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心筋梗塞による後遺症が残った場合の介護

最終更新日2019年06月03日11:26

心臓は筋肉でできています。血液が充満していて、筋肉が収縮することによって、体全体に血液(栄養)を送っているのです。その心臓の筋肉に血液(栄養)を送っているのが冠動脈であり、冠動脈に血栓(血のかたまり)ができて詰まってしまうのが心筋梗塞です。
心筋梗塞発症後、すぐにカテーテル治療に成功した場合は、その後の生活にもほとんど支障はありません。しかし心臓細胞の壊死の範囲が広い場合等には、退院後もさまざまな後遺症が残ります。その代表的なものが、心不全と不整脈です。心不全は、心臓のポンプ機能の衰えから、全身に必要な血液を送れなくなってしまいます。重症の場合には、入浴だけでも心不全や不整脈を起こすため、介護にも細心の注意が必要です。心筋梗塞による後遺症が残った場合には、どのような介護が必要なのかを考えてみましょう。

心筋梗塞の後遺症(心不全と不整脈)

心不全の代表的な症状として、息切れがあります。これまで上り下りできた階段や歩行が、ほんの少しでできなくなってしまうのです。すぐに息切れがして、休憩しなければならなくなります。

また症状が重い場合には、食事をするだけでも疲労を感じ、食欲がなくなる場合もあります。急に呼吸が難しくなり、肺に水がたまる急性心不全を引き起こす場合も、考えなくてはなりません。
また不整脈では、心臓が停止したと同じ状態に陥ってしまう心室細動を起こし、死亡するケースもあります。

どのような介護が必要になるのか?

軽度の後遺症であれば、気温の変化や運動による、急激な血圧の上昇に気を付ける程度で良いでしょう。脱水症状等の、水分補給にも注意を払いましょう。

しかし中等症から重症の場合になると、ほんの少しの運動やリハビリをしただけでも不整脈を引き起こす可能性があります。常に主治医と相談のうえ、運動等の程度を決めるようにしましょう。

また重症の場合には、入浴しただけでも、心不全や不整脈を引き起こす場合があります。

「お湯の温度は常に40℃以下にする」「湯船につかるのは胸(心臓)までの高さにする」「長い時間の入浴は避ける」の3点に、細心の注意を払いましょう。

水分の摂り過ぎは、心不全を引き起こす原因にもなります。水分摂取量の管理、体重増減の管理は、とても重要です。

脱水予防のためには水分摂取も必要ですから、主治医と連絡を密に取りながら、毎日の水分摂取量を決めておきましょう。

心臓機能の衰えに合わせた歩行

心筋梗塞を起こしたということは、これまでと比較して、心臓のポンプ機能が大きく衰えたということです。

その程度によって症状はさまざまですが、まずは体重を減らし、歩行もゆっくりと、速度を落とさなくてはなりません。

エネルギーと塩分の摂り過ぎに注意

心筋梗塞になると、これまでの食事を改善する必要があります。まずはエネルギーの摂り過ぎに注意をしましょう。

体重の増加は、心臓に直接負担をかけることになります。主治医と相談のうえ、1日のエネルギー量を決め、一度にたくさん食べないことが大事です。

また動物性脂肪の摂り過ぎにも注意が必要です。塩分制限が不十分な場合には、血圧の上昇や、心不全を発症する恐れがあります。

適切なリハビリも必要になる

後遺症が残った(心臓のポンプ機能が衰えてしまった)場合、その程度(状態)に合った、適切なリハビリテーションが必要になります。

入院時から退院時まで行われる、急性期リハビリテーション。まずはベッド上で安静にし、通常なら1週間から2週間のあいだに、歩行や入浴を始めます。しかし長い人では、数カ月に及ぶ入院が必要になる場合もあります。

退院後は、社会への復帰を目指した、回復期リハビリテーション。退院時に、適切な運動量の設定を行います。

週に1~3回、保険診療で行うことができる、自転車をこぐリハビリを行う病院も多くあります。

そして再発防止のために行う、維持期リハビリテーション。少しずつ運動量を増やしていき、心臓機能の改善を目指します。

心筋梗塞後は介護施設の利用も検討しよう

心筋梗塞等の心臓の病気を患った場合、水分制限やエネルギー制限、またはリハビリテーション等、介護する側の管理がとても重要になってきます。
老老介護またはダブルケア、そして仕事をしながらの介護はとても難しいです。
そのような場合には、心筋梗塞等の、心臓病に対応した施設への入居を考えてみるのも良いでしょう。

まとめ

心筋梗塞の後遺症がある人の介護は、より慎重に行わなければなりません。

毎日の体重測定、水分量の制限、食事(カロリー・塩分)制限等、細心の注意を払う必要があります。

在宅介護の場合には、かなり大きな負担となってしまいます。決して無理をせず、専門の施設への入居を考えてみてください。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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