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服用する薬は何種類まで?多すぎると体に悪いって本当?

最終更新日2019年05月01日17:01

必要以上の薬を服用し、副作用など体に悪影響を及ぼす多剤服用(ポリファーマシー)は、最近注目されている問題です。とくに高齢者の方の場合。複数の病気を合併していることが多いため、どうしても日常的に飲む薬の種類も増えがちです。多剤服用していると、不適切な薬の処方も起こりやすく、適切な投薬・服薬への見直しが必要。
では、いったい何種類くらいの薬を飲んでいると多剤服用(ポリファーマシー)と呼ばれ、体に悪影響を及ぼしてしまうのでしょうか?

薬をいくつ飲んでいると多剤服用になるの?

多剤服用を避けるための一つの目安になるのが、ご自身が飲んでいる薬が何種類かどうかという点かもしれません。しかしながら、結論から言ってしまえば「○種類以上の薬を飲んでいるとNG」という明確な基準はありません。
もちろん、日頃の服薬管理を楽にしたり、多剤服用による副作用を予防したりするには、飲んでいる薬が少ないに越したことはないでしょう。一方で、必要な薬を自己判断で飲まなくなってしまえば、適切な治療ができなくなってしまいます。

あなたは何種類?飲んでいる薬を把握しよう

一般的に、多剤服用(ポリファーマシー)による有害事象は、6種類以上の薬を飲んでいると生じやすくなると言われています。また、5種類以上の薬を飲んでいると副作用などによる転倒リスクが高くなるというレポートもありますから、5〜6種類以上の薬を飲んでいる方は、改めて薬が適切な量・種類なのかをチェックしてみるといいでしょう。

また、日常的にたくさんの薬を飲んでいると、どうしても相性が悪い薬の飲みあわせが生じがち。それだけでなく、整腸剤や鎮痛剤のように、同じような効能の薬を重ねて飲んでしまっていることもよくあります。

ご自身、ご家族が飲んでいる薬にそれぞれどんな役割・目的・効能があるのかをしっかりと知るだけでも、多剤服用を避けることができます。

また、飲んでいる薬を把握する上では、普段から薬とは別に飲んでいるサプリメントや健康食品にも注意してみましょう。
例えばカルシウム剤とテトラサイクリン系の抗生剤は併用すると抗生剤の効能がなくなると言われています。カルシウム剤だけでなく、牛乳やカルシウム系のサプリメントと併せて飲むのも同様にあまり好ましいことではありません。

新しい薬を処方された場合には、今飲んでいる薬との飲みあわせや、一緒に飲んだり食べたりしないほうがいい薬剤は何かを医師や薬剤師に確認するようにしましょう。

他種類の薬の服用を避けるためにできること

では、個人が多剤服用を予防するにはどんなことができるのでしょうか?患者さん自身もしくは、ご家族ができる多剤服用予防のポイントをご紹介します。

お薬手帳を活用する

薬局で薬を処方されるときに一緒にもらえるお薬手帳は、多剤服用を予防するのに役立つツールです。
これまで処方された薬や量などを一つの手帳にまとめておくことで、複数の病院にかかっている場合でも、薬剤師や医師が簡単に服薬している薬を把握できます。
薬の飲みあわせが大丈夫か心配なときも、お薬手帳を見せれば適切なアドバイスを仰げるでしょう。

どんな薬を飲んでいるか、かかりつけ医に伝える

日頃からどんな薬を飲んでいるのかを、こまめにかかりつけ医に伝えておくことも大切です。
新たに処方された薬について都度確認していけば、医師も「今まで飲んでいたお薬はやめておきましょう」など状況に応じてアドバイスや処方の変更ができます。
また、新しい薬を飲み始めたり飲む量が変わり、万が一体調に異変が生じた場合にも、医師が原因を究明しやすくなりますよ。

薬局は1箇所だけにする

飲んでいる薬を正確に把握するためには、薬局を1箇所にする方法も有効です。
かかりつけ医と同じように、ご自身の薬の服用歴についてよく知っている薬局・薬剤師がいれば、多剤服用を未然に防ぎやすくなります。また、病院が開いていない時間帯でも、薬局がオープンしていれば、気軽に薬について相談できる場所となるでしょう。

服用する薬の数ではなく適切な量かどうかを考えよう!

多剤服用で体に悪影響が生じるかどうかは、単純に飲んでいる薬の種類や量だけでは判断できません。
絶対にやってはいけないのが「6種類以上飲んでいるからダメだ」などと自己判断して、薬の服用を勝手にやめてしまうこと。多くの薬が必要なものですから、必ず医師に服用を継続したほうがいいか、やめたほうがいいかを相談しましょう。
また、多剤服用にならないためにも、早め早めにチェックできるよう、かかりつけ医やかかりつけ薬局の活用、お薬手帳の利用を心がけていくといいでしょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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