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【骨粗しょう症】介護保険対象となる特定疾病について

最終更新日2019年07月09日12:58

特定疾病に罹患すると40歳から64歳までの介護保険第2号被保険者であっても、要介護認定を受けて介護サービスを受けることができます。そのためには医師の所見(主治医意見書)が必要です。そして、介護サービスを利用するための申請書を提出し、市区町村に設置されている介護認定審査会にて認定をしてもらいます。介護保険法で定められた16種類の特定疾病の中でも骨粗しょう症の罹患率は高く、反対に介護サービスを受けるための要介護認定は狭き門となるケースが多いようです。骨粗しょう症は女性に多く発症するイメージがありますが、男性の疾患も無視できないレベルとなっています。罹患原因の多くは、骨の主成分となるカルシウム不足が原因。高齢になるにつれて骨がもろくなり骨折しやすくなるということで、治りも悪く、罹患率の高さもあって注意したい疾患と言えるでしょう。

骨粗しょう症というのはどういった疾病なのか、介護保険と絡めて詳しく説明します

骨粗しょう症について

国内において、骨粗しょう症患者の数は1,000万人を超えるといわれています。そのうちの80%が女性ということで、女性特有の疾病といってもいいでしょう。もちろん、200万人を超える患者数となる男性の骨粗しょう症も無視できない存在です。1,000万人を超えるという数値はとても膨大で、これは糖尿病とも比肩できるもので、まさに国民病と呼べるレベルにあるのです。
※糖尿病及び糖尿病の疑いのある人も1,000万人を超えています。

骨粗しょう症の特徴

骨粗しょう症は、カルシウム不足によって骨がもろくなる疾患です。骨粗しょう症になると、骨折しやすくなる全身性の疾患で、50歳以上の女性なら実に4人に1人が骨粗しょう症になっているといわれています。骨は一生涯不変と思っている人も少なくありません。しかし、実際には他の体組織と同じように新陳代謝(骨代謝)を繰り返し、形成と吸収を行っているのです。脳は体組織の均一性を保つために、血液中のカルシウム濃度が低くなると、骨からカルシウムを放出させる指令を行います。これが骨吸収であり、骨吸収が一段落すると反対に骨にカルシウムを蓄えます(骨形成)。この骨吸収と骨形成のバランスが崩れ、骨吸収が多くなると骨粗しょう症が進むことになるのです。

罹患率

骨粗しょう症にかかっている人、その疑いのある人は1,000万人を超えているとされています。健康ブームや骨粗しょう症がよく知られるにようになった時代背景から、割合的に大きな伸びを見せているわけではありません。それでも、50歳以上の女性では4人に1人が骨粗しょう症になっていのです。さらに細かく年代別に分けてみると、50代女性の9人に1人、60代女性の3人に1人、70代女性の2人に1人が罹患しているとされています。男性も女性ほどではありませんが(女性の半数以下)、加齢とともに罹患率が増えています。

女性に多い理由

女性に骨粗しょう症が多い理由は、女性ホルモンが大きく関係しています。女性ホルモンのエストロゲンは、妊娠や出産に大きく関わるのですが、同時に骨を作る際に必要なビタミンDの生成や消化器官からのカルシウム吸収にも関係しています。閉経後には、この女性ホルモンの分泌が低下。結果として、骨代謝(生成と吸収)がスムーズにいかなくなり、骨がもろくなってしまうのです。

治療

治療には服薬が効果的で以下の薬があります。

  1. 骨を壊す働きを抑える
  2. 骨の形成を助ける
  3. 骨代謝のバランスを整える

以上の3つを患者の状況を考えて医師が処方します。
食事療法も効果的でカルシウム以外にも、マグネシウム、亜鉛、ビタミンC、D、K、コラーゲン、カゼインホスホペプチドなどの成分摂取が必要です。
具体的には、バランスのよい食事と牛乳などの乳製品を取るように心がけるようにしましょう。高齢者は特に食が細くなるので、必要な栄養素の摂取が難しくなります。骨粗しょう症の治療には食事療法が必須であることを心に留めておかなくてはいけません。
服薬管理や食事以外では運動が大切です。ただし、急な動きや力を入れる運動は、骨を痛めることにもつながるので、軽度な運動から始めましょう。日々同じ運動を続けることで、違和感を覚えることがあれば、その部分に何か問題があることがわかってくるのです。

介護保険法に定められた特定疾病

骨粗しょう症と診断された第2号被保険者が介護サービスを受けるためには、要介護認定を受けなければいけません

特定疾病による骨粗しょう症

骨粗しょう症は、骨自体がもろくなると考えられがちですが、実際には小さな穴が数多く発生する疾患です。
そのため、年を取ると大腿骨(太ももの骨)などを骨折して、それが寝たきりに結びつくこともあります。単に骨折しただけでも治りが悪くなることは必然です。高齢者にとって骨粗しょう症は容易ならざる疾患と考えていいでしょう。

要介護の認定を受けるには

腰椎骨の密度の検査、脊椎の検査結果などが重視されます。これは、骨粗しょう症の疑いのある高齢者が多く、骨粗しょう症患者の中でもさらに厳選して要介護認定を行わなければいけないためです。そのため、骨粗しょう症というだけでは、要介護認定を受けるのは難しく、そこでは主治医の意見書などが大きなウェイトを占めると考えていいでしょう。
第2号被保険者が、骨粗しょう症で要介護認定を受ける場合も、高齢者の場合と同様です。年齢に関係なく、骨粗しょう症が原因で骨がもろく、それが高じて寝たきりになっている状態でしたら、十分に要介護認定を受けることができます。骨粗しょう症の場合は、「結果が重視」されます。骨がもろい傾向にある、というだけでは要介護の認定を受けることはできません。

骨折の連鎖が起きる場合も

骨粗しょう症の怖いのは、1ヵ所の骨折から連鎖的に骨折が起こることです。それは、骨折によって(その部分を庇おうとするあまり)周辺の骨にも負担をかけてしまい、連鎖的に骨折を招いてしまうからです。また、単なる腰痛だと思っていたのが、圧迫骨折だったということもあり、高齢者の場合は単なる痛みも見過ごさないようにしなくてはいけません。

注意したいこと

高齢者の場合は、単なる腰の痛みや、肩の痛みなどが実は骨折だったということが少なくありません。くしゃみをするだけでも骨折をすることもあります。特に高齢者の寝たきりで多いのは、大腿骨の骨折です。完治が難しく、リハビリで機能回復に努めるか、そのまま寝たきり生活を余儀なくするかを選択することになります。
※骨粗しょう症対策として、日本骨粗鬆学会は、骨粗鬆症診療支援サービス(骨粗鬆症リエゾンサービス)の普及を目指しています。この協会から認定を受けた、骨粗鬆症マネージャーが在籍している介護施設もあるので、そういった介護施設に入所するのもひとつの方法です。

まとめ

骨粗しょう症対策は、薬の服用と食事療法が有効です。将来寝たきりにならないためにも、骨密度を上げていくことが大切です。基本的には、カルシウムを多く含む食材の摂取が望まれます。他の疾病と比べて罹患率が高いのですが、一人ひとりで対処がしやすいので現役のうちから、骨粗しょう症対策をしっかりと取ることが望まれます。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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