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認知症は治る?治療方法として期待されているものとは?

最終更新日2019年07月09日12:56

認知症には、治療で根治が期待できるものと症状を遅らせるものがあると考えられています。慢性硬膜下血腫が原因による認知症は、早期発見の場合、手術で血腫を取り除けば、症状がなくなることも。しかし、血腫により脳の損傷が進めば、手術しても根治は難しいといわれています。他の症状として、脳腫瘍、甲状腺機能低下症、正常圧水頭症なども同様です。一方、治療しても回復がむずかしいと言われているのは、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知証、前頭側頭型認知証など。2019年時点、完全に元へ戻るような治療法はないといわれています。抗認知症薬やリハビリなどで症状を遅らせる治療が行われているのですが、根治は難しいでしょう。

認知症治療について

2019年時点の認知症治療では、主に薬物療法やリハビリテーションが行われています。根治が難しい認知症は、薬物療法やリハビリテーションで症状の進行を遅らせる対処しかないようです。ただ、重度の認知症となる前に症状の進行を遅らせるだけでも、介護者にとってメリットはたくさんあります。金銭面も含めた介護体制を整えることや、気持ちの準備もできるでしょう。また、認知症の中で6割以上といわれているのがアルツハイマー型認知症です。アルツハイマー型認知症の薬物治療で使用されているのが抗認知症薬。1999年頃は塩酸ドネペジル1剤だけでしたが、2011年には、ガランタミン、リバスチグミン、メマンチンの3剤が販売されました。塩酸ドネペジルについては、レビー小体型認知症への効果が認められたことで、2014年に健康保険適用が拡大されています。

アセチルコリンエステラーゼ阻害薬

日本における認知症治療薬は、塩酸ドネペジル、ガランタミン、リバスチグミンの3種で、これらはアセチルコリンエステラーゼ阻害薬です。アセチルコリンとは記憶の保持や集中、覚醒作用がある神経伝達物質のこと。『アセチルコリンエステラーゼ阻害薬』は、アセチルコリンの相対的濃度を高め分解を抑制することで、アルツハイマー型認知症などの進行対策として期待できます。認知症症状が軽度から中度でよく使われますが、吐き気や下痢やふらつき、興奮や暴言、暴力のような副作用もあるようなので注意が必要です。もう1種類、日本で使用されているメマンチンという薬があります。『NMDA受容体拮抗剤』と呼ばれるもので、グルタミン酸の作用を弱め、興奮による脳神経の損傷を抑え、症状の進行の抑制が期待できます。副作用はめまいや眠気などがあるようです。重度の症状にも使われることが多く、アセチルコリンエステラーゼ阻害薬と仕組みが異なるため、併用される場合もあります。

根本的な回復につながることもあるリハビリテーション

薬物を使わずに認知症の進行を遅らせる治療もあります。
代表的な治療のひとつがリハビリテーションです。脳トレーニングといった計算ドリル、ゲームやパズルなどがあります。書籍の音読や、麻雀などもリハビリテーションのひとつです。また、料理や洗濯などの生活習慣を通じたリハビリテーションもあります。植物を育てる園芸療法、音楽が刺激となる音楽療法、昔の記憶を思い出して誰かに伝える回想法のような療法も。共通しているのは、脳への刺激、自信や自尊心の回復を目指すことでしょう

昨今の研究ではマインドダイエットなども注目されている

認知症リスクを高める要因は世の中に多いです。たとえば、糖質ダイエットなどは認知症リスクを高めるという話があります。ブドウ糖は脳のエネルギーです。ダイエットのため過剰に抜くと脳への悪影響が考えられ、認知症リスクが高まることいわれているのです。ただ、同じダイエットでも『マインドダイエット』は、アルツハイマー型認知症発症リスクを5割以上減らせるともいわれています。マインドダイエットとは、健康的な食事とされる、地中海式とDASHダイエットのいいとこ取りをしたような食事スタイルです。健康によいとされる10種類の食品を摂取し、5種類の健康に悪い食品をできるだけ避けます。食事に関連する認知症予防では、魚も注目されています。魚などに含まれるDHAやEPAといったオメガ脂肪酸は、動脈硬化予防、血流、心臓病や脳卒中のリスクを低下させると言われているからです。また、学習能力や情報伝達能力など、脳機能改善や活性化のような効果があるとも考えられています。このように、日常的な面から認知症予防を行うのもよいでしょう。

まとめ

認知症は発症する前から対策が重要です。アルツハイマー型認知症の場合、2019年時点では完全に進行をストップさせ元の状態に戻せる治療法などは残念ながら確立されていないようです。ただ、認知症の発症リスクを減らす、発症しても進行を遅らせることが期待できる治療法は複数あります。具体的には、薬物療法とリハビリテーションです。リハビリテーションは、認知症を発症していなくても予防として期待できます。日頃から認知症予防のために何ができるか考え、自分に合った方法が見つかったら積極的に実践しましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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