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介護食の献立ってどんなもの?

最終更新日2019年07月09日12:50

要介護者にとって、毎日の食事は大きな楽しみのひとつです。特に体の自由が効かずに寝たきりの多い要介護者にとっては、1日三食の食事はこのうえない楽しみといえるでしょう。
介護食となると何よりも栄養重視と考えがちですが、要介護者が食事を楽しみにしてくれるような献立にすることも大切です。

しっかりとした栄養を取ってもらうことも重要ですが、高齢者にとって生きがいとなるようなものがひとつでもあれば、より有意義だからです。ここでは介護食の献立を考える際にどういった点に注意したらいいのか、気をつけたいポイントについて説明します。偏った食事にならず、バリエーション豊かな献立にしたほうが、要介護者にとっても日々生きていくうえでの張り合いにもなるでしょう。

さまざまな介護食がありますが、まず考えたいことは栄養の摂取と飽きのこない献立です。介護者にとっての喜びが要介護者の笑顔であるならば、要介護者が喜ぶ献立を考えることは至上の喜びといっていいでしょう。ここでは、献立を考える際の注意点などを説明します。また、実際に一週間の献立を考えてみます。

献立を立てる時に注意しておきたいポイント

①バランスの良い食事

バランスの良い食事、偏りのない献立を工夫しましょう。要介護者は高齢だからあっさりとした食事を考えがちです。間違ってはいないのですが、偏りのない献立を考えるさいに少々不都合ですし、あっさりとした食事を優先する中にあっても、肉類などの摂取も考えたいところです。まだまだ、噛む力や飲み込む力が健在であるうちは、あっさりとした食事を中心としながらも、肉類なども積極的に取り入れるようにしたいものです。肉じゃがなども好まれるところですし、味付けを軽くすることであっさり感を出すこともできます。

②食べやすい食事・食べにくい食事

バランスの良い食事を考えたいのですが、要介護者にとって食べにくい食事はやはりNGです。食べにくい食事の筆頭や野菜です。特に生野菜などは噛みにくく喉を通りにくいので、野菜をふんだんに…というのが食事の基本ですが、介護食の場合は野菜はミキサーでペースト状にするなど工夫を凝らしたものにしなくてはいけません。また、弾力が強いもの、たとえばパン類などは介護食に向いていませんし、麺類も避けたほうがいいでしょう。弾力が強いと喉に詰まりやすくなる危険があるからです。

③柔軟に組み替えられるようにしておこう

せっかく考えた献立だからと、献立至上主義にならないようにしましょう。要介護者の健康状態や欲しているものなども考慮して臨機応変に献立を変更するようにしてもかまいません。高齢になると調子の良いときと悪いときの差が激しくなります。食欲が落ちるときもあるので、そういったときはペースト状の流動食に献立を切り替えるのもひとつの方法です。食欲が落ちてもしっかりと栄養を取らなくてはいけません。そういったときも、臨機応変に献立を変更するようにしましょう。

習慣の献立を立ててみよう

具体的に1週間の献立を考えてみます。バリエーションをもたせるために、健康食に近い夕食時の献立としています。

●日曜日

和風あんかけハンバーグ、青菜と海老の炒め物、春雨サラダ

●月曜日

マーボー豆腐、海老揚げしゅうまい、チンゲン菜と椎茸の炒め煮

●火曜日

豚肉の生姜炒め、かぼちゃの煮物、春菊の白和え

●水曜日

タラの野菜あんかけ、里芋とさつま揚げの煮物、茄子の甘酢煮

●木曜日

八宝菜、レバーの生姜煮、おくらのおかか和え

●金曜日

揚げ豆腐の野菜あんかけ、茄子の煮物、キャベツの酢味噌和え

●土曜日

豚肉と白菜の煮物そ煮、おさつの甘露煮、茎わかめさっぱり和え
以上が1週間の献立の例です。ひとつとして同じメニューがありません。
これを1ヵ月の献立とすると、かなりのバリエーションとなりますが、多くの介護施設などで1週間の献立や1ヵ月の献立を公表しているので参考にするといいでしょう。今回例に挙げた献立も、一見すると重たそうに見えるため、高齢者に大丈夫?というような食材があるように感じてしまいがちです。
しかし、上記にあげた献立はすべて、食材をやわらかくすることができるものばかりです。要介護者の状況によって固さなども調節できますし、主食のご飯などをおかゆにすることもできます。お茶漬けでもいいのでは?と思う人も少なくないようですが、お茶漬けにするのでしたら、一手間かけて雑炊などにしてもっとやわらかくしたほうがいいでしょう。消化吸収時間も全く違ってきます。

まとめ

要介護者の栄養を考えた献立を考えたい、その中でも飽きのこないようにしないと食べてもらえない…介護食の献立を考えるにもいろいろなジレンマが出てきます。全て食べてくれると嬉しいのですが、要介護者の体調や健康状態というのは日々変わります。そのため、その日の健康状態を考えて献立を変えてみることも必要です。また、ある程度の栄養の摂取を考えながらもバリエーション豊かな献立が要介護者の生きる糧となることもわすれないようにしたいものです。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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