク」。別名「歯垢」とも呼ばれており、歯の表面に付着している細菌のかたまりのことです。このプラークですが、実は“舌”にも付着するもので、通常の口腔ケアを行ったとしても歯に付着したプラークの予防はできますが、舌に付着したプラークは見落としやすいものです。プラークを放置しているとお口の中のトラブルが発生するので、舌ブラシを使ったプラーク除去を行いましょう。
所要時間 | 10分 |
---|---|
必要なもの | 舌ブラシ |
使用する道具 | コップ |
そもそも舌ブラシとは
舌ブラシとは、舌を掃除するブラシのことで、舌に付着したプラークはもちろん、汚れを落とすために使用します。ヘラタイプやブラシタイプなど種類はさまざまで、ブラシタイプは舌の粘膜を傷つけないように歯ブラシよりも柔らかいブラシを使っています。
舌ブラシの使用で舌表面のプラークを除去の方法
舌ブラシを水につける

口腔内を湿らせる

舌の白い付着物がある部分を中心に清掃する

舌を奥側から手前に引くようにして磨く

一度舌ブラシを洗い、再度ブラッシング

注意点
- 舌のプラーク除去で歯ブラシは使用しないでください。歯ブラシのブラシ部分は硬いので、舌を傷つける原因になります。
- 舌ブラシは適度な保湿状態で使用すると清掃効率が上がるため、数回清掃したら水で洗うというのを意識しましょう
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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