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どこが使える?合っている?意外と知らない老人ホームと介護施設の違い

最終更新日2019年06月28日16:44

年を重ねて心身の衰えを感じたり、一人暮らしに不便さを感じたりすると考え始めるのが「どこに住むか」という問題です。長年住み慣れた持ち家がある方も、若い頃の身体に合わせて建てた自宅より、高齢者向け入居施設の一室で介護や支援を受けて暮らすほうが生活の質が向上することもあるでしょう。
しかし、一概に高齢者向け入居施設と言ってもその中身は多種多様です。「サ高住(さこうじゅう※)」に「老健(ろうけん)」、「特養(とくよう)」、「ケアハウス」、……。どんどん出てくる専門用語の数々に、頭が痛くなってしまう方もいらっしゃるかもしれません。
中でも混乱しがちなのが「介護施設」と「老人ホーム」です。今回はこの二つに焦点を当てて、どこが最もご自分、またはご家族に最適なのかを考えていきましょう。

※「サ高住」とは「サービス付き高齢者向け住宅」の略称で、安否確認などの最低限の生活支援サービスが付帯された賃貸住宅を指します。

介護が必要か、自立しているか

介護施設と老人ホームは前者が公営、後者が民営という違いがあります。法律に則った安心の介護施設と、自由度が高く充実のサービスを受けられる民営の老人ホーム。どちらにしようか迷う前に注意すべきなのが、入居される方の状態です。
ご本人が介護を必要としているのか、それとも支援があれば自立した生活がおくれるのか。これらの条件により受け入れの可否が決まります。

介護施設は介護を受ける「施設」

正式には「介護保険施設」と呼ばれる公営の介護施設は、例外もありますが、自宅に帰って生活することを目的としています。掃除、洗濯、買い物代行といった生活支援、リハビリテーション(以下「リハビリ」で統一)に医療ケア、そして食事や入浴、排泄などの介護が受けられる「施設」です。
40歳以上の方が加入を義務付けられている介護保険の、その範囲内でサービスが利用できるため、入居時に契約金や一時金と呼ばれる費用は発生しません。また月額費用も比較的低額です。
介護保険施設には下記の3種類の施設があります。

① 介護老人保健施設(老健)

   リハビリにはげむ場所です。「入院加療は必要ないが自宅生活は難しい」という方が、自宅でも生活をしていけるように訓練する施設で、入所期間は3ヶ月~6ヶ月となります。要介護1以上の方が対象です。医師、看護師、介護士、リハビリ専門のスタッフ(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士のいずれか)も常勤しており、手厚い介護が期待できます。
入居ではなく、リハビリを受けるための期限付き「入所」施設であるため、病院に似た内装と雰囲気が特徴です。

② 介護療養型医療施設(療養病床)

   老健が病院に似た施設だとしたら、療養病床は病院そのものと思ってください。介護やリハビリのみならず、痰吸引や胃ろうなどの医療ケアが際限なく受けられるのは、介護施設の中ではこちらだけになります。要介護1以上の方が入院対象です。
寝たきりの方や重度の認知症患者も受け入れてくれますが、一時的な加療を目的とした施設であるため入院期間は有限でした。しかし2023年末をもってこの療養病床は廃止され、最期の瞬間まで入居が可能な「介護医療院」が新設されます。

③ 特別養護老人ホーム(特養、または介護老人福祉施設)

   上記二つの介護施設が在宅復帰を目的とした、一時的入所または入院施設だったのに対し、特養は人生の最期まで入居していられる終の棲家です。介護、生活支援、リハビリを受けられることはもちろん、レクリエーションを実施している点がほかの介護施設と異なり、加療よりも生活を大切にする場と言えるでしょう。
入居条件は65歳以上で要介護3以上の方となっています。介護度が高い方、介護する人がいない方が優先されますが、利用料の割安さから入居希望者が非常に多いため待機期間が長く、「入居できない施設」と呼ばれることもあるほどです。
   基本的に一度入居すると最期まで暮らすことが前提ですが、病院での入院加療が必要になった時、または認知症の悪化でほかの利用者や職員に危害を及ぼす時には退去させられる可能性もあり得ることは念頭に置いておいてください。

老人ホームは生活の質を向上させる「住居」

特養を除く介護施設が、介護と在宅復帰へのリハビリを目的した施設であるのに対し、老人ホームは老後の生きがいと安心を追及し、生活の質を向上させるという目的を掲げた、終身利用が可能な「住居」です。レクリエーションや設備に力を入れているところが多く、生活支援が受けられる共用部分の多いマンションといった雰囲気のところもありますが、医療ケアはありません。そのため、病状が悪化したり治療が必要になったりした際には退去しなければならないこともあります。
入居時の一時金が必要なホームもあり、月額費用は比較的に割高です。

① 有料老人ホーム

高齢者向け入居施設の中で入居費用が最も高いのが有料老人ホームです。その分、快適な生活を保障されていると言えます。

1)介護付き有料老人ホーム

生活支援のみならず介護、リハビリも受けられて最期まで入居が可能なホームです。「入居時自立型」「介護専用型」「混合型」に分けられます。
多くの介護施設や老人ホームが要介護者を入居条件に挙げている中で、「入居時自立型」は元気なうちから入居できる点がメリットです。
「介護専用型」は介護施設並みの手厚い介護が提供され、「混合型」は自立している方も介護が必要な方も入居が可能となっています。要介護者と自立しているパートナーという組み合わせのご夫婦が、二人そろって入居できるのが『混合型』です。

2)住宅型有料老人ホーム

  食事提供や掃除、買い物代行などの生活支援が受けられます。介護を利用する際は居宅介護支援事業所(ケアマネージャー)に相談の上、外部の事業者に委託することが必要です。自宅に住んでいる時と同じ手順を踏むところは、まさに「住宅型」といったところでしょうか。
ホームによって異なりますが、60歳または65歳以上の方が入居可能で、自立者も要支援、要介護認定を受けている方も入居できます。

3)健康型有料老人ホーム

介護が不要で、健康な60歳以上の方を対象とした施設です。食事提供はありますがその他の生活支援はほとんどなく、介護が必要になると退去か、同系列の介護付き有料老人ホームへの移動を促されます。完全に自立している方のみが入居できる施設です。

このほかには、自治体の助成を得て、入居費用がかなり低額におさえられているケアハウスや、認知症患者が少人数で支援を受けながら共同生活を送るグループホームなどがあります。
運営基盤の官民に関わらず、「○○施設」とあれば在宅復帰に向けたリハビリがメインの介護施設、「○○ホーム」「○○ハウス」は生活の場となる入居施設と覚えるとわかりやすいかもしれないですね。

介護を求めるなら介護施設、生き甲斐を求めるなら老人ホーム

高齢者向け入居施設をどこにするか決める際には次のポイントを考慮する必要があると言えるでしょう。

  • 施設側の条件   ; 入居する方の年齢、自立しているか否か、要介護度
  • 入居する方の意向 ; 入居する方が施設に何を求めるか

施設の入居条件に合致していなければ入居申請ができないのはもちろんですが、その条件だけでは豊かな生活は送れません。入居される方が介護を希望しているのであれば介護付きの施設は絶対必要条件ですし、自立した自由を求める方ならば最低限の生活支援以外は不要でしょう。
介護を求めるなら介護施設の中から、介護は必要なく、安心と生き甲斐を求めるならばレクリエーションが充実している老人ホームの中から選択するなど、入居するご本人の希望を第1優先にしてください。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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