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睡眠不足が認知症の原因に!?認知症と睡眠の関係とは?

最終更新日2019年04月25日10:21

日々の疲れを取るため、欠かせない睡眠。質の高い睡眠をとることによって心身の疲れが軽減され、脳を休めることもできます。しか、加齢とともに、質の高い睡眠をとることが難しくなるのも事実。なかなか眠ることができない、途中で目が覚めてしまう、朝の目覚めが早いといった睡眠に関する悩みを持ち高齢者は少なくないのです。

質の高い睡眠は、記憶の定着や認知能力にも関係しており、免疫力を高める面においても、大きな役割を果たすことが知られています。つまり睡眠不足が続くことは、記憶や認知能力に少なからず影響を及ぼすということです。

アルツハイマー病の原因物質は寝ている間に処理されている?

認知症とは、病気の名前ではありません。認知力や判断力、記憶力が著しく低下し、日常生活に支障をきたす状態のことです。認知症の状態を引き起こす病気がいくつかあり、その病気の名前によって分けられます。日本で最も多いのがアルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)です。

アルツハイマー病は、「β(ベータ)アミロイド」というたんぱく質が脳にたまることによって、脳神経細胞が壊されることが原因だということがわかっています。そしてβアミロイドは、睡眠中に除去されることも明らかになってきました。脳のダメージを与えないためには、睡眠が重要な役割を果たしているといえそうです。

夜更かしすると認知症のリスクが高まる可能性も

もうひとつ、興味深い調査結果があります。国立長寿医療研究センターの研究チームによると、75歳以上の高齢者の場合、午後9~11時に寝る人に比べて、午後11時以降に寝る人の認知症の発症リスクが1.83倍高かったというものです。

認知症の人は、同年代の同じような条件の人よりも睡眠が浅くなる傾向がみられます。夜に眠れないため、昼寝をすることになり昼夜逆転の状態になりがちです。またアルツハイマー病と同様に認知症の原因とされるがレビー小体型認知症では、夜間に幻視といわれる症状が起こりやすくなります。

幻視とは、現実には存在しないものが見えたり、存在するように感じたりする症状のこと。本人自身も戸惑うことが多く、不安から眠れなくなる人が多いようです。同様に落ち着きがなくなり興奮するせん妄も、夜間に症状が診られることが多々あります。

こういった認知症の症状が原因で、眠りの質が悪くなるのか、そもそも眠りの質がよくないから認知症になるのかはまだはっきりとわかってはいません。しかし、睡眠と認知症が
切っても切れない関係にあり、互いに影響を及ぼしてていることは間違いないといえるでしょう。

できる限り質のよい睡眠を維持するためには

認知症からくる睡眠障害に関しては、決定的な解消法がないのが現実です。薬を服用しても一時的な効果にとどまり、薬の副作用でさらなる睡眠障害につながるケースも。次のようなポイントに注意しながら、長い目で生活のリズムを作りを行うことが有効のようです。

  • 午前中に太陽の光を浴びること
  • 食事の時間、入床、起床時間など規則を決め、なるべく遵守
  • 昼寝を避けること(布団やベットにいることもできる限りしない)
  • 身体的な不快感(痛みも)は取り除く
  • 夕方以降、必要以上に水分をとらない、アルコール・カフェイン・ニコチンの摂取も同様
  • 決められた時間に身体を動かす
  • 寝室の環境を整え、眠りやすくする
  • 投薬の見直し(かかりつけの医師にも相談)

夜眠ることができない睡眠障害を抱えた本人は、とても大きなストレスや言いようのない不安を抱えることになります。加えて、介護する人も眠ることができず、負担が増えることになるのです。

すべてのことをこなすのは難しいかもしれませんが、何が睡眠の支障になっているのかを見つけることからはじめてみましょう。原因を考慮し、個々の事情にそくした対策を考える必要があります。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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