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認知症になると介護施設が利用できなくなる!?介護業界の実情

最終更新日2019年06月03日11:32

認知症の症状はさまざまです。認知症イコールアルツハイマー病と考えがちですが、認知症は症状であり、アルツハイマー病は認知症の症状の一つなのです。そして、物忘れがひどくなり、記憶の欠如がはっきりとしてくると介護施設の入居も視野に入れなくてはいけない状況になるでしょう。一方で、認知症は個別ケアであり、症状によっては介護施設の考え方や受け入れ体制などから、その介護施設に入れないということも十分に考えられます。入居を希望する家族も、まずは介護施設を見学し、どのような人が入居しているのか、介護施設の考え方や介護方針などをしっかりと聞き出すことが必要です。

介護施設の裏事情や本音なども交えて、認知症となった高齢者の介護施設への入居について考えます。

入所が断られるケース

特別養護老人施設、いわゆる特養を例にとると、介護保険法によって「正当な理由なく介護サービスの提供を拒んではならない」とあります。それでは要介護認定を受けると誰でも入所できると思いがちですが、「正当な理由なく…」という文言から「正当な理由があれば入所を断ってもいい」と解釈することもできるのです。多くは、介護施設の事情によるものですが、公的な施設だからどんな人でも入所できるのかというと、必ずしもそうではありません。認知症の症状もさまざまで、介護施設によっては入所を断るケースもあるのです。

①暴力性が高い

他の利用者に危害を加えそうな場合は、「正当な理由」にあたることが多く、入所が拒否されることが多いようです。特に暴力性が高いと、他の入所者からの苦情も多くなり、施設側としても受け入れたくないケースといえます。

②多動性がある

酸素吸入器や点滴を嫌がってすぐに外そうとする人がこれにあたります。常に誰かが付き添わなければいけないため、人員の確保が難しい施設によっては受け入れできないようです。また、適切な医療処置が難しいと判断される場合もこれにあたります。

③徘徊癖がある

起きている間は常に動き回るような人は、迷子になる可能性が高く目が離せません。多動性のある人にも言えるのですが、状況によってはベッドに縛っておかなくてはいけないケースもあります。見ようによっては高齢者虐待に取られかねません。そういった状態を嫌がる施設も少なくないのです。

④対応が難しい

さまざまな認知症の症状から対応が難しいケースです。介護する側の負担が高くなるから…というのが主な理由となるのですが、それとは別に認知症本人のことを思って入所を断る場合もあります。これは、ベッドに縛るなどの例にもつながるのですが、本人に大きな苦痛を与えてしまい、生活の質を著しく低下させてしまう場合などがこれにあたります。

退所を求められるケース

よほどのことがないかぎり、頭ごなしに入所を断られるケースは少ないでしょう。まずはカウンセリングがあり、さまざまな行事に参加し、最終段階では体験入所を行うことによって入所が認められることがほとんどだからです。しかし、いざ入所してみるとさまざまな問題が起きてしまいます。

①入所によるストレス

体験入所など短期間では適合できたにしても、入所が長期間となると次第にストレスがたまります。「入所が断られるケース」でも挙げた、暴力性、多動性、徘徊癖といった行動を起こすようになり、施設側の対応が難しいということで退所を求められることも少なくありません。

②他入所者とのトラブル

多くの人が入所する介護施設ですから、協調性が大切です。他の入所者に暴力をふるうのはもちろん問題ですし、それは言葉でも同様です。危害を加えるのはもちろんですが、精神的苦痛を与えるような場合は、退所を求められることも少なくありません。

受け入れてくれる介護施設を探す

入所を断られ、退所を求められても、認知症の人には適切な介護が必要です。数多くの介護施設があるので、一つの介護施設で受け入れができないといってもあきらめることはありません。

①認知症専門の介護施設

認知症対応型生活介護(グループホーム)などの介護施設は、認知症に対する知識が豊富で、専門的に対応してくれます。一般の介護施設よりも対応が手厚いので、家族としても安心してまかせられる介護施設です。

②入院も視野に

介護施設が受け入れてくれない場合、単に介護ということではなく加療が必要な場合もあります。そのようなケースでは、精神科の病院や介護療養型の病院へ入院するといった選択肢をとることが可能です。24時間体制で看護してくれるので家族にとっては安心ですが、入院ですから介護施設と違って行事などはありません。場合によってはベッドに縛るといった苦痛を伴うことも覚悟しなくてはいけません。

②在宅介護

家族にとっては大きな負担となりますが、受け入れてくれる介護施設がない場合、あるいは入所待ちの場合も含めて在宅介護の選択をせざるを得ないケースです。この場合はできるだけ多くの訪問介護サービスを利用できるようにし、家族の負担を少しでも軽減するようにしましょう。

まとめ

対応ができないという短絡的な理由で、介護施設が受け入れしないということは原則としてありません。しかし、せっかく入所しても本人がまったく環境に適応できずに家族から退所を求める場合もあります。また、探してみるとすんなりと受け入れてくれるところが見つかる場合も。まずは、本人に合った介護施設を見つけることです。最終的には入院ということも視野に入れ、本人にとって最適と思えること、家族の負担を軽くすることも考えながら判断するようにしましょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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