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超高齢化社会に向けて歯科医療はどのように変化していくのか

人口が減少している日本。問題解決に向けた4つの課題についてのイラスト

最終更新日2019年03月21日12:34

日本は高齢化社会を通り越して、超高齢化社会へ入ろうとしています。高齢者を取り巻く環境は変化してきて、20年前よりも医療の質や介護の質が高くなってきているのは明白です。また、これから訪れる超高齢化社会に向けて今後の歯科医療にどのようなことが必要なのかを検討していたデータがあります。現在、介護をしている人もこれからの歯科医療は明るいということを知ってください。

超高齢化社会における問題

超高齢化になると何が問題となるのでしょうか。一つは、人材不足です。医療の現場でも、人材不足は深刻になると推測されます。特に看護師や歯科衛生士・歯科技工士・言語聴覚士のコ・メディカルと呼ばれる職業は少なくなるでしょう。

では、コ・メディカルと呼ばれる職業が少なくなると高齢者を取り巻く医療にどのような影響を及ぼすのでしょうか。まず、訪問歯科診療が回らなくなる可能性が高くなります。訪問診療とは、歯科医師と歯科衛生士が診療を希望する人の自宅や老人施設にまで赴き診療することです。訪問診療を行うには歯科衛生士が必須で、コ・メディカルが大きく関係してきます。訪問診療は、足の不自由な人や寝たきりの高齢者など、歯科医院へ通えない人の強い見方として介護の現場で頼りにされています。

他にも、歯科医師や医師・薬剤師など医療に直接関わる第一類医療従事者と呼ばれる職種にも問題が起きます。第一類医療従事者は人気職業なので、人数が減ることは考えにくいです。しかし、医療といえども利益を上げなければ生活できません。高齢者が増えれば、高齢者を対象に診療する医院が多くなることが推測できます。高齢者を対象に診療する歯科医師が増え、高齢者数が増えれば、国も高齢者に対する保険診療点数を下げる可能性が出てきます。保険診療点数が下がると、歯科医師の収入は少なくなります。そのため、できるだけ短かい時間で患者さんを回そうという診療が横行する可能性があるのです。

超高齢化社会に向けた対策

超高齢か社会に向けて、起きうる問題点を提示してきましたが、実際は超高齢化社会になってしまうと現在の日本では診療できない診療科が増えることも問題です。2014年に全国の歯学部・歯科大学病院・歯科医師会・歯科衛生士会へ聞き取り調査をした場合、現状の歯科医療で対応が不足している歯科領域は「在宅診療」と「高齢者歯科」「摂食・嚥下」領域でした。

在宅診療は現状のままでは、「診療を受けられない」人が出てくるほど設備が整っていません。高齢者歯科とは、高齢者を専門に診療する科のことで、入れ歯の調整から全身疾患との関係性を考慮した治療など幅広く対応しているのがポイントです。摂食・嚥下とは、食事をする際に誤嚥する・誤嚥しやすい人に対する治療を行います。内視鏡を使用して、誤嚥の原因などを調べ改善できるようにしています。現在、日本の歯科医療業界では、これらの診療科目を強化しなければいけないという課題があります。

超高齢化社会で課題は介護分野

超高齢化社会に入ろうとしている日本では、介護の人材不足もしばしば問題になっています。老人施設は、入居待ちになっているため在宅介護をしている家庭も多いです。さらに、在宅医療も主流となりつつあり、今後の医療のあり方について問われる時代になりました。今後、歯科医療分野では在宅医療・在宅介護分野に力を入れる医院が増えます。在宅介護をしている人にとっては、歯科医院の選択肢が増えるので良いことです。しかし、中にはしっかりした診療を行わない歯科医院も存在します。しっかりと、歯科医院を見極めて介護を受けている高齢者のためになる治療をしてあげるようにしましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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