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介護保険の対象となる特定疾病【閉塞性動脈硬化症】とは?

最終更新日2019年06月03日11:43

特定疾病というのは、介護保険や医療保険のような公的な保険。または生命保険のような民間の保険において、他の病気とは違う扱いをされる病気です。それぞれの保険によって、対象となる病気は違います。介護保険における特定疾病には、がん、初老期における認知症、パーキンソン病関連疾患、多系統委縮症、糖尿病性神経障害、脳血管疾患、閉塞性動脈硬化症など16の特定疾病があります。医療保険における特定疾病には、血友病、人工腎臓(人工透析)を実施している慢性腎不全など3つの疾病があります。また多くの生命保険では、がん、脳卒中、急性心筋梗塞の3大疾患を特定疾病と定めています。介護保険の対象となっている、特定疾病の閉塞性動脈硬化症とは、どのような病気なのでしょう?

閉塞性動脈硬化症ってどんな病気?

足が冷える、足がしびれると思っても、冷え性だろうと勝手に決め込んでいませんか? しばらく歩くと足に痛みが走り、少し休むとまた歩けるようになる、こんなことはありませんか?こんな症状には、閉塞性動脈硬化症の疑いがあります。

血管は、内側から3層の幕になっています。悪玉コレストロールは、まず内幕に入り込み、酸化した変性コレストロールになります。それを白血球の一種(マクロファージ)が取り込み、飛沫細胞になり、脂質プラーク(血管壁に見られる固まり)を作るのです。

血管は細くなってしまい、血流不足になってしまいます。プラークの中は、おかゆのようで破れやすく、血栓(血管内の血液が固まりになる)ができやすい状態です。

このように動脈が硬化することによって、狭窄(細くなる)や閉塞(詰まる)状態になると、栄養や酸素を送り届けることができません。

これが脳で起こると脳梗塞、心臓で起こると心筋梗塞、手や足で起こるとことを閉塞性動脈硬化症といいますが、主に足で起こることが多い病気です。50歳代以上の男性に発症者が多く、喫煙が大きな危険因子とされています。

どんな症状がでるの?

症状の程度や進行の度合いによって、4つの段階に分けられます。

第1段階

足(手)の強い冷えや、しびれを感じ、皮膚が青白くなったりします。ただこれは日常でもよく見られるために気付かないことも多く、しびれ等は感じない場合も。

第2段階

しばらく歩くと足が痛くなってしまいます。それでも少し休むと痛くなくなるため、また歩くことが可能です。ただ状態が悪化してくると、歩ける距離が徐々に短くなってきます。これが代表的な症状ですが、整形外科の症状とも似ているために間違うことも。

第3段階

足の痛みが強くなって、夜も眠れない状態が続くようになります。足の色が黒くなり、傷が治りにくくなります。

第4段階

足先に血液が届かず、傷をすると潰瘍になってしまいます。重症になった場合は壊疽(えそ)を起こして、切断しなければならないこともあるのです。

どんな検査で分かるの?

簡単な検査には、ABI検査があります。両足首と両上腕の血圧を同時に測定して、その比率で判断するのです。
足の血圧が手よりも1割程度高いのが通常で、(足の血圧÷手の血圧=)1.1~1.2倍が正常値です。0.9以下の場合には、足の血行障害が疑われることになります。
動脈超音波検査は、足や腕の動脈を超音波で見て、狭窄(細くなる)や閉塞(詰まる)を調べます。
CT検査では、血管の動脈硬化の程度、また造影剤を点滴しながら行えば、狭窄や閉塞の場所や程度の検査が可能です。
カテーテル(冠動脈造影)検査は、血管の中にカテーテルを入れ、造影剤を注入することによって行う検査で、狭窄や閉塞の場所が最も詳しく分かります。異常が見つかった場合は、そのまま治療(カテーテル)を行うのが一般的です。

どんな治療をすればいいの?

症状によって違いますが、第1段階では、禁煙をして運動療法、とにかく歩くことが重要です。1日30分程度、週に3~4回は歩きましょう。

第2段階では、禁煙をして運動療法の他に、生活習慣の改善、食事の改善(コルステロールや血糖や血圧などの管理)が大切です。

第3段階や第4段階では、外科的な治療が必要になってきます。

まとめ

たばこに含まれるニコチンには、血管を収縮させる作用があります。禁煙ができなければ、閉塞性動脈硬化症の症状は悪化してしまいます。まずは喫煙が大切です。
また、足が冷えることで血管が収縮して、血液の流れが悪くなります。四季を通じて靴下をはいたり、足先のきつくない靴を選んだりするようにしましょう。
運動習慣も大切で、歩くとそれまで使われていなかった血管の血流が増えて、症状が改善されます。痛みが出る前に少し休んで、また歩くように心掛けましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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