不適合な入れ歯を使い続けると舌癌のリスクが高くなる | 介護タウン24


不適合な入れ歯を使い続けると舌癌のリスクが高くなる

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70歳以上の人のうち、入れ歯を使用している割合は約60%といわれています。入れ歯は失った歯の代用品として非常に有効で国民皆保険制度における、日本人の食事や会話に大きな影響を与えてきています。そんな入れ歯も時には病気の元になることがあります。介護では柔らかい食事を食べるから入れ歯の適合は関係ないと考えている場合は注意しましょう。

入れ歯とは?

入れ歯は歯の代わりとなる人工歯という部分と歯茎の代わりになる床(しょう)という2つで構成されています。部分入れ歯の場合は、残っている自分の歯にかける金属のバネ(クラスプ)も入れ歯を構成する上で外せません。
入れ歯は保険診療でも治療できるため、治療費を抑えることが可能です。しかし、保険で製作する入れ歯は耐久性や機能性で自費診療の入れ歯に劣ります。その一方、保険診療は日本国内にあるほとんどの歯科医院でおこなっているため、国内の歯科医院であれば修理できるという特徴もあります。

入れ歯は不適合が起きやすい

基本的に入れ歯は粘膜の上に被せるように設置します。歯茎と入れ歯の間に唾液を介在させ、吸着する原理を使っています。入れ歯を使用し続けると、歯茎が痩せていきます。これは、しばしば住宅に例えることができます。
入れ歯は家の本体、歯茎は住宅の基礎工事や地盤です。地盤・基礎工事が崩れているのに、住宅を建てるとどうなるでしょうか。不安定で地震が起きると崩れてしまいます。では、地盤や基礎工事が崩れてしまった場合、上部に存在する住宅を地盤や基礎工事に合わせて作り直すとどうなるでしょうか。基礎工事にしっかり合う設計になるため、安定した住宅になります。
これは、入れ歯でも同じです。歯茎が加齢や慢性的な刺激によって痩せてしまった場合、入れ歯を調整する必要があります。高齢者の人が歯科治療へ通う理由で多いのが入れ歯の不適合で、歯茎が痩せ落ちるだけではなく、人工歯が削れてしまい噛みにくいことも高齢者の人からすれば悩みのタネになってしまいます。ブリッジやインプラントと比較してみても、入れ歯は使用年数に連れて不適合が起きやすいです。

入れ歯の不適合の症状

入れ歯で不適合が起きるとどのような症状が出るでしょうか。歯茎がやせおちてしまった場合は、入れ歯が浮いた状態や左右片方の歯茎と入れ歯の間に隙間ができる状態になります。このような状態では、入れ歯の辺縁が歯茎にあたるため、歯茎に炎症が起きることがあります。また、入れ歯と歯茎の間にできる隙間から食べ物が入るため食事をするのが大変になることもあります。
人工歯が削れてしまった場合は、噛み合わせが悪くなるため食べ物を噛み切りにくいという症状が見られます。噛みきれないため、強く噛む傾向が出てしまい、入れ歯で歯茎を押し込み痛みが発生することがあります。

入れ歯の不適合と癌

入れ歯に不適合が起きていると、癌を誘発することがあります。入れ歯と癌は直接的に関係しているわけではないですが、入れ歯の辺縁が歯茎を慢性的に刺激することで細胞を癌化させやすいのです。主に入れ歯の不適合が原因で癌が発生する部位は舌や歯茎です。中でも、舌の横は入れ歯と接触しやすいため不適合が起きている場合は早急に調整することをおすすめします。

入れ歯は定期的なメインテナンスが必要

入れ歯は保険診療で製作できるため、壊れてしまったり紛失してしまったりした場合でも日本国内にあるほとんどの歯科医院で対応できる特徴があります。人工歯は使用し続けていれば、削れてしまい、歯茎は痩せていきます。入れ歯を長い期間使用するには、定期的なメインテナンスを続ける必要があります。介護を受けている人も、入れ歯が適合しているかしっかり歯科医師に調べてもらいましょう。


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