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高齢者が飲む薬を減らす方法と注意点

最終更新日2019年05月01日17:01

高齢になると、さまざまな病気や疾患を持ち、服用する薬も増えていきます。多くの薬を飲むため、その副作用が懸念される高齢者も少なくありません。多剤服用による転倒、ふらつき、うつ症状や食欲低下など、副作用のリスクが高まるといわれています。副作用を起こさないためには、薬を減らしたり、見直したりする必要があります。ただ、安易に減らせばいいというものではありません。

独断で薬を減らすことは危険!

厚生労働省の調査(平成29年社会医療診療行為別統計)によると、75歳以上の高齢者では院外、院内処方ともに7種類以上の薬を服用しているケースがしばしばみられます。

薬を減らしたり、使用を中止することで副作用は改善されますが、安易な自己判断は危険を伴います。必要以上に薬を飲むことは問題ですが、そもそもは病気を治療し、予防する効果を期待して服用するものです。正しく使う分には、薬は生活の質を高めることにもつながります。

処方された薬を時間通りに正しく服用していない、飲み忘れがある、もしくは気分によって飲んだり飲まなかったり……。このようなあやまった服用は、副作用リスクを高めるなどのトラブルにつながりがちです。自分で判断せず、医師の指示をあおぎましょう。

薬のことはかかりつけ医に相談しよう

高齢者が多くの薬を服用することは、薬の副作用のリスクを高めることは確かです。ただ、副作用に悩まされる原因は1つだけではありません。加齢による身体の機能低下もその理由のひとつです。

例えば飲み薬を服用する際、薬は胃や小腸から吸収われ、血液により体中にいきわたります。薬は作用してほしい臓器に到達したら、肝臓で解毒され、腎臓の排せつされることでその効果は薄れていきます。

しかし年齢を重ねた肝臓や腎臓は、本来の働きをどんどん鈍らせていきます。そのため薬がなかなか分解されない、また排せつされないため、長く体内にとどまることに。結果的に、若い頃よりも薬が効きすぎる状態におちいってしまうのです。その他、飲酒や喫煙の習慣がある場合も、薬の効き目に影響を及ぼすことがわかっています。

病気の症状によって、複数の医療機関を受診し、薬の処方を別々に受けていることはよくあることです。同じ作用をもたらす薬の重複がないよう、医師や薬剤師に服用している薬をきちんと伝えることを心がけることです。

日頃から何でも総合的に相談できる、かかりつけ医を持つことをおすすめします。そのうえで、服用する薬の優先順位を考えることがポイント。本当に必要な薬なのかどうか、副作用を起こしやすい薬や飲み合わせの問題などを相談してみましょう。生活習慣についてもアドバイスを受けることもできますから、安心です。患者が日常的に相談をすることで、医師も患者それぞれの生活習慣や病気の傾向などを把握しやすくなるというメリットがあります。

薬局も1カ所に統一しよう

かかりつけ医に加え、かかりつけ薬局を持つことも大事です。かかりつけ医と同様、患者本人の生活習慣や病気の傾向などを把握してもらっておくと安心できるからです。少しでおかしい、変だと思ったときに、すぐに相談にのってもらえます。

処方された薬の記録がある、お薬手帳は調剤薬局ごとに作ってしまっているケースがあるかもしれません。それを1冊にまとめ、受診の際には必ず持参するようにしましょう。もし効果が重複している薬が処方された場合でも、薬剤師から医師に確認することもできます。薬に関してわからないこと、飲み方なども、顔見知りの薬剤師になら聞きやすいものです。

お薬手帳には、処方された薬以外にも、服用している市販薬や健康食品なども書いておくといいですね。次の診察に効きたいことなどを記しておくのもおすすめです。

多すぎる薬を見直し、減らすことは必要なこと。それは「薬を使わなくていい」ということではありません。その薬がどういう作用を持ち、なぜ飲まなくてはならないのかを知っておくことが重要です。

高齢者の場合、正確に把握することが難しいこともありますので、家族や周囲の介護者がよく理解し、管理する姿勢が求められます。上手に薬とつきあい、少しでも副作用を減らすように努めていきましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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