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高齢になると起こりやすい低栄養とは?原因と対策

最終更新日2019年04月25日10:12

人が健康な体を維持するために必要な栄養、その栄養が足りなくなった状態を低栄養といいます。後期高齢者(75歳以上)になると、この低栄養に陥ってしまう場合も。歯(咀嚼力)が衰え、唾液量が減少すると、食べることへの興味が薄れてきます。食べる力が落ちてしまうのです。また、胃や腸の衰えは、栄養の吸収力低下につながります。これまでと同じものを食べていたとしても、同じ量の栄養が吸収できません。体重の減少につながり、寝たきりになった場合には、床ずれ(褥瘡)の原因にもなります。骨折をしやすくなるのは、カルシウムが十分に摂れていないからです。どのような食品(栄養)を摂ればよいのか? そして、どんな運動をすればよいのか等を考えてみましょう。

体に必要な栄養素が足りない状態が低栄養

体力や抵抗力を維持するためには、糖質や脂質のエネルギーが必要です。元気に動くためには、血や肉となる良質なたんぱく質が必要です。

体の調子を整えるためには、ビタミンやミネラルや食物繊維などが必要になります。

食事の量が減ってしまうことで、この必要な栄養素が足りなくなった状態を、低栄養といいます。

低栄養の症状で、一目瞭然なのが体重の減少です。

人の体は栄養が摂れない状態が長く続くと、脂肪や筋肉をエネルギーに変えます。その結果として体に現れるのが、体重の減少なのです。

適量を食べていると思っていても低栄養?

加齢はいつの間にか近づいてきます。胃や腸などの内臓も、知らず知らずのうちに衰えてきます。

加齢による機能低下には、咀嚼力(噛む力)、嚥下力(飲み込む力)、唾液量、口腔内の衛生(歯肉炎等の増加)があります。

その結果として、食べる量が減少してしまうのです。

また、内臓機能も低下し、胃や腸も衰えます。自分では適量を食べていると思っていても、低栄養になっている場合が多くあるのです。

高齢者だけの二人暮らしや、一人暮らし。糖尿や腎臓等の病気、またはメタボ予防で食事を制限している場合には、特に注意をしましょう。

低栄養になると現れやすい症状

体重減少のほかにも、皮膚が炎症を起こし、傷が治りにくくなります。

また寝たきりの場合には床ずれ(褥瘡)になる可能性が高く、下肢や腹部が浮腫む場合が多く見られます。

尿量は少なくなり、色は濃く強い臭いがして濁ってきます。

人の体の60パーセントは水分ですが、高齢になると、その水分量が50パーセント近くにまで減少してしまうのです。

下痢や発熱、または水分摂取量が少ないと、脱水症状が現れやすくなりますので注意が必要です。

低栄養が引き起こす「フレイル」「サルコペニア」「ロコモ」

「フレイル」は、全身が衰弱してしまう状態であり、意図しない体重の減少や強い疲労感、歩行や家事など日常の活動量の減少、歩行速度や握力の低下が見られます。

「サルコペニア」は、加齢や生活習慣等が原因となり、筋肉が急激に減少してしまう状態です。筋肉量や歩行速度、握力等を測定することで診断します。

「ロコモ」は、骨や関節、筋肉の障害によって起こります。

これらは75歳以上の高齢者で問題になっていましたが、糖尿病や心不全等の病気を患っている50代~60代でも、その兆候が見られるようになっています。

「フレイル」が初期の段階であり、少し進むと「サルコペニア」。そして更に進んだ状態が「ロコモ」となり、寝たきりの状態へと悪化していきます。

高齢になっても低栄養にならない理由

低栄養になる一番大きな原因は加齢ですが、高齢になっても低栄養にならない人は多くいます。

その違いは、いったい何なのでしょう?

まずはバランスの良い栄養を、十分に摂取することです。

そのためには、咀嚼力(噛む力)、嚥下力(飲み込む力)の低下を防ぐことが重要になります。「呼吸・首・舌」等のトレーニングを行うと、良いとされています。

食事がいつも単品になってしまう。そんな方にお勧めなのが、缶詰やレトルト食品、冷凍食品等です。

手軽に栄養を補充する工夫も、また楽しいものですよ。

そして毎日の散歩等で体を動かし、筋肉に負荷をかける運動を行うこと。

体を動かすことによって、消化機能が働いて栄養の吸収率がよりアップ。更に骨や筋肉を丈夫にしてくれます。

まとめ

人にはさまざまな欲求がありますが、「食べる楽しみ」だけは、失いたくないものです。

咀嚼力(噛む力)や、嚥下力(飲み込む力)を常に鍛えて、バランスの良い栄養を摂取。

楽しい老後のために、いつまでも体を動かしながら、美味しい食事を摂り続けましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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