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口腔ケアを嫌がっている高齢者への対応!脱感作手法とは?

「デュピュイトラン拘縮」指のあたりにしこりはありませんか?

最終更新日2019年05月29日16:49

高齢者は日頃の生活で自立して口腔ケアを行うのが難しいです。自立した高齢者でも、口腔ケアが難しく、要介護認定されている場合はなおさらです。そこで重要なのが、介護者による口腔ケアになります。在宅介護をしていれば、家族やケアマネージャーなどが口腔ケアをすることになりますが、高齢者は気分の上下が激しく口腔ケアを素直に受け入れてくれない可能性があります。そこで、口腔ケアを受け入れてくれない高齢者に対して行う脱感作手法について紹介していきます。

高齢者の気分が上下しやすい理由

高齢者はなぜ気分の上下が激しいのでしょうか。それは、高齢者のうつが関係しています。うつとは、精神的なエネルギー不足により、気分の落ち込みや興味を持たない、意欲がないなどの症状がみられます。高齢者になり、持病を抱えている場合は死に対する思いや介護を受けていることへの罪悪感で気持ちがふさがってしまうこともあります。
高齢者のうつ症状とは別に認知症でも気分が上下に浮き沈みしやすいです。認知症になると、高齢者の人格が変わるという症状もみられます。これは、認知症によりバランスが乱れてしまった脳の中を保とうとすることで、偏りができてしまうからです。

高齢者の口腔ケアができない理由

高齢者の気分が下がったときには、口腔ケアを行いにくいです。これは、やる気が無くなるだけでなく意欲が無くなることが関係してきます。いざ、介護者が口腔ケアを行おうとしても口を開けない、いやな顔をするなどをする高齢者をみると介護をしている側としても良い思いはしません。
高齢者が口腔ケアを嫌がる理由には気分の落ち込みも関係しますが、口腔粘膜の感覚が過敏になっているのも原因の一つです。一般的には指など先が尖っていなければ、粘膜の感度は一定です。しかし、粘膜の感度にばらつきがある場合には食事なども困難になるため脱感作手法を行う必要があります。

脱感作手法と方法を紹介

簡単に脱感作手法とは、感覚に慣れさせることをいいます。方法としては、感覚が過敏になっている部位を特定することから始めます。また、脱感作手法を行うときは、過敏な部位から遠い場所から順を追って刺激していきます。例えば、歯茎でも、奥歯の歯茎の感覚が敏感だった場合は、手から刺激させていき、腕→肩→頬→唇→歯茎といった順に刺激していきます。
この脱感作手法で行うポイントは、敏感に感じている部位をしっかり圧迫することです。また、圧迫するときは圧迫部位から動かさずに長時間続けるようにします。この脱感作手法は、食事以外の時間に行うようにしましょう。

脱感作手法をしている間の口腔ケアは?

脱感作手法で粘膜の敏感さが均一になるまでは、口腔ケアを行うのが難しいです。脱感作手法で口腔内を触られることに慣れてもらうまでの期間は、高齢者にできる口腔ケアを行うほかありません。
その中でも、介護者が口腔内に手を入れなくてもできるケアがマウスウォッシュです。薬用効果が期待できるかと言われれば低いですが、口腔ケアをしないに比べれば効果は期待できます。通常の歯磨きと並行して、マウスウォッシュを行うようにしましょう。市販のマウスウォッシュ剤にはアルコールが含まれているため、刺激が強く出る場合があります。そのような場合は、イソジンを薄めても同様の効果を期待できます。

脱感作手法で高齢者の口腔ケアを円滑に!

口腔ケアは時間をかければ良いというものではありません。時間がかかればかかるほど誤嚥性肺炎のリスクも高くなるからです。脱感作手法を取り入れて、円滑に高齢者の口腔ケアを行うようにしましょう。短い時間で口腔ケアができれば、高齢者だけでなく介護をする方も楽になるのではないでしょうか。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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