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家族が知っておきたい高齢者虐待 こんなことも虐待になるの!?

最終更新日2019年07月09日13:05

現代の社会において大きく取り上げられているのが介護問題です。一方、これまで介護問題に隠れるような形になっている高齢者虐待も大きくクローズアップされる時代となりました。平成28年度の最新の統計ということになりますが、介護施設での、高齢者虐待の相談・通報件数は1,723件に対して、虐待と判断された件数は452件にのぼります。また、自宅介護による虐待の相談・通報件数は27,940件に対して、虐待と判断されたのは16,348件にのぼったのです。これが多いか少ないかは、平成27年度の調査よりもすべてにおいて増えていることからも、介護に対する高齢者虐待は増加傾向にあると考えて間違いないでしょう。ここでは、家族による高齢者虐待について詳しく紹介します。

高齢者虐待は介護問題の世界の話かと思っている方も多いのではないでしょうか。実は、無意識のうちに高齢者虐待をしてしまっているのかもしれないのでチェックしてみましょう。

高齢者虐待とは

介護問題で目立つ問題として高齢者虐待があります。介護に関わっていなくても高齢者とのかかわり合いで無意識のうちにさまざまな形で高齢者虐待をしている可能性も否定できません。高齢者虐待には、さまざまな状況があり、現在では以下のような虐待に分類しています。

身体的虐待

虐待の中でももっともわかりやすいものです。家族からの暴力行為によって体にアザや傷がある場合は、身体的虐待にあたります。

心理的虐待

脅かすこと、侮辱などの言葉を浴びせる、嫌がらせなどによって精神的に追い詰めることも虐待です。また、外部との接触を遮断するようなことも虐待にあたります。

性的虐待

特定が難しい場合もありますが、本人が同意していない、認めていない場合の性的な行為や強要は虐待にあたります。

経済的虐待

本人にことわりなく、本人の財産を使うことです。また、本人の金銭の使用を理由もなく制限することも虐待となります。

介護・世話の放棄・放任

必要な介護サービスを受けさせない、介護をしないなど高齢者の生活環境、さらには身体的・精神的状態を悪化させることも虐待となります。

そして、家族による高齢者虐待のレベルは以下に分けて考えます。

  • 緊急性を要するもの
  • 介入が必要
  • 見守るあるいは支援が必要

高齢者本人の多くが上記の虐待を認識していない場合があり、第三者から見て明らかな虐待だと判断できる状態では、専門職による迅速な介入の必要です。しかし、この問題は、第三者から見ても判断できない場合が多く、当の本人も虐待を認識していない場合があるので、大きな問題になっています。

こんな場合も高齢者虐待に

高齢者虐待にはさまざまな形があります。具体例を示します。

お金を使い込むことも

高齢者が高度の認知症となった場合の、自宅での介護は難しいものがあります。また、何をしてもわからないことから高齢者の財産管理を名目に、家族が使い込んでしまうケースが多々あるようです。これも前述したように経済的虐待となります。お金を使うことによって高齢者が利益を被る場合があったとしても、それを上回るお金の使い方があったとしたら、それは虐待となるのです。

ベッドに縛り付ける

夜間の徘徊を防止するためにベッドに縛り付ける行為も虐待です。ただし、酸素吸入装置を手で外してしまい、それによって生命の危険にさらされる場合など、医師の指示によって高齢者に不便を強いることもあります。ベッドに縛り付ける行為は、身体的・精神的虐待であるのは間違いありません。それによって高齢者の安全が保たれる、家族の負担の軽減につながるということもあって、虐待でありながら情状の余地もあるのですが、どこまでを真の虐待と呼ぶのかの判断を難しくさせています。

いやみや愚痴を言う

高齢者の前で、いかに迷惑を被っているのかを例え悪気はなくても言ってしまうことは、精神的・心理的な虐待であることはいうまでもありません。ただし、家族であって何でも言い合える状況もあって、本当に高齢者本人が苦痛に思っているかで判断が違ってくる場合もあります。

介護うつが虐待の原因になることも

介護をする側も、肉体的な苦痛、精神的な苦痛を感じてしまうものです。介護に終わりはないので、先の見えない介護に介護鬱になってしまう人も少なくありません。そのため、介護に対して大きな苦痛を感じるようになった場合は、できるだけ早く対策を取るようにしたほうがいいでしょう。介護うつから、虐待に走ってしまうケースも多く報告されています。そのための介護保険ですから、関係機関で介護認定を受け、介護サービスを受けるようにしましょう。介護をする側、介護を受ける側のお互いのためにも、介護の限界が来る前に早急に対策を取る環境が大事です。

まとめ

高齢者は、介護をしてもらっているという負い目を感じています。当然だと思っている人はいませんし、そのためにも介護については高齢者に対して高い尊厳を持つことが大切です。介護についてはお互いの信頼関係や何でも言い合えることから、家族が介護をすることが望ましいとされてきました。しかし、介護うつや高齢者虐待などの問題が山積しています。高齢者虐待が起こる前に、高齢者介護について真剣に考えるようにしたいものです。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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