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胃ろうをしていると口腔ケアが必要ない?高齢者特有の疾患にフォーカス

最終更新日2019年06月28日16:54

胃ろうとは食事を口腔からではなく、胃へ直接チューブを繋げて摂取する方法です。胃ろうをすると口腔を介して食事を取らなくなるため口腔ケアが不要なのでは?と思う方がいるのではないでしょうか。しかし、胃ろうをしていても誤嚥のリスクはありますし、誤嚥のリスクがあるということは誤嚥性肺炎のリスクが高くなるのです。そこで、今回は胃ろうについての解説と胃ろうをしている方への口腔ケアについて紹介していきます。

胃ろうとは?

胃ろうとは、直接胃へチューブをつないで流動食のような栄養分を送り込む医療行為のことです。胃ろうを設置するためにPEGという手術をおこないます。およそ30分程度で手術は終わり入院期間は短いため患者さんの負担はそこまで大きくないのではないでしょうか。PEGのあと4日後には、お風呂に入ることもできるため患者さんのQOL(生活の質)を保つこともできます。
しかし、胃ろうは食事を楽しむというよりかは、必要最低限の栄養素を補給することを目的にしているため、認知症で食事をする方法を忘れてしまった人や自力で食事ができない人、重度の嚥下障害を抱えている人に胃ろうを設置することが多いです。
胃ろうは胃へ直接チューブを挿入しますが、鼻からチューブを挿入して胃部へ栄養素を送る経鼻胃管という方法もあります。

胃ろうのメリットとデメリット

胃ろうにはメリットとデメリットがあります。それぞれ理解するようにしましょう。

メリット

胃ろうは経鼻胃管よりも患者さんの感じる痛みが少ないです。負担が少ないため、介護をするご家族の負担も少なくなるのではないでしょうか。また、経鼻胃管に比べて誤嚥するリスクが少なくなるので、肺炎の発症を予防するためには有効です。

デメリット

認知症の方は胃ろうを引き抜いてしまうことがあるため注意が必要です。さらに、人間の尊厳が守られていないのではと倫理的な問題を抱えている事も問題となっています。

胃ろうをしていると口腔ケアが不要は嘘

胃ろうをしている場合、口腔を介さずに栄養素を補給できるため口腔ケアが不要になるのではと思われがちですが、大間違いです。逆に胃ろうをしているからこそ口腔ケアには力を入れる必要があります。
食事を口からとっている場合は、咀嚼により唾液分泌量が上がります。唾液の分泌量と咀嚼回数は比例の関係になっているのです。唾液には虫歯や歯周病の原因となる細菌の活動性を予防する効果があります。また、口から摂取する食べ物によって口腔内の細菌を体内に取り込むことで口腔内の汚れが落ちやすいです。
しかし、胃ろうをしている人はどうでしょうか。口という器官を使用していないため唾液の分泌量は少なくなっています。また、嚥下機能も落ちてしまうため誤嚥のリスクが高くなりやすいです。唾液が少なくなり口腔内が不潔になっている状態で、誤嚥してしまうと…「誤嚥性肺炎」のリスクが飛躍的に上がってしまうことはいうまでもありません。
胃ろうをしているから口腔ケアをしなくて良いというのはまるっきりの嘘で、逆に胃ろうをしているからこそ口腔ケアをしっかりしなければいけないということをわかっていただけたでしょうか。

胃ろうに対する専門家を知っておく

胃ろうに関しては、胃ろうを管轄している主治医の意見を聞く事も重要です。しかし、胃ろうの人に対する口腔ケアは主治医でもよく理解していないことが多いです。そこで、かかりつけの歯科医師を見つけるようにしましょう。そして、胃ろうをしている方の自宅や入居している施設へ訪問診療へきてもらうようにすると通院の大変さから解消されることでしょう。胃ろうは身近な治療になりつつありますが、まだ知識の普及までは繋がっていません。絶対に自己判断で解決するのではなく疑問や質問があれば専門家を利用するようにしましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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