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認認介護とは?認認介護の現状にせまる

最終更新日2019年06月19日10:49

高齢化社会になり老人が老人を介護する老老介護が問題となっています。晩婚化や高齢出産が多くなったことから、子育てをしながら親の介護を行うダブルケアという介護形態も増えてきました。しかし、最近では事態がより悪化した認認介護という形態も深刻化しています。認認介護というものはどのようなものなのでしょうか?また、その現状に迫ってみたいと思います。

認認介護とは?

平均寿命も年々伸びてきており高齢化社会が進んでいます。それと同時に、社会全体の核家族化も進み、問題になってきているのが介護の必要な高齢者を高齢者が介護するという老老介護です。この場合の高齢者とは65歳以上の人を指します。例えば、65歳以上の認知症の妻を65歳以上の夫が介護したり、65歳以上の認知症の母を65歳以上の子供が介護したりするのを老老介護と呼びます。それに対し、介護する側が高齢になるにしたがって徐々に認知症を発症し、認知症の人の介護を認知症の家族が行う状態を認認介護といいます。

認知症の人は要介護認定を受けることが多いので、介護状態が長期に渡って続き介護している側の高齢者が徐々に認知症を発症することは、決して珍しいことではありません。介護している高齢者が自分も認知症になっていることを自覚できずに、知らぬ間に認認介護になっていることもあります。

認認介護の問題点とは?

介護している側の家族が自分自身の認知症を自覚できていない場合、事故などの諸問題が起きやすい危険な状態になってしまいます。認知症になると記憶障害や判断力、認知力が徐々になくなっていきます。介護していても食事を出したかどうか、排泄や入浴などのお世話をしたかどうかなどの把握が難しくなります。

また、介護だけの問題だけでなく日常生活でも火を消し忘れて火事になったり、水を出しっぱなしにしたりして床を水浸しにしてしまうのです。金銭感覚がなくなるため、浪費しがちになり、同じものを大量に買ってしまうこともでてきます。人に騙される、光熱費などの支払いをしないなど、まともな生活が維持できなくなります。

さらに、認知症になると暴力的になることも多くなります。要介護者で、認知症の人から暴力を振るわれることも少なくありませんが、その暴力に対し、認知症の介護者が過激な暴力で対抗してしまうといった事例です。知らぬ間に傷害事件の加害者になってしまうこともでてくるのです。他にも、認知症による食欲低下からお互いが食事をしっかりと摂ることができずに、低栄養状態になってしまうことがあります。高齢者が低栄養状態になると命を落とす危険もあり、認知症の人同士の認認介護というのは、非常に危険で放置できない状況なのです。

どれぐらいの人が認認介護になっているのか?

高齢化になると認知症を発症するリスクが高まるので、年々認知症の高齢者は増加傾向にあります。2015年では要介護の申請を行っている認知症患者は、65歳以上の高齢者のうち約10.2%で345万人いるといわれていました。ですが、東京オリンピックがある2020年には410万人、2025年には470万人になると予想されているのです。また、65歳以上の高齢者の10%が要介護認定を申請している認知症であるということは、認知症の高齢者を介護している高齢の家族も認知症である可能性を示しています。高齢化が進む山口県で2010年の認認介護世帯の出現率を調べてみると、老老介護を行っている世帯の約10%が認認介護であることが分かってきました。

認認介護の数や割合は、認知症であっても要介護の申請がされていない可能性が考えられます。介護者が認知症である数がなかなか正確に把握できないため、実際の数はそれ以上だと予測できます。

認認介護にならないために

高齢者世帯を二人きりにしない

核家族化が進み親と同居する子供世帯が増えているので、認認介護になっていることを把握しにくい状況になってしまいます。夫婦がそれぞれ認知症になっていても第三者が介入しない状況にあると、両者の症状が進行してしまうこともあるためです。こうしたことからも分かる通り、子世帯はできるだけ親世帯の近所に住んで、こまめに様子を見に行くことが大切です。遠方に住む場合でも帰省する回数を増やし、電話やメールなどでコミュニケーションを取って、介護している人が認知症を発症していないかチェックする必要があります。認認介護になっていないかどうかこまめに確かめるようにしましょう。

地域の力を借りる

老老介護をしている親世帯のことが気になりながらも、仕事などの事情で遠方に住まざるを得ないという子世帯もいることでしょう。日々面倒を見てあげられないことは不安や心配の種となります。そんな場合は、親のご近所の方に、もし親に異変があった時は知らせてもらえるよう事前にお願いしておくと良いでしょう。そのためにも、帰省した際にはご近所にお土産を持って挨拶に行き、コミュニケーションを密に取っておく必要があります。また、近くにそのような人がいないという場合には、日常的に高齢者の様子を見に行ってもらえるように、対策を取りましょう。親世帯の近所にある地域包括支援センターに相談したり、要介護認定を受けている場合はケアマネジャーに相談したりするのも良い方法です。ボランティアや、シルバー人材センターで高齢者の見守り活動を行っている団体もありますので、そこに依頼してみることも考えてみると良いでしょう。

弊社担当のご紹介田中 晴基(介護施設スペシャリスト)
入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。

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