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介護うつにならないためにしておくべき5つのこと

最終更新日2019年06月21日13:13

在宅介護をしていれば、どんな方でも常に「介護うつ」になる危険があります。うつ病を発症する方には性格的な特徴があるといいますが、介護うつに限っていえば、おそらくどのような性格であっても危険度に違いはありません。とても明るく笑顔が絶えなかった方や、気配りができて誰にでも親切だった方も、長年の在宅介護で性格が変わってしまうことも少なくないからです。 「自分は大丈夫」「うちのパートナーがうつになるはずがない」などと甘く考えず、在宅介護をする方、またはしていくと決めた方は在宅介護を続ける限り、介護うつを予防していく必要があります。

うつになりやすい性格には特徴があるというけど……

一般的にうつ病を発症しやすい方の特徴として、「責任感が強い」「完璧主義」「真面目で融通が利かない」といった性格があげられます。このような性格の方々は、責任感の強さゆえに働きすぎてしまい、休むべき時にも無理をして睡眠不足に陥りがちです。融通が利かせられないので周囲から孤立することも少なくないかもしれません。

これに対して、上記のような性格の共通点に該当しない方であっても発症してしまうのが介護うつです。これは在宅介護を長年続けていると、うつ病の誘因たる「過労、寝不足、孤独感」にさらされるためではないでしょうか。 在宅介護に寝不足はつきものです。睡眠時間が足りていないのに被介護者からは次から次へと介護を要求されるので、当然過労になります。被介護者と二人暮らしであれば、介護者は当然のように一人で全てを担うこととなり、また同居する別の家族がいても手助けを期待できなければ非常に大きな孤独感に苛まれます。  うつ状態を改善するにはうつの原因となった環境を変えることが有効ですが、介護うつの場合は在宅介護を続ける限り、環境を変えることも容易ではありません。だからこそ事前の対策が不可欠となります。

介護うつにならないためにすべきこと5つ

一度患ってしまうと回復が非常に難しい介護うつ。介護うつになってしまわないように常日ごろから予防を心掛けておくことが大切です。

相談窓口を確保しておく

在宅介護をする多くの方が最初に直面する問題が、全てが初めての経験で情報が不足していることではないでしょうか。介護士や介護施設に就労経験を持つ方であったとしても、他人の介護と家族の介護では勝手が異なります。被介護者の尊厳を傷つけないための注意点や、対立してしまった時の対処法など、健康な頃とは異なる対応を要求される場面にも遭遇するでしょう。 そのような時に頼りになるのが、ケアマネージャーや役所・役場の福祉課職員、地域包括ケアセンターの職員などです。彼ら自身も在宅介護の経験はないかもしれません。しかし蓄積された情報を持っていることも事実です。他の家庭の場合はどうしているかといった知恵を借りることは可能ですし、介護者の負担を軽くするための有効な介護サービスの提案もしてくれます。本当に切羽詰まってから相談しても、そこに至るまでの経緯がわからないと彼らも手の貸しようがなくて困ってしまいますので、普段から人間的なつながりを築いておきましょう。特に面会の機会が多いケアマネージャーには、遠慮せずにその都度、思っていることを報告することが大切です。

一人で抱え込まない

在宅介護は同居している家族に負担が集中しがちです。中でも被介護者のパートナーや実の娘・息子など、より身近な間柄の方が担って当然という風潮があります。しかし、在宅介護は決して一人でできるものでも、一人で担って当然のものでもありません。別居の家族・親族が総出をして行ったとしても決して簡単とはいえないのが介護です。

在宅介護を中心的に担っている介護者の方は、他の家族・親族を巻き込んでください。介護を一つのプロジェクトと仮定し、ご自分はプロジェクトリーダー、他の家族・親族はチームの一員と捉えて、それぞれに仕事を与えましょう。物理的に手伝えないならば金銭的な協力を求めることも一つです。 もしも介護者が不公平感を募らせているとしたら、それは介護うつの入り口。完全にうつに入りきってしまわないうちに、一人きりで介護を担うことは避けてください。

仕事は絶対に辞めない

自宅での介護と職場での就労の二足のわらじに疲れ果ててしまい、仕事を辞めてしまう介護離職が社会問題になっています。労働人口の減少は経済を衰退させるため、政府は介護離職をさせまいと様々な法案をうちたてていますが、介護離職は仕事を辞めてしまった人自身を苦しめることこそが最も深刻な問題です。

退職直後は退職金もあります。時間にも余裕が生まれて介護に専念できると考えがちです。しかし介護はお金がかかりますし、退職金や貯金を使い果たしてしまった後も生活は続きます。経済的な苦しさは精神を病ませ、容易に介護うつに陥ってしまうのです。 また、在宅介護に専念するとはつまり、自宅以外に居場所がなくなることも意味します。自分の属する集団が一つしかないのは、その集団が息苦しくなった時に逃げ場を失うということです。これは絶対に避けるべきです。 介護と仕事の両立が難しくなった時は、仕事の比率よりも介護の比率を下げてみてはいかがでしょうか。通所サービスや短期入所サービス、訪問介護サービスなど、介護者が不在であっても被介護者を一人きりにしないサービスはいくつもあるので、それらを積極的に利用してください。

介護者自身の自由時間を確保する

被介護者と離れること、誰かに介護をゆだねることは罪ではありません。むしろ在宅介護を続けていくために適度な休息は必要です。最近では地域包括ケアシステムの充実により、訪問系サービスや通所系サービス、そして短期入所制度など、数時間から数日間、利用方法によってはさらに長期にわたって介護を委託することもできます。 冠婚葬祭や外せない仕事など、やむをえない事情がある時はもちろん、なにも用事がなくてもただ「休みたい」という理由でもこれらのサービスを利用していきましょう。 趣味のために時間を割くのもいいかもしれません。趣味を楽しめなくなるというのもうつの兆候の一つなので、そのような状態になっていないか自分をメンテナンスする意味も兼ねて、きちんとお休みしてください。

同じ境遇の方とネットワークを築いておく 

ケアマネージャーや高齢者施設のスタッフの方からの情報も大切ですが、介護者にとって本当に有用な情報は介護者自身が持っていることも多いものです。「施設は○○がよかった」とか「○○先生はおすすめ」などの生きた情報交換ができるほか、「苦しいのは自分一人ではない」という連帯感は励みになります。 家族会など地域の集いに参加してみたり、介護情報誌に目を通してみたりするのもいいかもしれません。

介護うつは「病気」

病気で損なわれた健康は薬やリハビリ、そして休養がないと治せません。そして一度患うと何度もぶり返したり後遺症が残ったりして、長い間、もしかしたら一生涯、付き合わねばいけないものもあります。 介護うつは病気です。しかし病気は生活習慣で防ぐこともできます。適度な休養と孤立しないこと、そしてしっかり眠ることを心掛けて、介護うつを予防しましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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