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高齢者虐待が発生する可能性のある介護施設の特徴とは?

最終更新日2019年06月11日11:51

介護施設での高齢者虐待事案は、年々増加傾向にあります。単に虐待事案が増えているわけではなく、社会全体が高齢者虐待への関心が高まっているというのもその理由のひとつです。ニュースなどでそういった虐待の報道を見て、自分の家族を介護施設に預けて大丈夫なのだろうか?と不安に感じる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
施設においてなぜ虐待が起こってしまうのでしょうか。安心して施設を選ぶポイントについて考えてみました。

虐待が起こる要因とは

高齢者のケアは想像以上に重労働。肉体的、精神的にもきつい業務が続きます。賃金については徐々に改善の兆しもありますが、いまだに業務内容のわりに低賃金なのは否めません。そのため、介護業界で働く人材は常に不足しています。

雇用する施設側の立場からみると、多少問題がある人物でも、業界未経験者であってもとにかく労働力を確保したい。人材の資質がおざなりになるのは当然のことなのかもしれません。高齢者のケアをする介護の仕事は、本来は高い理念とモラルが必要とされるはずです。しかし現実には、介護への理解に乏しい、未熟な人材も雇用せざるをえないのです。

職員個々人の資質に疑問符がつくことももちろんあります。しかし、マネジメントする施設側に問題がある場合も少なくありません。労働環境や福利厚生、教育面などがいきとどいておらず、職員たちの不満が蓄積しているケースも。やり場のない不満が、虐待につながることもあるのです。人材を教育するために時間やコストをかけることが難しいのが介護業界の実情でもあります。

トラブルの少ない施設を選ぶポイント

施設としてきちんと職員をマネジメントし、質の高いケアを実践している施設も存在しています。一方で、残念ながら問題視しなくてはならない施設もあるのです。

それでは、虐待のリスクが少ない施設を選ぶためには、どういった点に注意すべきなのでしょうか。次の5点を意識して、検討する施設をチェックしてみましょう。

1. じっくり見学できるかどうか。できれば昼食時に見学を

施設側の都合にこちらが合わせるのではなく、こちらの都合をある程度聞いてくれるかどうかも重要なポイント。施設の都合ばかり優先するようなところでは、何かことが起こったとき、施設ペースで話が進むことが予想できます。食事の介助の様子がよくわかる、昼食時に見学するのがおすすめ。あわただしい時間ほど、本音のケアが垣間見えるはずです。

2. 地域、外部に開かれた施設なのか

月に1度家族との懇談会を行う施設もあります。またご意見ボックスを設け、利用者や家族の意見を聞こうとする姿勢を持つ施設も。その他、地域住民との交流会を開催するなど、「地域に開かれた介護施設」を掲げ、外部への発信を怠らないスタンスが見えることもあります。地域全体で施設や入居者の見守りが行われている、そういったシステムが整った施設であれば、虐待のリスクも低く、問題を隠すことも少ないでしょう。

3. 職員に声かけしてみる

まずは挨拶してみましょう。人見知りのスタッフも中にはいるかもしれませんが、挨拶できるかどうかは人として最低限のマナー。小さなマナーが守られない施設で、大きなマナーが守られるのか疑問だからです。そして表情は明るいかどうか。いつも疲れ、暗い表情のスタッフばかりでは心配ですよね。

4現在入所している人の身だしなみや内装の確認

忙しい中でも、入所者の身だしなみが整っている施設は、いい施設だといえます。そしていつも絶えず違う花が活けてある施設は、働く人たちの精神に余裕がある証でしょう。

5採用、離職の状況

福利厚生面や勤務内容において、厳しい環境におかれている介護職。離職する人がいるのもある程度は仕方のないことです。けれども、あまりにスタッフの入れ替わりが激しい施設は問題です。勤続年数などの確認を怠らないようにしましょう。

見学時の注意点

見学の際に見える施設の顔は、ある一面でしかありません。入居してもらうために見学者向けの、取り繕った顔でしかないのです。真の施設の顔、本質を見極めるのはとても難しいですが、疑問に思うことは何でも質問してみましょう。なるべくなら1人で行かず、2、3人で見学したほうが多面的な視点で判断することができます。

質問に面倒そうに答えるか、逐一真摯に、丁寧に答えてくれるのかどうか。そして職員同士のコミュニケーションは殺伐としていないか。そういった小さなことを観察することで、施設全体の雰囲気、風通しのよさが少しは見えてくるはずです。

結局は人として信頼できるかどうか

見学の際に感じたもやもやした感覚が、入居後に大きな問題となることは十分考えられます。
施設を管理するのは人であり、結局は人と人の信頼関係が重要です。人として信頼できる、誠実な人間が働いている施設では、虐待行為に対し、心理的なブレーキが働く可能性が高くなります。そして誠実な人が働きやすい場を提供することが何よりも大切。利用する側も預けっぱなし任せっぱなしにするのではなく、お願いしているという気持ちを忘れないようにしたいものです。

解決できない疑問については、社会福祉士やケアマネジャーに相談したり、市区町村の相談窓口で問い合わせたりしてみるのもいいでしょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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