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介護保険の基礎知識について

最終更新日2016年12月17日18:34

介護保険制度の基礎知識

介護保険の基礎知識についてのイラスト
介護保険制度は介護が必要な高齢者を社会全体で支えることを目的とした制度で、2000年に導入されました。40歳以上の国民が介護保険料を支払うことで、高齢による介護が必要になった時に1割の自己負担で様々な介護サービスを受けられるようになるというシステムです。財源は保険料の他に国による公費が充てられており、各市町村が運営しています。



被保険者

65歳以上の人を1号被保険者、40~64歳の人を第2号被保険者と呼びます。

保険料

負担額は、保険料を支払う人の所得や世帯の所得によって異なります。市区町村により異なりますが、原則6段階に設定されており、所得が低ければ負担額も軽くなります。納付の方法としては、第1号被保険者の場合、年金から天引きもしくは納付書で納めることができます。また第2号被保険者の場合、職場の健康保険に加入している人は医療保険料と合わせて納付するなどが可能です。

介護サービスを受けられる人

65歳以上の場合

寝たきりや認知症など、常に介護が必要な人。

40~64歳の場合

脳血管疾患や関節リウマチなど、老化が原因とされる16種類の疾病(特定疾病)により介護が必要な人

介護保険の具体的な手続きと利用できるサービスとは

介護保険給付を受けて介護サービスを利用するためには、市町村から「要介護認定」もしくは「要支援認定」を受ける必要があります。

認定までの流れ

⒈市町村の窓口に申請する。

⒉本人の聞き取り調査を行う。また主治医に意見書をもらう。

⒊介護認定審査会による審査を行う。

要介護・要支援には「要介護1~5」「要支援1・2」と7段階の介護度があります。審査の結果そのいずれかに認定されれば、ケアプランを作成したのち必要な介護サービスを利用することができるようになります。

給付額について

介護度に応じて、一ヶ月に利用できる介護サービス料の上限額が異なります。給付の額は「円」ではなく「単位」となっており、市町村によって異なりますが1単位=11円前後です。要支援1なら5003単位、要介護5なら36065単位となっています。ちなみに現金による給付はありません。



利用サービスについて

介護保険で受けられるサービスには様々な種類があります。いずれも利用前にケアマネージャーと相談し、ケアプランを立てる必要があります。

施設サービス

老人ホームなど介護福祉施設への通所、短期入所、長期入所などが可能です。

在宅サービス

訪問看護や家事援助サービスなど自宅でサービスを受けられます。福祉用具の利用もあります。

地域密着型サービス

住んでいる自治体の住民だけが受けられるサービスです。多様で柔軟な利用が可能となります。

また介護予防通所介護など、1ヶ月に何回利用しても介護報酬は一定という月定額サービスもあります。



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