老人ホーム・介護施設を探すなら
介護現場の事故 お急ぎ相談フォーム
入居相談窓口 受付時間 9:00~19:00
フリーコール0120-907-393

親が認知症になったらどうする?

認知症とは

認知症とは、記憶したり物事を認識したり、判断したりする機能が低下し、社会生活に支障をきたす状態のことです。認知症は病名ではなく、あくまで「状態」です。その原因は様々ですが、多くの認知症はアルツハイマー病を原因とするアルツハイマー型認知症だと言われています。この他にレビー小体型認知症、そして血管性認知症はアルツハイマー型に次いで多く見られるもので、これらは「三大認知症」と呼ばれています。

親が認知症になったら何をしなければならない?

親が認知症になってしまった場合、どのようなことをしなければならないのでしょうか? 「お金のこと」「介護のこと」「治療のこと」――様々な方面から考えなければいけません。ここでは、あくまで一般論ではありますが、具体的にどのようなことをすれば良いのかについてご紹介していきたいと思います。

認知症かどうかをセルフチェックしよう

記憶力がなくなってきたからといって、まだ認知症であると決めつけるのは早いかもしれません。医師から診断を受けていない場合は以下のセルフチェックを実施してみてください。

1.財布や鍵など、物をどこに置いたか分からなくなることがある
2.5分前に話したことが思い出せなくなることがある
3.何度も同じことを質問される
4.今日が何年何月何日何曜日なのか答えることができない
5.会話をしている時に、急に黙ったりすることがある
6.公共料金の支払いや金銭管理が一人でできない
7.一人で買い物に行くと、不必要なものを購入したり必要なものを買い忘れたりする
8.一人で交通機関を利用して外出することができない
9.身の回りのことを自分ですることができない
10.電話番号を調べて電話をかけることができない
11.知人の名前・住んでいる場所・仕事などのプロフィールが説明できない
12.知人の顔を詳しく説明することができない
13.自分の衣服を自分のものであると認識することができない
14.物がいつもの場所に無い時に見つけることができない
15.体に不具合があるわけではないのに、出不精になっている
認知症セルフチェック、合計点です。
0点~15点
認知症の可能性は低いです。
16点~30点
認知症の疑いがあるため、症状が気になるようでしたらご受診いただいても良いかもしれません。
31点~45点
認知機能や社会生活に支障が出ている可能性があります。
※上記の診断結果はあくまで参考です。結果を保障するものはありません

認知症になった親にはどう接すればいい?

認知症になると、抑うつ状態が続くこともあります。どのように接すれば良いのかをご紹介します。

話しかける前に目先をあわせる

人間は上から見下されると見下されているような印象を抱いてしまいます。ベッドで寝ているからといって、立ったまま話すのではなく目線の高さをあわせるようにして話すように心がけましょう。

話すときはゆっくりと

話が伝わらないと「言葉が理解できなくなった」と考えてしまいがちですが、実は話すスピードに脳が追いついていないだけかもしれません。要介護者と話すときは、大きな声でゆっくりと語りかけるのが基本です。

否定しない、叱らない

認知症が進んだとしても、本人が感じる羞恥心や自尊心はそのままであると言われています。このため、叱ったり本人の人格を否定するような言動は絶対にNGです。

適度なスキンシップを

スキンシップは、脳の活性化と心の安らぎを促進する効果があります。あまりベタベタ触りすぎると不快に思われてしまうこともありますので、適度なスキンシップを心がけるようにしましょう。

人と比べない

人と比べたりすることは本人の自尊心を大きく傷つけてしまう可能性があります。「あの人より若いのに…」なんて言葉は絶対にNGです。

できることを大切にする

介護をしていると「これもできないの?」と苛立ってしまいがちです。しかし、できないことを責めたりすることは本人が自信をなくしてしまう原因になります。「できること」「分かること」を探して、自信をつけてあげましょう。

本人のペースに合わせる

認知症の方はペースを乱されると混乱してしまうことがあります。ゆっくりと本人のペースに合わせるようにして、決して急かさないようにしましょう。

認知症になったらどんな介護が必要になる?

