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親の介護について兄弟でどのようなことを話あっておくべきか

最終更新日2019年06月28日16:38

かつての日本では、親の介護といえば同居している長男の嫁が一手に引き受けることもめずらしくありませんでした。そのかわり、長男一家がすべての財産を相続するよう法律でも定められていたのです。しかし、それも第二次世界大戦前までの話。現在の民法は兄弟で平等に財産を分配するよう定めています。

それならば「親の介護も平等に」となるかというと、難しいところです。親が倒れて、近所に住んでいた兄弟が面倒を見始め、なんとなく任せきりに……といった例も少なくありません。そのようななし崩し状態にならないためにも、親が元気なうちに兄弟姉妹間で親の介護について話し合っておくのは大事なことです。具体的にどのようなことを決めておくべきか解説しましょう。

誰がどのように責任を持つのか

昔の風習が残っていて「親の介護は長男の嫁の役目」という家もあります。しかし、嫁がそれに従わなければいけない法律はありません。長男の嫁だけではなく、兄弟姉妹とその配偶者も含めて、誰もが介護の担い手となる可能性があるのが、現代の家族です。

親の介護は一人に責任が集中するのではなく、それぞれが無理のない範囲で協力できれば理想的です。しかし、なかなかそうはいかないもの。介護の中心を担ってくれる人に対して「手は貸さないが口だけ出す」といった振る舞いをしないように、取り決めておくことも大事です。また、介護の中心となる人にすべてをまかせるのではなく、それぞれができることを負担するように決めておきましょう。

費用について

基本的に介護費用は親の資産から出して、後々のトラブルを回避したいところです。しかし、親の資産が足りないこともあります。可能ならば「手は貸せないが金は出す」を心がけて、日頃、親の面倒を見られない兄弟が費用を肩代わりするようにできれば良いのですが、経済状況によっては無理なケースもあるでしょう。やはり、費用面に関しても「誰がどれぐらい出すのか」兄弟で話し合っておくことをおすすめします。

また、いざ介護が始まると、兄弟のうちの誰かが親の資産を管理するようになるでしょう。これも「親のお金を私用に使い込んでいるのではないか」等、兄弟間にわだかまりを生みがちです。「金銭管理役は介護費用として何にいくら使ったのかきちんと帳簿をつけておく」というルールも設けておくようにしてください。

相続について

民法上は、親の介護をした兄弟だけが多く相続できるという決まりはありません。親が遺書に「介護をしてくれた子どもを優遇したい」と残せば考慮はされますが、他の兄弟姉妹が裁判を起こせばその通りにならないことも少なくないのです。

ただし「親の財産の維持や増加に貢献した」と見なされれば「特別な寄与」があったとして、より多くの相続を請求できます。しかし、身の回りの世話、看病だけでは「特別な寄与」とは見なされないのが一般的です。また、介護をしてくれている子どもに生前贈与をする親もいますが、これもおすすめできません。なぜならば「特別受益」として遺産取得分から減額されてしまうからです。

親が元気なうちには相続の話を切り出しにくいかもしれません。しかし、遺産相続をめぐって兄弟が絶縁……ということにならないためにも、介護問題とあわせて話し合いの場を設けてはいかがでしょうか。

まとめ

兄弟で親の介護をどうするかを話し合う時には、

  • 誰がどのように責任を持つのか
  • 費用をどうするのか
  • 相続はどうなるのか

という3つのポイントについて、お互いが納得できる妥協点を探すことが大事です。

実際に介護がスタートする前に、できれば親も交えて話し合っておきましょう。どれぐらい貯金があるのか、通帳や印鑑はどうなっているのか等、聞きにくいことも多々あります。しかし、親の判断力がしっかりしているうちに正しい情報を教えてもらい、兄弟全員で共有しておくことをおすすめします。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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