老人ホーム・介護施設を探すなら
介護現場の事故 お急ぎ相談フォーム
入居相談窓口 受付時間 9:00~19:00
フリーコール0120-907-393

夏の在宅介護で気をつけておきたいポイント

最終更新日2019年07月09日12:52

高齢者にとって、夏は過ごしにくい季節であり介護者の立場でも注意したいことがたくさんあります。梅雨から真夏は熱中症のことも考えなければなりません。汗をかけば蒸れて肌がかぶれるリスクも高まります。夏風邪や夏バテにも気をつけたいところです。他に、夏は重大な病気のリスクが高まるといわれています。国立循環器病センターが、夏は脳卒中や脳梗塞など生命に関わる血管の病気のリスクが高くなるというデータを公表しました。このように、高齢者にとって、暑い夏は過ごしやすい季節といえません。重大な病気にかかりやすい季節のひとつだからこそ、介護者も注意したいポイントを押さえる必要があります。大切な高齢の家族を守るためにも、夏の在宅介護においての気をつけたいポイントをチェックしましょう。

夏の在宅介護で高齢者を介護するときのポイント

夏に高齢者を在宅介護する際、ちょっとしたトラブルが、体力や免疫力が低下した高齢者にとって命取りとなることもあるため注意してください。

発汗による蒸れやかぶれ

湿度や気温が高くなれば汗をかきやすくなります。寝たきりの介護者だと、自力で汗を拭くことができません。結果、蒸れて肌がかぶれることにつながります。また、おむつを利用している人は頻繁に交換してください。おむつは着用しているだけで汗をかいて蒸れます。夏場は、汚れていなくても一定時間が経過したらおむつ交換を行いましょう。

脱水症状

夏は脱水症状に注意が必要です。脱水症状になると血管が詰まり脳梗塞を引き起こすリスクが高まるという話もあります。悲劇を回避するため、夏場は1日に1.5リットル程度を目安にして水分補給をしましょう。注意したいのは、水分補給として、糖分が多く含まれるジュース類やコーヒーや紅茶などカフェインが多い飲み物を選ぶことです。利尿作用があるためどんなに水分補給をしても結果的に、尿として出てしまいます。入浴についても注意してください。長風呂だと汗が出て脱水症状につながることが考えられるからです。そのため、脱衣所などにお水などを用意することをおすすめします。

体力の消耗

夏は体力が消耗しやすい季節です。高齢者にとって湿度が高い脱衣場や浴室も重大なトラブルが起きる場所となります。脱衣場や浴室は湿度が高いため、汗が蒸発しづらくなり、体温調節に問題が生じる場合があるからです。体の熱が逃げないため、体力の消耗につながる可能性があります。また、梅雨などは雨が続いて外へ出ることも少なくなるかもしれません。しかし、何もしないと精神的に落ち込んでしまうことがあります。雨が降っているから外に出ない、何もしないのではなく、家の中でもできる範囲で軽い運動などしてリフレッシュしましょう。規則正しい生活をし、睡眠不足予防をすることも体力消耗対策として期待できます。

クーラーによる冷え

夏場、よかれと考え、家族が高齢者の部屋をクーラーで冷やす場合もありますが注意点もあるのです。高齢者は寒暖差への感覚が鈍くなる傾向にあります。真夏の場合、クーラーをつけないことで熱中症となり、命を落とされている高齢者も少なくありません。また、高齢者は汗をかきづらく血液循環が悪化しており、皮膚から体温を外へ逃す機能が低下している場合が多いです。そのため、熱中症になりやすいという話もあるのです。真夏日や熱帯夜などはやはりクーラーをつけて部屋の気温を適切に保つことが大切なのは確かと言えます。しかし、熱中症を危険視するあまりに、設定温度を低くしすぎることがよくありません。冷房病によって体がだるくなる、頭痛、腰痛などさまざまな症状を引き起こし冷えによる体力消耗のきっかけになるからです。夏の在宅介護では、家族が頻繁に声かけをし、暑すぎず冷やしすぎず部屋の中を適正温度に保つことを意識しましょう。

食欲不振による栄養不足

高齢者に限らず夏バテで食欲不振になる人は少なくありません。ただ、高齢者の場合、夏バテによる食欲不振が栄養不足に直結する可能性があるため気をつけてください。そうめんや冷奴は、夏に食べることが多い料理のひとつです。ただ、水分が多いため、胃液が薄くなり食欲不振が加速するという話もあります。クーラーをつけすぎることで外との気温の寒暖差があることも、自律神経の乱れにつながり、食欲不振になるといわれています。高齢者の栄養不足は体力の消耗や、下痢や便秘などにつながる重大なトラブルです。そうならないよう、介護者は、栄養バランスが整った料理を意識しましょう。

まとめ

高齢者にとって真夏は命取りになる季節と考えなければなりません。在宅介護を行っている介護者は、クーラーなどを活用し、熱中症対策を行いましょう。同時に、クーラーによる冷えも冷房病などにつながる可能性があります。家族は適正温度になるよう定期的にチェックしてください。また、夏は食欲が減退する季節です。ただ、さっぱりしたそうめんばかりだと、高齢者は栄養不足になる可能性があります。そうならないよう、食事に注意しましょう。真夏は高齢者だけでなく、介護者にとっても負担が大きな季節かもしれません。限界を感じたら、介護サービスなどを利用して無理なく介護を行いましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

介護施設を探す
人気の介護特集 介護保険とは? 親が認知症になったらどうする? 介護うつにならないために注意しておきたいこと 栄養満点!高齢の方が食べやすくておいしいレシピ
施設の探し方ガイド
施設への入居が決まると?お祝い金進呈中
施設掲載ご希望の方は介護こちら

pagetop