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高齢者はとくに注意! 薬の副作用が出やすい人と出にくい人は何が違う?

最終更新日2019年05月01日16:58

年齢を重ねると、3度のご飯よりも薬の方が多いなんて笑い話をする方もいるくらい、高齢者の方の生活で身近な薬。中には5種類以上の薬を毎日飲んでいるという方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。本来であれば病気を治したり、症状を緩和したりするために使われる薬は、身体にいい影響を及ぼす一方で、望まない作用(副作用)が出てしまうことも。薬の副作用は、ときとして命にも関わる深刻な事態を招いてしまいかねません。在宅介護生活で薬をいつも飲んでいるという方やそのご家族は、特に副作用に対して注意しておく必要があります。今回は、薬の副作用が出やすい人にはどんな特徴があるのか、どんなときに副作用が起きやすいのかを解説します。

薬の副作用が出やすい人・状態とは?

血液などにのって身体中をめぐり、対象となる疾患や症状を抑えるなどの働きをする薬は、体内で作用した後は汗や尿・便などにより体外に排出されます。副作用が出やすい方の場合、何らかの原因で薬剤成分がうまく排出されず、体内に高い濃度で残ってしまうケースが多いと言われています。
では、具体的にはどんな方が薬の副作用が出やすいのでしょうか。

たくさんの薬を飲んでいる方

まず挙げられるのが、そもそも毎日服用している薬の量が多いというケースです。
当然ながら薬をたくさん飲んでいれば、それだけ多くの薬剤成分を排出する必要がでてきます。体内で薬剤の濃度が高くなってしまえば、体が薬を分解・排出する働きが追いつかず、副作用が出やすくなってしまうのです。

肝臓・腎臓機能が低下している方

通常、人間の体内では肝臓が薬を分解し、腎臓が薬を尿などとともに排出させる役割を持っています。しかしながら、何らかの原因で肝臓や腎臓の機能が低下してしまうと、上手に薬が分解・排出できず副作用へとつながってしまいます。
例えば糖尿病で腎障害のある方や、肝臓の病気で肝機能が低下している方は特に注意が必要です。
また、高齢になると肝臓や腎臓機能も他の器官と同じように働きが低下しがちです。そうなれば、若い頃なら排出・分解できていた薬成分がうまく排出できず副作用という形で発現してしまうのです。

栄養状態が悪化している方

高齢になると活動量が低下するなどの理由から、食欲が低下。全身の栄養状態が悪化しがちと言われています。高齢者の方の低栄養は様々なリスクを引き起こす要因として注意喚起されていますが、薬を飲むという点においても気をつけたい状態です。
薬は体内で分解される際に、たんぱく質が代謝酵素として活躍します。代謝酵素がなければ薬を分解できなくなるため副作用が起きやすくなってしまうのです。

脱水状態にある方や体内の水分量が少ない方

加えて、食事や飲み物から水をきちんと補給していないと、薬が体の脂肪にとけ込みやすくなり、スムーズな薬剤の排出が妨げられてしまいます。加えて体内の水分量が少なければ、血液中の薬剤の濃度も高くなりますので、副作用が起きやすくなります。
高齢者の方の場合、知らず知らずのうちに脱水症状になりやすいと言われていますから、特に注意が必要。意識して水分を摂るようにしましょう。

副作用を予防するためのポイント

副作用が起きやすい状態を理解したところで、副作用を予防する対策を一緒に考えていきましょう。
「何だそんなことか」と思うポイントもあるかもしれませんが、在宅介護生活ではついつい見落としがちになってしまうことも少なくありません。ぜひ今一度チェックして、副作用予防に努めましょう。

きちんと用法用量を守る

基本的なことですが、処方された薬はきちんと用法用量を守るのが鉄則です。
高齢者の方や介護生活中の方は、どうしても薬の量が多くなりがち。中には1日に何種類もの薬を「1日1回」「1日3回」「夜寝る前」など異なるタイミングで飲まなければいけないという方も多いのではないでしょうか。

きちんと薬を飲んでいるつもりでも、実は服薬がきちんとできていないこともあるのです。

「面倒くさいから一気に飲んでしまえばいいや」など勝手に自己判断せずに、薬剤師や医師の指導を守りましょう。もしもあまりにも「薬を飲むのが大変」という場合には、薬剤師さんに相談してみましょう。服薬支援カレンダーや、1回あたりに飲む薬を1つの袋にまとめるなど、正しく飲むための対策を教えてくれるはずです。

飲み薬はコップ1杯程度の水か白湯と飲む

きちんと薬が体内に取り込まれ、作用するためには白湯や水でしっかりと体内に流し込まなければいけません。水無で飲んでしまうとカプセルや錠剤が喉や食道に引っかかったままになり、炎症を引き起こしてしまう可能性も。
飲み薬を飲む際には、コップ1杯程度の水もしくは白湯と一緒に飲むように心がけましょう。

かかりつけ薬局を持つ

複数の病気を抱えていると、複数の病院でそれぞれ異なる薬を処方されることもしばしば。しかしながら、飲む薬の種類が増えればそれだけ、副作用が起きるリスクも高まります。また、薬によっては、他の薬の作用を邪魔してしまうこともありますから、ご自身もしくはご家族が飲む薬の全体像を把握するのが大切です。
かかりつけの薬局があれば、お薬手帳などをもとに、1日に飲む薬の全体像が把握でき、副作用を予防できます。

正しい知識を持って正しい服用を

高齢者の方は、小さな子供と同じように薬による副作用が出やすい条件が揃っているケースがたくさんあります。副作用を引き起こさないためにも、正しい知識を持ち、きちんと用法用量を守って服用することが何よりも大切です。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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