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両親を介護していた母が介護付き有料老人ホームに入居を決めるまでの話

最終更新日2019年06月03日10:09

できるのであれば自宅で介護してあげたい、大切な家族を誰かの手を借りずに自宅で介護したいという考える方は多いでしょう。しかし、実際に在宅介護を経験してみると、想像以上に大変です。ここでは、在宅介護の体験談から分かる介護施設利用のメリットについてまとめてみました。ご参考になればと思います。

在宅介護は休まる暇がない

これは私の母が介護をした時の話です。私は30代の主婦で、66歳になる母がいます。父親は私が中学生の時にガンで他界したため、その後、母の両親とともに暮らすようになりました。

私にとって祖父母、母にとっては実の両親の介護が始まったのは、今から約3年前のことです。私は社会人になった時にすでに家を出ていたので、実家に住んでいたのは母と祖父母でした。その祖父母がほぼ時期を同じにして、認知症の症状が出始めたのです。

最初は、物忘れから始まって、徐々に食事をしたことも忘れるようになり、勝手に家を飛び出してしまったり、何度も迷子になって警察のお世話になったりする・・ということが続きました。

特に祖父の症状が重く、ある日突然、2階の窓から飛び降りようとしたそうです。その時、たまたま姉夫婦が遊びに来ていたので、事なきを得たのですが、誰もいなかったら祖父はその時2階から落ちていたでしょう。

この頃、母は長く勤めていたパートを辞め、趣味だったギターの演奏も全くできずにいて、私がたまに実家に帰ると本当に疲れ果てていました。そして、気づかないうちに祖父母の介護は、母を追い詰めていたようで、母は5キロも痩せ、円形脱毛症にもなっていたようです。

何より、祖父母はデイケアサービスなども利用していなかったので、24時間自宅で母が介護を続けていて、時間的拘束が本当につらかったと思います。

もう在宅介護が無理だと思った時に、施設を考えた

母を見るたびにどんどん元気がなくなり、精神的に追い込まれている姿を見て、このままではまずいと思いました。本当であれば、私や姉が介護の手伝いをしてあげればよかったのですが、私は仕事が忙しくなかなか実家に帰れませんでしたし、姉は子供がまだ小さくそれどころではなかったのです。

この先も自宅で介護を続けると、母が、体を壊してしまう…と姉と2人で相談し、母に「祖父母を有料の老人ホームに入れてみてはどうか?」という提案をしました。

母は心が強い人で、父の看病の時も誰にも弱音を吐かない人でした。そのため、祖父母の介護に関しても、「大丈夫、大丈夫」を繰り返していたのですが、1人で2人の介護をするなんて無理な話で、精神的、肉体的な負担が明らかに大きく、母自身の生活を大切にしてほしい!と娘の私たちからお願いしました。

母としては、実の親である祖父母を老人ホームに入れることにやはり抵抗があり、できる限りは在宅で介護したいと思っていたようです。

けれど、祖父も祖母も2人とも認知症になってしまったわけですから、無理をしても仕方がないこと、このままでは自分が体調を崩して娘の私たちに迷惑をかけてしまうこと、を分かってくれて、老人ホームに入居することに納得してくれました。

介護付き有料老人ホームは施設費用が高い

介護施設の検討する際に、費用の安い特別養護老人ホームを考えました。けれど、祖父は要介護3、祖母は要介護2と介護レベルが異なるため、別々の場所に入居させることになってしまうことから断念しました。

2人の同時入居を受け入れてくれて、認知症にも対応してくれる介護施設を探していたところ、家から車で10分のところに介護付き有料老人ホームがあることが分かったのです。

入居一時金は有料老人ホームの中ではそれほど高くない50万円でしたが、それでも2人で入居一時金だけで100万円がかかるということでした。そのほかに月額料金が1人20万円前後かかり、やはり在宅介護に比べると費用がかなりかさみます。

しかし、何よりも母の負担が軽減されるのであれば、そのお金を払うことは無駄ではないと私は思いました。それほど介護は想像を絶する大変さがあるのだな、と母を見ていて、実感したのです。

施設を利用すると、在宅介護で負担になっていた部分が楽になった

費用はかかるものの、介護付き有料老人ホームに入居した祖父母は非常に楽しそうでした。これまで、自宅に引きこもる生活が続いていたのですが、職員の方や他の入居者の人とレクリエーションをしたり、祖父母で時間を共有したりと前よりも生き生きしているように感じられて嬉しかったです。

そのことがよい刺激になったのか、認知症の症状進行も急に緩やかになって落ち着いてきました。祖父母にとっても施設に入居したという選択肢はよかったのだと思います。

そして何よりも、母の負担が大幅に軽減されたことに安心しました。始めのうちは、施設に入れたことを少し後悔しているそぶりもありましたが、入居した施設がとてもよいところで、職員の皆さんも優しく、母もほっと一安心したようです。
夜もぐっすり眠れて、趣味のギターを再開できる余裕もできたと喜んでいました。そして、仕事にも復帰し、母も外の世界と接する機会を取り戻して、毎日自分らしく生活できるようになったようです。

まとめ

我が家の在宅介護からの体験を振り返ると、施設に入居させることで金銭面的な負担は大きくなりますが、それ以上に身体的、精神的な負担が軽減、時間的な拘束もなくなり、結果として家族全員がハッピーになったように思います。

毎月施設にかかる費用は高いですが、老後資金として祖父母たちが貯めていたお金をやりくりして、うまく施設入居を続けていけそうです。在宅介護だけにこだわらずにデイサービスの利用、老人ホームの入居など色々な選択肢の中から家族全員で話し合って決めることが大事だと思いました。


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