認知症になると、中核症状と周辺症状と呼ばれる症状が出始めます。これらの症状が出始めると、どのような介護が必要になるのでしょうか?

見守り・観察

認知症になると、深夜徘徊や失禁・弄便などの症状が出てきます。こういった症状を事前に察知したり、観察したりするケアが必要になります。

健康管理

認知症の人は自分の身体の不具合や変調をうまく表現したり他者に伝えられなくなることがあります。このため介護者が食事・水分摂取・排泄状況などを把握して小さな変化に気づいてあげる必要があります。

コミュニケーション

認知症の人にとって、誰かとコミュニケーションを取ることはリハビリや精神的なケアをする上でとても重要なことです。日頃から要介護者の興味関心をそそるような会話を心がけるようにしましょう。

リハビリテーション

認知症の多くは日に日に進行していきます。しかし、症状の進行を防ぎ、できるだけ能力を維持するためのケアを行うことはできます。日頃から五感を刺激したりすることで、日常的にリハビリを行う習慣をつけましょう。

家族・自身のケア

認知症のケアは心身にとても負荷がかかります。介護を一人で背負い込んでしまい、共倒れになるケースの報道も増えました。要介護者のケアはもちろんですが、自身、あるいは家族のケアも行っていくことが重要です。

認知症になった時に不安な金銭管理はどうする?

認知症を持つ人には、金銭トラブルを抱えがちです。金銭の計算が難しくなったり、判断力が低下したために本来は必要ないものをいくつも購入してしまったり、悪徳商法や詐欺被害に合ってしまうことも考えられます。しかし、リスクがあるからといって要介護者から資産を取り上げてしまっては、本人の自尊心を傷つけてしまうことになります。――では、具体的にどのように金銭管理をすれば良いのでしょうか?

口座を分散する

口座を複数持ってもらい、普段使いの口座と資産管理用のものを分けておきましょう。ただし、「お金を奪い取られた」と思われると家族間のトラブルとなってしまうことも。要介護者の意思を尊重しつつ、本人を信頼しているということを理解してもらうようにしましょう。

キャッシュカードの上限額を設定しておく

カード会社に連絡すれば、月の利用限度額を設定することができます。大きな買い物をする時に必要になるカードに上限を設定しておくことで、大きなリスクは回避することができます。

成年後見制度

成年後見制度とは、判断能力が不十分であるため、第三者との契約などの法律行為が難しい人を「後見人」と呼ばれる代理人が必要な契約を締結したり、財産を管理することで、要介護者本人を保護するための制度です。成年後見人制度を利用すれば、後見人に「代理権」と「取消権」が与えられるため、被後見人が後見人なしで行った契約を取り消すことができるようになります。
ただし、成年後見人制度の利用は要介護者の自身を奪うことにもなりますので、最終手段だと考えておくのが良いでしょう。

お金の管理や不動産のFAQ

認知症になると正しい判断をすることができなくなることも。しかし、親が所有する不動産を勝手に売却したり介護のためのお金を勝手に銀行口座から引き落としたりして良いのかどうか不安に感じる方も多いと思います。

認知症になると銀行口座が凍結されるって本当?
銀行側が口座名義人が認知症を発症しており、判断能力が著しく低下していると判断した場合、銀行は詐欺や横領などから名義人を守るために銀行口座を凍結することがあります。口座が凍結されると、預金の引き出しや解約が一切できなくなってしまい、成年後見人制度を利用する以外に口座の預金を引き出す方法がなくなってしまいます。
銀行口座から親のお金を勝手におろしても良いの?
本人の許可なく勝手に引き出すことはできません。通帳と印鑑があっても、金融機関が預金の引き出しに応じてくれない可能性もあります。もし引き出そうとする場合は、成年後見人を申し立てるほうが良いでしょう。
成年後見人制度の他に家族が財産を管理する方法はないの?
成年後見人制度の他には「家族信託」という手法も存在しますが、家族信託は判断能力が低下していない状態での契約が必要になります。このため、認知症を発症した後での利用は難しいでしょう。
老人ホームに入居させる場合、不動産を勝手に売却しても良い?
成年後見人制度を利用していない場合は本人の意思なく本人の財産を売却することはできません。親の不動産を売却する場合には、親子間であっても子供にその不動産を贈与した上で売却するか、本人または後見人が取引をする必要があります。
銀行口座が凍結した際に何らかの費用を立て替えた場合、返してもらうことはできるの?
介護や医療で必要になった費用を立て替えたり、在宅介護を行った場合、法律で「相続人は非相続人の財産の維持や増加に貢献した」とみなされるため、寄与分として相続財産の増額を主張することができます。

