脳梗塞で倒れた方の為の介護
投稿日 2016/02/27
最終更新日 2016/12/17
脳梗塞とは?
脳梗塞とは、脳の血管が何らかの原因で詰まってしまい、血液を得られなくなったことにより細胞が死んでしまう病気です。日本人の死亡原因でも脳内の血管に関わる病気は上位であり、そのほとんどがこの脳梗塞と言われています。脳の細胞は再生されることはまずないため、一度脳梗塞を発症してしまうと細胞は再生できないので、その部分の機能が失われてしまい、後遺症として残ってしまうことが大変多くなっています。そのため、脳血管疾患は介護が必要となる原因では第1位となっています。
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脳梗塞の後遺症について
脳梗塞の後遺症は、血管が詰まってしまった箇所によっても異なりますが、その中で一番重い症状とされているのが脳性麻痺です。脳性麻痺は神経機能が障害をきたし、身体が麻痺してしまうというものです。例えば身体の片側が麻痺して動かなくなってしまったり、動かせたとしてもほんの少ししか動かせないような場合は片麻痺・半身麻痺と言われ、さらに運動機能の低下や熱や冷たい感覚・痛みの感覚が鈍くなってしまう感覚障害、食べ物を飲み込めなくなってしまう嚥下障害、物が二重に見えるなどの視覚障害が起きてしまいます。
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脳梗塞発症後の在宅介護の場合
脳梗塞を発症してしまい在宅介護を余儀なくされてしまう場合、そのまま寝たきりになってしまう場合が多く、介護保険を受けないと厳しい状況になってしまいます。介護の肉体的・精神的負担もそうなのですが、費用の負担もかなり大きくなってしまうのです。そのため、デイサービスや医療機関でのリハビリ、ショートステイの利用、寝たきりの場合ヘルパーの訪問介護などを利用しつつ、介護をしていかなくてはいけません。在宅介護の場合、費用は平均で月7万円前後と言われています。
脳梗塞発症後の介護施設に入った場合
特別養護老人ホームやサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)などに入居する場合、その施設の種類によって要介護度が高い方も入られるところや、基本的に自立した方を中心に入居できるようなところなど、それぞれ異なります。また、在宅と同じように介護保険は受けられるので、費用負担も援助され、仕事をしていて介護が難しいというご家族でも安心してお任せすることが出来ます。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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