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高齢者のたんぱく質が不足するとどうなるのか?

最終更新日2019年04月25日10:09

年齢を重ねるにしたがって「若い時ほど肉や魚を欲しくなくなった」と、嗜好の変化を感じる人も少なくありません。体が成長することもありませんし、新陳代謝もゆるやかになっている高齢者はたんぱく質をそれほどとらなくても問題ないと考える人もいるでしょう。

しかし、じつは高齢者のたんぱく質不足はさまざまな問題を引き起こします。食欲不振、歯が悪くなることによる柔らかい食物への偏食などによって高齢者は栄養不足に陥りがちです。なかでも、健康寿命とも大きな関わりのあるたんぱく質をどう摂取していくべきか、詳しく解説しましょう。

たんぱく質不足が高齢者にもたらす弊害

筋力低下

たんぱく質は筋肉を作るのに欠かせない栄養素です。たんぱく質不足が足腰の筋肉量を衰えさせる一因となるのはいうまでもありません。自力歩行できる時間を少しでも長くしたい、寝たきりを予防したいと考えているならば、たんぱく質摂取と適度な運動を毎日の習慣にしましょう。

免疫力低下

高齢者の死因上位である肺炎は、栄養不足による免疫力低下が原因となっていることも少なくありません。たんぱく質は栄養素の中でもとくに免疫系と深いかかわりを持つため、きちんと摂取するようにしましょう。

思考力の低下

「やる気ホルモン」と呼ばれるドーパミン、心を落ち着かせるセロトニンなどの神経伝達物質はすべてアミノ酸でできています。アミノ酸の材料となるたんぱく質が不足すると、集中力や思考力が鈍くなり、認知症の引き金にもなりかねないので要注意です。

たんぱく質を多く含んでいる食品

食品がたんぱく質をどれぐらい含んでいるかを示す値としてアミノ酸スコアがあります。アミノ酸スコアとは、それぞれの食品について人間が体内で作り出すことができない9種類のアミノ酸をどれぐらい含んでいるかを示す指標です。アミノ酸スコアが100に近いほど「人間が食物から摂取すべきたんぱく質を豊富に含む食品」ということになります。

アミノ酸スコアが100の食品には、豚肉(ロース)、牛肉(ロース)、鶏肉(ムネ)、アジ、サンマ、イワシ、卵、牛乳、大豆などがあります。これらの食品をバランス良く摂取するように心がけましょう。

高齢者がたんぱく質を摂取する際の注意

100歳以上の高齢者は平均的な日本人と比較しても、たんぱく質を多めに摂取しているという調査もあります。長生きしている人ほど、何歳になっても肉や魚などをきちんと食べているといってもいいでしょう。年齢とともに食事の量も減りがちですが、肉や魚ならば少量でも必要なたんぱく質をしっかりと補給することが可能です。

しかし、高齢者がたんぱく質を摂取する際にはいくつか注意しなければいけないポイントもあります。たとえば、腎臓の病気がある場合、たんぱく質を撮りすぎると症状を悪化させる可能性もあります。また、血中脂肪値が高い、肥満傾向があるといった人は、脂肪の摂取を減らすために赤身の肉を選ぶようにしましょう。

まとめ

たんぱく質が重要なのは成長期の子どもだけではありません。
じつは、高齢者もたんぱく質補給について注意深く見守る必要があります。筋力・体力・知力・免疫力を維持していつまでも元気に過ごすためには、たんぱく質補給がカギとなるのです。ひとつの食品に偏らず栄養バランスも考えながら、積極的にたんぱく質を毎日の食卓に取り入れるようにしましょう。

一方で、高齢になるとどうしても内臓系の疾患を抱えている人も増えます。それぞれの症状に応じて、適切なたんぱく質をとるようにすることも大事です。自分に合わないやり方で無理にたんぱく質を摂取していては、かえって健康に害を及ぼすことにもなりかねません。まず、かかりつけ医、管理栄養士などと相談して一日の適量を正しく把握するようにしてみましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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