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歯医者さんのケアって実際に効果があるの?論文から読み解く!

高齢者の被害妄想。男性と女性で妄想の種類が異なる?

最終更新日2019年03月21日12:32

高齢者にとって健康管理は重要です。高齢者は若い世代と比較して、身体の免疫力が低下しているだけでなく、身体の機能も低下しているので、少しでも病気になってしまうと重篤化しやすくなります。
その中でも、近年は高齢者に対する口腔ケアが注目を集めています。これは、各地域の歯科医師会も主導して啓蒙していることで、口腔ケアの実施で高齢者が発症しやすい誤嚥性肺炎の発症リスクを大幅に低下させることができるという研究結果も出ているほどです。しかし、実際に誤嚥性肺炎のリスクを低下することはできると言われても、口腔内まできれいになっているのかはわかりませんよね。

そこで、今回は歯科医師や歯科衛生士がおこなうプロフェッショナルケアで口腔内がどの程度きれいになったのか特別養護老人ホームを元に調査した結果があるので、その結果をもとに口腔ケアの重要性について紹介していきます。

高齢者で重要なのはプロフェッショナルケア

高齢者の口腔ケアで重要なのはプロフェッショナルケアです。若い世代では、歯科医院で受けるプロフェッショナルケアの他に、自宅でおこなう歯磨きやデンタルフロスの併用など、セルフケアも虫歯や歯周病予防に重要といわれていました。
もちろん、高齢者でもセルフケアは重要ですが、セルフケアだけでは口腔ケアの効果が低いです。その理由として、高齢者を取り巻く環境でセルフケアをおこなっても有意性がないということが挙げられます。つまり、誰がセルフケアをしても同じような結果になる、環境が整えられているということです。
一方、プロフェッショナルケアでなければ超音波を使って口腔内をきれいにできません。また、歯についている歯石を確実に取り除くにはプロフェッショナルケアが有効になります。
若い世代でも、セルフケアである程度は口腔内をきれいにできますが、バイオフィルムという排水溝のぬめりのようなものまでは取り除けません。バイオフィルムは細菌を歯に付着させる原因となり、口腔内を不潔にする根源です。バイオフィルムを除去するという観点で、プロフェッショナルケアを継続して受けることは大切になります。

腔ケアの方法

実際に、口腔ケアをおこなうにしても歯科医院と在宅・老人施設でおこなう口腔ケアに違いがあるのでしょうか。現在は、在宅医療で使用する機器が開発されているため、歯科医院でもご自宅や施設でも同じように口腔ケアを実施しているところが多いです。

主にプロフェッショナルケアとしておこなわれるのが、超音波を使用したスケーリングです。スケーリングでバイオフィルムを取り除くだけでなく、歯と歯茎の間にある歯周ポケット内の汚れを取り除きます。

プロフェッショナルケアは効果がある

日本老年医学会雑誌に掲載された「プロフェッショナ・オーラル・ヘルス・ケアを受けた高齢者の咽頭細菌数の変動」では、特別老人ホームの入居者を対象に2年間にわたりプロフェッショナルケアをした群とセルフケアをした群で追跡調査をしました。その結果、歯科医師や歯科衛生士が介入するプロフェッショナルケアをすると、歯茎の状態が驚くほど改善されました。一方、自身でコントロールするセルフケアをしていた群には限界があり、5ヶ月経っても歯茎の腫れや発赤は改善しなかったです。
この調査結果から分かるようにプロフェッショナルケアには、歯茎の炎症を改善させる効果があります。これは、超音波機器を使いバイオフィルムを除去できたと考えられます。

高齢者だからこそ歯科医師をうまく使う

在宅で介護をしていると介助者が口腔ケアをする機会が多いですが、数週間に1度は歯科医院の在宅医療を受けると良いです。高齢者だからこそ、歯科医院を上手に使い熟して口腔ケアを努めるようにしましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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