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認知症による高齢者の過食や拒食!原因や対処法を知って適切な対応を

最終更新日2019年07月09日12:56

高齢者が認知症になると、過食や拒食症状が現れることがあります。認知症が中度レベルになった頃によく見られ、認知症により脳機能が落ちているため、食べたことを忘れたり、満腹感が薄れがちになったりすることが理由として考えられるのです。認知症患者の過食や拒食に、どう対応すれば良いか悩んでいる介護者も多いでしょう。上手く対応できないのは、その症状が認知症によって引き起こされていることをきちんと理解していないからかもしれません。イライラして怒鳴ってしまえば、被介護者が心を閉ざし、ますます介護が困難となることも。認知症患者の過食や、拒食への対応はどうしたらいいのかを解説いたします。

認知症による過食や拒食の原因や理由とは?

高齢の認知症患者を理解する上で重要な考え方が2つあります。『本人に記憶がなければ事実ではない』『本人が思ったことは本人にとって絶対的な事実』というものです。介護者からすれば、認知症患者が食事をしている所をきちんと見ています。その上で、認知症患者が「まだごはんを食べていない」「家族がごはんを食べさせてくれない」と口にすればイライラしても不思議ではありません。だからといって、言われるがまま過剰に食べさせるのも「健康を崩すのではないか?」と不安になるものです。結果、認知症患者との口論に発展し、暴力や虐待に発展することも。認知症患者の症状として、異常な過食が現れる場合があることを知っておきましょう。認知症のために食べたことを忘れている、空腹感がある、本人にとってそれが事実ということをまずは理解することが大切です。

拒食は妄想以外に体調や環境に原因がある場合も

過食と逆に拒食症状を見せる認知症患者もいます。認知症患者が食事をこばむ理由として『毒が入っているかもしれない』という妄想や『高齢者だと消費エネルギーが少なくて食欲が湧かない』ことなどさまざま考えられるでしょう。『食べ物と認識していない』『食べ方が分からない』『食事の環境が整っていない』なども理由として考えられます。味覚や臭覚、唾液の分泌が不足している、義歯や歯の異常、口内乾燥、嚥下障害など『食べ物を摂取する時のトラブル』なども拒食につながるのです。また、嚥下障害が起きている時に食べ物や飲み物が気管に入り、誤嚥性肺炎という生死に関わる疾患が生じることもあるため、くれぐれも注意してください。このような症状が起きて拒食となっていることが想定できるなら、無理やり食べさせるのではなく、医師や介護士などに相談しアドバイスを受けましょう。

過食や拒食の対策について

認知症患者の過食や拒食への対策を考えるなら、相手の気持ちを考えることが大切です。原因を知り、それに対応した対策でトラブル回避が期待できます。

認知症の過食対策

認知症で過食が生じ不満を訴えてくるなら、軽食をだしてみましょう。食事をすでにしていたとしても、本人にとって『食べていない』ことは事実です。そのため「食べたでしょ?」と言って本人の主張を拒むと、「食事をもらえない」と考えても不思議ではありません。このような認知症患者の場合、食べ物を食べなければ納得しないのです。冷蔵庫を勝手に開け、調理していない生肉まで食べる場合もあります。そういったトラブルが起こらないように、空腹を訴えたら、おにぎり、お菓子類、プリンやヨーグルトなどの軽食を食べてもらうのもよいでしょう。また、認知症が進むと食欲も徐々に無くなります。我慢させるより食べてもらうほうが得策でしょう。ただし、カロリーや塩分が含まれすぎていない食べ物にしてください。間食が多くなればメインの食事を食べなくなる、不規則な食生活になる可能性があります。

食べるまで放っておいたり、声かけをしたりするのも拒食対策に

拒食でも空腹になれば認知症患者でも食べることも多いです。食べ物を出し、そのままにしておくことでいつのまにか食べ始めることも少なくありません。食べ物かどうか分からない患者に対しては「ごはんですよ」「お味噌汁です」「おいしいですよ」と声かけをしてください。食べ物と認識していないことで拒食が生じている場合、声かけで食べ始める場合もあります。また、認知症患者は集中力が弱く、食事環境が整っていないときちんと食べられないことも少なくありません。席に座った時、痛そうにしていないか、食事前にトイレへ行ったか、眠くないか、周囲は騒がしくないかなど意識してみてください。

まとめ

過食や拒食は認知症患者自身も自分で対応できない状態と知っておきましょう。過食は『食べ物を食べていないのは本人の中では事実』と考えてください。自分は食べていないのに、介護者が「食べたでしょ」と怒れば反発するのも当然です。説明したとしてもなかなか納得してくれず、大きなトラブルに発展することも珍しくありません。認知症患者の過食や拒食の原因をきちんと理解し、上手な対策を心がけてください。結果的に、介護者の負担を軽くすることにもつながります。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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