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冬の介護で気を付けておきたいポイント

最終更新日2019年07月09日12:53

寒さが厳しくなる冬は、健康面にも気を使っていく必要があります。特に高齢者の場合、身体的にも注意が必要な時期といえます。冬の介護では、他の季節以上にさまざまなことに留意することが大切です。今回はそんな冬の危険性と注意点について詳しく見ていくことにしましょう。

感染症に注意

冬場は、インフルエンザやノロウイルスなどの感染症が流行する季節です。このような感染症は高齢になればなるほど、感染した時のリスクが高くなります。高齢者は慢性的な呼吸器疾患や心疾患、糖尿病、腎臓病などを患っている方も多いため、成人と比べ抵抗力が低く、重症化すると命にかかわることも少なくありません。我が家は、在宅介護だからといって、感染のリスクが全くないとは言い切れず、介護者が例え注意を払っていても外からウイルスを持ち込む危険性が考えられます。また、デイサービスのような人が集まる介護施設で集団感染してしまうリスクもあるのです。高齢者のウイルス感染による合併症は、肺炎や気管支炎などがあり、命を脅かす原因となってしまいます。感染症は、第1に予防が重要となります。介護する側がウイルスを高齢者の近くに、持ち込まないことが大切です。また、感染症が疑われたときは、早めに受診させることも重篤化を防ぐポイントといえるでしょう。病院へ出向くことが大変なことから、自宅に備えている薬を自己判断で与え、病状が悪化してしまうケースも案外多いのです。そしてウイルスを広げない工夫も重要となります。ノロウイルスは、排泄の介助の過程で感染してしまう介護者も多いため、介護する側にも感染を断つウイルスの正しい知識が必要となります。介護者がウイルス感染してしまい、介護してあげられない状況に陥ってしまうことも、避けたいものです。

ヒートショックに注意

ヒートショックとは、急激な温度差で、体内の血圧が急激に上昇することをいいます。冬は外気の温度が低いこともあり、寝起きする室内は暖かい温度に保っていることと思いますが、脱衣所やお風呂場など部屋との温度差が激しいことも多くなっています。入浴やトイレの際、この温度差が原因となり、血圧の急上昇を招き、心筋梗塞や脳梗塞など命にかかわる大惨事の引き金になってしまうこともあるのです。高齢者や高血圧、糖尿、不整脈を抱えている方の場合は、特に介護者がこの温度差に気を付けてあげることが大切です。暖かい室内の温度と廊下や浴室、トイレなどの温度を3度から5度以内の差に留めておくようにしましょう。高齢者になると、外気への反応も衰え始め、本人が寒いという感覚に鈍くなっていることも少なくありません。介護者が責任をもって温度管理してあげることが被介護者の健康を守ることに繋がります。あらかじめ浴室を温める、脱衣所やトイレには簡易の暖房器具を設置する、入浴は日没前に済ますようにするなど工夫をしていくと良いでしょう。

かくれ脱水症状

脱水症と聞くと夏をイメージする方も多いと思いますが、実は冬は夏よりも危険だといわれています。夏の様に暑さにさらされることもないため、あまり脱水について気を付けている介護者の方も少ないと思いますが、実は冬は気温の低下に伴い、湿度も低くなる季節です。特に暖房の効いた部屋の中は、湿度がそれ以上に低くなります。外の湿度よりも、10%~20%ほど低下してしまうため、本人も気が付かないうちに皮膚や粘膜、呼気から水分が奪われ、体内の水分量が減ってしまうのです。夏は汗をかくため、介護者も本人も意識的に水分補給を行いますが、冬はのどの渇きを覚えないと水分を取らないことも多いもの。かくれ脱水に注意するようにしましょう。かくれ脱水は夏の脱水症状と違い、症状が徐々に現れますので、その症状を見逃さないよう気を付けてあげると良いです。初期段階では、だるさや口の粘着きが見られます。口が乾きだすといつもより口臭を感じることがありますので、介護しながら注意を払ってみるようにしましょう。脱水が進行するとめまいや食欲低下なども見られるようになります。もっと脱水が進み、血液がドロドロ状態になってしまうと、血栓ができやすく、それが原因となり心筋梗塞や脳梗塞を招きます。心筋梗塞や脳梗塞は寒さによる血管の収縮だけが引き金ではありません。また、高齢者のかくれ脱水では、意識障害を起こってしまうことも少なくありません。脳に血液が行き渡らなくなることが要因となり、頭痛を訴えたり、意識を失ってしまったりすることがあるため、危険です。介護者として冬は常日ごろからの、小まめな水分補給、加湿器の利用を考えてあげるようにしましょう。また、頭痛をほのめかす場合には、すぐに医師の診察を受け、適切な処置を施してもらうようにしましょう。

低温やけどに注意

冬は暖房器具を使うことも多いと思いますが、暖房器具での低温やけどには十分注意したいものです。一定の角度に固定して暖房器具を使い続けると、同じところに長時間暖房が当たり続けるため、それが原因となり低温やけどをしてしまうことがあります。高齢者の場合、皮膚の熱の感知能力も衰え始め、熱いと気づいた時にはすでにやけどをしていることも多いのだとか。介護者として暖房器具の使い方についても考えてあげるようにしましょう。また、湯たんぽやカイロの使い方についても考えてあげましょう。被介護者によって異なりますが、たかが湯たんぽなどといっても長時間触れ続けることは危険です。バスタオルなど十分に厚みのある素材で包んだりして、眠る時には外してあげるといった対応も必要であると覚えておきましょう。もちろん火気にも十分留意してあげましょう。

路面凍結による転倒

介護の上で最も注意が必要となる外出ですが、冬は路面が前の晩の夜露で路面が凍結してしまうことがありますので、注意するようにしましょう。車などで送迎しているので大丈夫という方も多いと思いますが、滑りやすい光沢のある素材のエントランスなど、高齢者にとって危険な場所は多いものです。外の段差なども滑って転倒することがあるため、気を付けたい場所と言えるでしょう。慣れた場所だからと、一人で歩かせてしまうのではなく、必ず介助の手を差し伸べてあげるようにしましょう。

まとめ

冬は、気温差だけに注意すれば大丈夫と思っている方も多いですが、その気温差の陰にさまざまな危険が潜んでいる時期です。かくれ脱水症状や血圧の急上昇などが原因となり、命を脅かす、心筋梗塞や脳梗塞が多い時期でもあります。思わぬ油断が、被介護者のリスクに繋がってしまう可能性があるのです。冬は、夏よりも介護者の管理がより大切といわれています。あらかじめ冬の介護の危険性を認識し、それぞれに適した心構えを準備しておくようにしましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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