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残っている歯の本数と寿命の関係性がすごい!歯科医師会が発表したデータを参照

深い関係性、認知症と激しいスポーツ

最終更新日2019年03月21日12:25

日本歯科医師会が「8020運動」を開始してから30年が経とうとしています。平成元年から推進してきた「8020運動」は平成が終わろうとしているいま、どのくらいの日本国民に周知されているのでしょうか。
平成23年歯科疾患実態調査(厚生労働省発表)によると、記録を取り始めた1987年から2011年までのデータで、確実に自分の歯を残している人は増えています。

今回は、平成も終わるこの時期に8020運動がどれほど寿命と関係しているのかを紹介していきます。

8020運動の歴史

「8020運動」とは、厚生労働省と日本歯科医師会が主導で広めている目標で、80歳になったとき自分の歯を20本以上残すようにしようというものです。8020運動を開始した当初は7%程度しか達成していませんでしたが、2005年には21.1%・2007年には25%を達成することができました。2017年の厚生労働省発表では、80歳のうち約51%の人が自分の歯を20本以上残しています。約30年間歯科医師会が広めてきた運動は、すでに身近なものとなってきています。

では、なぜ8020運動という運動を始めようと思ったのでしょうか。それは、「自分の歯で噛んで口から食べ物をとることが重要」という見解を歯科医師会が持っていたからです。実際、経口で摂食していると胃で食べ物を分解して、腸で栄養を吸収します。この過程で、腸内細菌のバランスが整い全身の免疫力を上げてくれているのです。

歯科医師会発表【認知症と寿命と歯の関係】

日本歯科医師会は、「健康長寿社会に寄与する歯科医療・口腔保健のエビデンス2015」の中で「歯・口腔の健康は、個人の生涯にわたるQOL(生活の質)の保持に欠かすことができない要素」という見解を発表しました。これは、歯科医療に関する国内外の研究データの中から、信ぴょう性の高い1000件以上の研究結果をもとに発表したものです。

日本の高齢者における残存歯数(残っている自分の歯)は増加傾向で、65歳以上を対象に行った調査では残存歯数が少ない人は相対的に寿命が短くなっていました。残存歯数が20本以上の人に対して、1.3倍〜1.9倍寿命が短いというデータだけでなく、認知症のリスクは最大で1.9倍も高いことが明らかになりました。また、残存歯数が19本以下になると、20本以上の人に比べて1.2倍要介護認定を受けるリスクが高くなることもわかっています。

さらに、歯が抜けてしまう一番の原因は歯周病です。残存歯数が少ない人は、歯周病に感染していることが多く、歯周病が招く心血管疾患のリスクや糖尿病のリスクも、残存歯数が多い人に比べて高い傾向があります。

問題なのは抜けた場所を放置すること

ここで歯科医師会は未来のある言葉を残しています。「歯が抜けても問題なく、問題なのは抜けてしまった部位を放置すること」という言葉です。実際に8020運動は事故や病気・手術など様々な要因で達成できないことが多いからです。

そのようなとき、歯がないことを当たり前にするのではなく、抜けてしまった歯の代わりとなるブリッジや入れ歯・インプラントなどの治療を行うことで8020運動と同等の効果を得られると説明しています。実際、しっかり噛める入れ歯を入れると噛むことで脳へ刺激がいき、認知症のリスクを軽減させることができたデータもあります。

口腔の健康は人間の健康

日本歯科医師会が推進したいことは、口腔の健康は人間の健康そのものに直結するということではないでしょうか。実際に、介護を受けている人でも口から食事を取れれば生きる活力につながることが多いです。また、食事を一緒にしている家族も介護をする活力になります。日本人は寿命だけが長くなり、口から食事を取れ自立した生活ができる「健康寿命」をいかに伸ばすかが今後の課題になってきています。口の健康を守り、健康寿命を伸ばして人生を楽しみましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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