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介護うつの原因は何?予防のための知識と対策

最終更新日2019年07月09日13:06

「不自由な体だからこそ、自宅という安らぐ環境で面倒を見てあげたい」「育ててもらった両親だからこそ、老後は自分でお世話をしてあげたい」そんな思いやりの気持ちから介護を始めた方も多いと思います。時間や肉体的、精神的負担を強いられることを重々承知の上始めた介護生活ではありますが、やはり現実は予想以上のものがあります。介護のために拘束される時間は昼間だけとは限りません。全くと言っていいほど自分の時間が持てないばかりか、夜まで十分に眠れないこともあるでしょう。そうなると、どんなに強い精神をお持ちの方でも心が不安定になり始めます。また、長期間続く介護は体力を奪うこともありますので、蓄積され続けた疲労から、介護を投げ出したいと考える方もいることでしょう。自分が介護疲れで病気になれば、なおのことです。そんな介護生活の中、発症の危険があるのが「介護うつ」です。

介護うつとは?

介護うつとは介護という環境に置かれたことにより、心身に大きな負担がかかったことで、発症してしまう「うつ病」です。「介護うつ」というのは一般的な通称で正式な病名ではありませんが、しっかりとした治療が必要となる病気です。はじめは、介護疲れと症状がかぶることもあり、本人だけでなく、周りの方も気が付きにくく、発見が難しい病気でもあります。そのため、病気だとは思わずに放置したまま介護を続けることが多く、気づいた時には病状がかなり進行してしまっていることも少なくありません。

介護うつが一般のうつと異なる点は、対処療法と言う選択肢が取りにくいことです。仕事などで発症した一般的なうつの場合、その原因となる仕事から離れて配属先をチェンジすることで症状の回復が望めます。しかし、介護の場合、24時間介護が必要なことから、代わりとなってくれる方がおらず、金銭的な理由から介護施設に預けることができないことも多いといいます。介護者がうつを発症しているにもかかわらず、介護を放置することもできないため、心身の負担軽減が望めないばかりか、介護者の病状をますます悪化させてしまうのです。

介護うつの原因!真面目に介護に取り組む方は要注意!

介護うつの原因は主に4つあるといわれています。

ストレス

介護の知識がある上で、介護を始める方は少ないと思います。右も左も分からない中、手探りで介護を続けることは精神的にも大変なことです。精一杯心を込めて介護しても、被介護者に感謝さえされず、時には罵声を浴びせられることもありますよね。これだけでも介護者の受けるストレスは大きいものとなります。また、介護を続けていくことは今までの自分をすべて捨てることと同じです。例えば仕事。上司や同僚の迷惑になることを分かってはいながら、仕方なく辞めると言う選択をした方もいることでしょう。同居している家族へ常に我慢を強いることも介護者にとっては精神的負担となります。どんなに頑張って介護しても症状の回復と言う結果が見えないことも不安を招く要因になります。こうした介護にかかわるすべてのことが、心にはマイナスとなるのです。

疲労

ベッドでの移動や排泄のお世話、入浴介助などは大変な作業です。被介護者の体全体を支えて、毎日お世話する訳ですから当然介護者であるあなたの日々の疲労も蓄積していきます。疲労はやがて体調不良を招き、肉体も悲鳴を上げ始めます。

経済的マイナス

介護のために仕事を辞める方も少なくありませんが、すると経済的しわ寄せを招きます。たまに介護の休みを取りたいと思っても、デイサービスなどを利用することができない状態に陥ってしまうのです。また、気分転換にも一定の金銭的余裕が必要となるため、この経済的負担が、介護者に負の作用をもたらすことになります。

孤立

家族や兄弟と協力し、介護に当たれればいいのですが、大抵は介護者が1人というケースが多く、すべての介護の負担が1人にのしかかってしまうことが多いといいます。そうなると、介護者は常に病人と2人きりです。介護を続けていく上では、悩みや困難を相談できる相手がいることが望ましいのですが、家族や兄弟間で共有できることは少なく、1人で抱え込むという悪循環が生じます。「自分だけで乗り越えなくてはならない」「逃げ道がない・・・」と介護者が孤立してしまうことも介護うつの原因となります。

介護うつかもしれない!そうなる前に?

介護うつにならないためには、やはり介護に対する余裕ある気持ちが大切です。真面目な方や完璧主義の方ほど介護うつになりやすいといわれていますので、まずはその辺りから介護に対する考え方を修正していくと良いでしょう。

1人で背負い込まないことが大切

大変なことであればあるほど、1人で背負う負担は大きくなります。誰もが家族の協力を得られ、分担できるとは限りませんが、1人で介護を行うことは無理だということを知っておきましょう。無理だと分かっていれば、介護を始める段階から、家族や兄弟で割り振りを決めることができますよね。週に一度はデイサービスを利用してみたりするのも、介護うつにならないための方法です。自分だけに使える日を週に一度設けておくだけでも、介護うつを回避することができますよ。

手厚い介護よりも長く続けられる介護を

手厚い介護を心掛けても、長続きはしません。介護生活は長期間にわたることも多いので、毎日、完璧にこなすことは大変です。できること、今やれることだけしてあげるという引き算の介護を目指してみると良いでしょう。「これはやらなくても、大丈夫だから今日はしない」「人に任せられるものは省く」といった介護が理想です。

相談窓口を利用する

介護について1人で悩んでいても決して解決には至りません。プロのアドバイザーなどの力を借りて最良の方法を見つけることも、介護うつにならないためには必要なことです。「高齢者福祉課」「介護保険課」「地域包括支援センター」などには日々の困りごとや介護サービスについての窓口がありますので、利用してみると良いでしょう。

まとめ

介護うつは、介護者の誰もがなる可能性のある病気です。真面目に介護に取り組む方ほどなりやすい傾向がありますので、介護うつにならないよう注意するようにしましょう。1人で背負い込まず、家族、兄弟間で分担し、介護者1人だけの負担とならない介護を心掛けましょう。時には訪問介護、デイサービスなどを利用や、相談窓口などを活用する方法も考えるようにして下さいね。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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