認知症患者に対応した介護サービスとは

介護サービスには複数の種類が存在しますが、特に入居型の施設では認知症の介護ができない施設もあります。ここでは、認知症の介護に対応することができる介護施設について紹介していきます。

施設名 詳細
介護付き有料老人ホーム 介護付き有料老人ホームは、3種類ある有料老人ホームの中でも自治体が定めた基準をクリアする有料老人ホームです。手厚い介護が特徴で、中には充実した医療ケアを提供する施設も存在しているため、認知症の症状がある場合でも安心して入居することができます。 施設を探す
特別養護老人ホーム 特別養護老人ホームは、要介護3以上の方が入居することができる公的な介護施設です。安価で手厚い介護を受けることができるため、入居待ちの高齢者は多いですが、公的な役割を果たす施設であるため、より重度の介護が必要な方から優先的に入居が決まる傾向にあります。 施設を探す
グループホーム グループホームは、認知症を患っている方が少人数で共同生活を送りながら、認知症の専門知識を持つ介護職員によるケアを受けることができる介護施設です。自宅に近い環境でできるだけ自立した生活を支援してもらうことで、認知症の進行を予防することができます。
介護老人保健施設 介護老人保険施設は、在宅復帰を目的とする高齢者が医療・介護ケアを受けながらリハビリを行う施設です。「在宅復帰を支援する」という役割が強いため、長期間入居することはできませんが、手厚い介護とリハビリを受けることができます。 施設を探す
介護医療院 介護医療院は医療・介護・生活支援・住まいという多様なニーズに応える介護施設です。身体合併症や認知症を患っている高齢者が主な対象であるため、施設職員は認知症のケアに関する豊富な知識を有しており、手厚い介護を受けることができます。
認知症デイサービス 認知症デイサービスは、認知症を患っている方を専門にケアを行う通所介護サービスです。短期間のみ施設に入居するショートステイサービスを提供している介護施設もあるため、介護施設に入居することに抵抗がある高齢者には認知症デイサービスを提供する施設に通うのが良いでしょう。

困った時の相談窓口

認知症の患者の介護を行う人たちのために、様々な組織が相談窓口を設けています。

地域包括支援センター
各自治体に設置されている地域の相談窓口で、病院や介護サービスの情報を幅広く提供してもらうことができます。
医療機関
医療機関に通院してたり、入院している場合、医療ソーシャルワーカーと呼ばれる人がいる病院では家族が抱える悩みや介護のことも相談することができます。介護保険制度や退院後の介護の悩みについても相談することができます。
介護保険の相談窓口
自治体の介護保険の担当窓口では、電話相談、対面相談、出張相談などを受け付けています。自治体によって「高齢福祉課」や「介護保険課」といった名称がつけられています。地域のHPにアクセスすることでどこに相談すれば良いのかをチェックすることができます。
認知症の人と介護の会
電話相談:0120-294-456
(月~金10:00~15:00)
公式サイトhttp://www.alzheimer.or.jp/
全国45都道府県に支部があり、認知症の家族を持つ人達が集まって情報交換をする会や医師による認知症介護の研修会などを開催しています。 電話での悩み相談も受け付けており、認知症介護の経験者が同じ立場に立って相談にのってくれます。

在宅介護に限界を感じたら施設を探してみよう


介護施設を探す
人気の介護特集 介護保険とは? 親が認知症になったらどうする? 介護うつにならないために注意しておきたいこと 栄養満点!高齢の方が食べやすくておいしいレシピ 老人ホームと費用 老人ホームとケアプラン
施設の探し方ガイド
施設への入居が決まると?お祝い金進呈中
施設掲載ご希望の方は介護こちら

pagetop