老人ホーム・介護施設を探すなら
介護うつにならないために注意しておきたいこと お急ぎ相談フォーム
入居相談窓口 受付時間 9:00~19:00
フリーコール0120-907-393

介護施設の口腔ケアに歯科関係者はあまり関与していない実態について

パーキンソン病、運動療法は楽しく続けられる工夫を!

最終更新日2019年05月29日16:50

介護施設と一言で言っても種類は多いです。今回は、その中でも脳血管疾患が原因で要介護認定を受けた老人が多い施設で行ったある調査を元にしたデータを紹介していきます。脳血管疾患で身内が倒れた場合、病院や施設へ入所させるのがベストだと思っている人が多いのではないでしょうか。しかし、このデータを見ると必ずしもそうだとは限りません。

脳血管疾患は要介護を招く

脳血管疾患になると、命の危険が高くなります。幸い命に別状がなかった場合でも、問題になるのは日常生活がままならないほどの後遺症です。脳血管疾患とは、脳梗塞・脳出血・くも膜下出血などの総称です。その中でも発症頻度が高いのは脳梗塞です。脳梗塞は脳の血管が細くなることで、血流が途絶えてしまい脳の組織が破壊されてしまう病気をいいます。脳出血は、脳の血管が破れることで脳へ血液が溢れ出てしまうことです。血腫が形成される関係で、脳の細胞が破壊されてしまいます。
これら脳血管疾患では、脳の組織や細胞に影響が出ることから後遺症が出やすいです。脳血管疾患の主な後遺症は、身体の麻痺が主です。身体の神経が障害されることで身体に麻痺がおきますが、麻痺は舌にもおきます。舌が麻痺をすると、会話がしにくくなるため言語障害が引き起こされます。言語障害が強く出ると、何を言っているか理解できなくなり意思疎通が難しくなることがほとんどです。
このように、脳血管疾患は要介護認定を受けるきっかけになることが非常に多く、介護の現場でも問題になります。

脳血管疾患と口腔ケア

脳血管疾患を発症した人への口腔ケアは重要だという考えが主流になっています。特に、口腔機能を向上させて義歯の使用を含め早期に口から食事を取ることが重要です。食事を口からとると3つ社会復帰につながるメリットがあります。

脳への刺激

義歯を使用してでも、自分の歯でも咀嚼運動をすると脳へ運動刺激が伝わります。すると、傷ついていた脳細胞や脳組織が活性化され、リハビリテーションの効果が高くなります。

コミュニケーション

口から食事を取れるようになれば、外出する機会が増えます。知人や友人と外食をすることで、コミュニケーションを取れ社会的に生活の質が上がるといえるでしょう。

免疫力を上げる

口から食事をとる最大のメリットは免疫力を維持することです。免疫力を維持するために重要なのは、腸内細菌で口から食事をとることで腸に栄養が吸収されるため腸内細菌を維持してくれます。

ある施設の話

今回紹介する調査結果は口腔衛生会誌(2006年発行)に記載されていました。脳血管疾患が原因で要介護になってしまった高齢者の入居している施設で歯科医師や歯科衛生士が中心となって口腔ケアを実施しているかという調査です。結果から言えば1:3の比率で口腔ケアを実施していないが多かったです。
では、なぜ高齢者の入居している施設なのに口腔ケアを実施しなかったのでしょうか。それは、施設の職員が口腔ケアを代わりに行っているからです。
一方、施設で歯科医師や歯科衛生士を雇っている場合は、専門的な口腔ケアを実施していました。しかし、そのような施設は全体の5%しかありません。
施設職員が口腔ケアを実施している場合でも、施設職員に口腔ケアの方法を教育していないケースが多々あります。

口腔ケアなら家族でもできる

施設に入居すると家族の介護の身体的負担を軽減させてくれます。しかし、脳血管疾患で倒れてしまった人には施設へ入居させるのが必ずしも良いとは限りません。皆さんの家族がどのような形で脳血管疾患から社会復帰できるようにするか、一度しっかり考えて見てください。口腔ケアだけだったら自宅の方が丁寧にできるのではないでしょうか。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

介護施設を探す
人気の介護特集 介護保険とは? 親が認知症になったらどうする? 介護うつにならないために注意しておきたいこと 栄養満点!高齢の方が食べやすくておいしいレシピ
施設の探し方ガイド
施設への入居が決まると?お祝い金進呈中
施設掲載ご希望の方は介護こちら

pagetop