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介護うつの体験談

最終更新日2019年04月25日10:50

介護によって、うつを発症する。それほど大きな負担になっている介護には、精神的ストレス、時間的ストレス、肉体的ストレス、経済的ストレス等があります。中でもより負担と感じるのが、精神的ストレスです。在宅の介護では「誰が介護するのか?」が、まず問題になります。介護者が一人しかいないのでは、24時間ずっと付き添っていなければなりません。それは時間に拘束される、大きな精神的ストレスです。また認知症の場合には、コミュニケーションが上手くとれないことが多くあります。いくら意思疎通を図っても、とれない状態が長く続くと、精神的に滅入ってしまいます。中には徘徊や暴言、暴力を振るう被介護者もいます。介護うつに陥ってしまった、様々な体験談をご紹介します。

介護を無事に終えた後でうつを発症する

Kさんは、公務員の家庭に一人息子として出生。中学1年の時に父親を亡くし、長く母親と二人暮らし。大学卒業後は設計技師として働き始めました。真面目で几帳面な性格でした。

Kさんが54歳の時、突然母親に、もの忘れ症状が始まり、受診すると認知症と診断。訪問介護等のサービスを利用しながら、自身も帰宅時間を早めながら、何とか仕事と介護を両立していました。

無時60歳で定年を迎えたのですが、62歳の時に母親が永眠。葬儀を終えた3ヶ月後あたりから、不眠状態が始まりました。

介護は無事に終えたのに、両親や配偶者を失った喪失感から、うつを発症する。このような事例は他にも多くあります。

この場合に考えられる原因としては、
①一人っ子である(未婚者)ために、介護を一人で抱え込んでしまった。

②地域包括支援センターやケアマネジャー等に相談し、もっと多くの介護サービスを利用するべきだった。

③真面目で几帳面な性格から生活が介護中心になり、ストレス解消が上手くできなかった。などが考えられます。

まず専門家に相談し適切な支援を始める

Hさんのご主人の叔母さんは88歳、未婚のまま一人暮らしでした。何とか一人で暮らしている…という状態であり、あまり外出等はしていませんでした。そのため、近くに住んでいるHさんの家によく電話がかかってきました。

Hさんは1週間に一度、ご主人と一緒に食料品(1週間分)を届けるようになりました。パンや牛乳、カップ麺等すぐに食べられる物ばかりです。

何もすることがない叔母さんは、それを一日で食べ終えてしまい、また電話がかかってくる。そんなことを繰り返しているうち、1日に30回40回と電話がかかってくるようになったのです。

電話の受信音を聞くと、Hさんは涙が出るようになり、夜も眠ることができません。何かに追い立てられているような気がして、うつを発症してしまったのです。

この場合に考えられる原因としては、
①叔母さんの状態を何も把握しないまま、食料品等を持って行くようになったことです。

②まず地域包括支援センターやケアマネジャー等に相談をし、叔母さんが日常生活において、どれだけ自立度があるのかを判断する必要がありました。

③その後に介護サービス等を利用しながら、血縁者としての支援をするべきでした。

介護を始める前に情報収集と話し合いをすることが大切

妻の母親が一人暮らしをしているAさん。妻の母親の介護のために同居することになりました。

自分の親だから大丈夫だろうと介護を妻に任せていた時、妻に物忘れの症状が表れたのです。それは妻が52歳の時でした。次第に激しくなり、受診をすると、心因性のうつ病の判断。その後も改善されずに、時間や場所がわからずに道に迷うことも頻繁に発生しました。

そして、54歳の時、若年性アルツハイマー病と診断を受けました。

この場合に考えられる原因としては、
①介護を簡単に考え過ぎていた点があります。

②初めての介護では、誰もがその内容を把握できないものですが、できれば介護を始める前に一度専門家(地域包括支援センター・ケアマネジャー等)に相談をするべきでした。

③介護に関する情報を収集して、デイサービスやショートステイ等の介護サービスを、できる限り利用する。

④その上で誰がどのようにして、どんな介護をするのか。そのような点について話し合う機会を持つ必要があったのではないでしょうか。

まとめ

介護の大変さは、経験してみないことには分かりません。体験談などを読んで想像をしても、実際に介護を始めることになるまでは漠然とした大変さしか感じられないでしょう。
そして実際に介護が始まると、時間に追われてしまい、思考する余裕さえなくなります。介護の前に、まず情報を十分に収集して、皆で話し合いをすることが重要です。

介護者が体調を崩してしまったのでは、介護どころではありません。第一に自分自身のことを考える大切さを理解しておきましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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