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高齢者の一人暮らしが引き起こすトラブルや問題

最終更新日2019年06月28日16:48

歳を重ねると多かれ少なかれどんな方でも体力や精神力、そして認知機能は低下します。その際に身近な親族から支援を受けられる方とそうでない方とでは、その後の生活の質は大きく異なると言えるでしょう。後者とはつまり独居老人、一人暮らしの高齢者を指します。
高齢者の一人暮らしが非常に困難で、危険な生活であることは想像にかたくありません。時にそれは本人だけでなく、周囲の人々も巻き込んでしまうトラブルを引き起こす危険さえあります。
まだ先の話として具体的対策をとっていない30、40代の方も少なくありませんが、その問題、本当に先延ばしにしてもいいものでしょうか?

高齢者の一人暮らしが抱える危険

高齢者の一人暮らしがなぜ危険かというと、前述の通り、身体的・精神的な衰えと認知機能の低下が主な原因です。

① 体力の衰えがごみ屋敷をつくる!?

体力が衰えてくると、以前は簡単にこなしていた些細なことがとても難しく、大変な作業に変わってしまいます。
具体例としてしばしば用いられるのが、ごみの分別と運搬です。
体力の低下とは筋力だけでなく、視力や指先の器用さも含まれます。若い頃は一目でわかった資源物の識別マークも、視力が衰えてくるといちいち確認するのさえ骨の折れる作業です。
「きちんと分別してから捨てようとしていたら溜め込んでしまった」「収集時刻に間に合わないことが何度か続いてしまった」といった話は少なくありません。
積み上がったごみは引火しやすく、ちょっとした火の不始末が大きな火事につながることもあります。考えたくないことですが、放火犯に目をつけられてしまうかもしれません。
ごみ屋敷問題は認知症や精神疾患が原因とされていますが、認知症を患っていなくても捨てられなくなるケースもあるのです。

② 認知症が引き起こすトラブル

認知症でなくてもごみ屋敷を作ってしまう過程は前述の通りですが、認知症の方がごみ屋敷を作ってしまうと、別の問題も引き起こしてしまいます。

近隣住民とのトラブル

認知機能がしっかりしている方は自宅がごみ屋敷であることを周囲に隠そうとします。外観や臭いにも気をつけるため、外からはその家がごみ屋敷とは気づきません。
しかしそうした気遣いができなくなるのが認知症です。そのためごみは家の外まであふれ出し、異臭も充満し始め、近隣住民から苦情があがります。
ごみ屋敷問題以外でも、認知症の症状の一つである被害妄想が、近隣住民の方に迷惑をかけてしまうこともあるでしょう。謂れのない言いがかりをつけてしまって関係が悪化することは多々あります。

マルチ商法や詐欺の被害者になる

認知症になると、人の話は聞かずに自分の話ばかり聞いて欲しがる症状(多弁といいます)が出る方もいます。こうした方は話し相手になってくれる人間を信用しがちです。そして詐欺師はそのことを熟知しています。
マルチ商法でとんでもない高額商品を買ってしまった、お金を騙し取られた、といった犯罪に巻き込まれる認知症の方は、残念ながら少なくありません。

③ 孤独死

年齢を問わず、一人暮らしの方が避けて通れない問題が孤独死です。いつ、どのように自分が死ぬかはなかなか予測がたてられませんが、日常生活を送っている間に死は訪れるものではないでしょうか。
どこでどのように生活していても、死の瞬間に誰かが必ずそばにいるとは限りませんが、家族と同居している方は看取ってもらえる確率が高いこと、そして死後に発見されるのが早いことは確かです。

一人暮らしの親はできるだけ近くに

このように、高齢になった親を一人暮らしさせるメリットはほぼ皆無です。
とは言え、始めようと思ってすぐに始められるほど同居は簡単ではありません。結婚されている方であればパートナーや家族の了承が必要ですし、単身者もまた引っ越しや転職を余儀なくされることもあるでしょう。子どもが住んでいる土地に親を呼ぶか、親の住む実家に子どもが戻るかも難しい選択です。
それでも、万が一のことを考えた時、遠く離れた土地で老親を一人暮らしさせることは避けたいものです。
同居が難しくても、近居ならば実現可能な方も中にはいらっしゃるかもしれません。近年注目を集めているこのスタイルは、世帯も建物も完全に分けつつ、互いに徒歩圏内に居を構えるという方法です。同居の煩わしさが減り、遠方よりも駆けつけやすい点がメリットです。

地域包括ケアシステムを利用しよう

同居も近居も難しいという方は、地域包括ケアシステムを活用しましょう。地域包括ケアシステムとは、

可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしを人生の最期まで続けること」を目的とした「地域の包括的な支援・サービス提供体制
厚生労働省 地域包括ケアシステム

のことです。高齢者が暮らす生活圏内に病院や介護施設、介護予防施設などを設置し、それらの関係機関が連携することで、一体化した福祉を受けることができる環境が整えられつつあります。
一人暮らしをする親が家の中にこもりっきりになったりせず、介護士や医師、生活支援に携わる方など様々な地域住民と関わる機会が増えるのは喜ばしいことではないでしょうか。
地域包括支援センターが窓口となりっていますので、親御さんの自宅がある自治体に問い合わせてみてください。

いずれの場合も早々に情報収集を

高齢になった親とどのように関わっていくかは、親を持つ方なら誰もが直面する問題です。老親の一人暮らしは後に様々な問題を引き起こす危険をはらんでいることは無視できず、そしてその危険は、もしかしたら明日にも起こり得るかもしれません。
同居や近居に踏み切る場合も、遠方から支援すると決めた方も、問題を未然に防いで親御さんの豊かな老後をお手伝いできるよう、今すぐにでもご自分の選択した道の情報を集めることをおすすめします。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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