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介護におけるアセスメントとは?

最終更新日2018年10月01日10:35

介護業界におけるアセスメント

介護におけるアセスメントとは?についてのイラスト
介護サービスの利用を始めるときには、利用者の介護計画を立てることになります。

介護計画を立てるためには、利用者の現在の状態をよく知り、なにを求めているかの希望を掴むことが必要です。こうした利用者の情報を得るための情報収集作業をアセスメントといいます。

アセスメントとは本来「査定」や「評価」として使われる用語ですが、介護業界ではこうした介護サービスの利用前の段階において利用者の生活背景やこれまでの経緯も関連付けて課題や情報の明確化を指しています。



介護サービス開始時に、ケアマネージャーは利用者の年齢や連絡先、ADL、医学的留意事項等、最低限度必要な情報集めて、フェイスシート(個人票)の作成を行います。

さらにアセスメントのための情報収集として身体状況や周囲の環境は面談などによって、医療情報に関しては主治医の意見書など診療情報提供によって得ることができます。

生活上のできること、できないことを明らかにして、さらに詳しくできない場合にはどのような支障があるのかを把握することが大切です。できることを維持して、できないことをできるようにすることが介護計画の目標となります。

実現可能なものは改善、維持を目指し、支障があり改善が難しいものに関しては能力低下の予防と必要な介護サービスを提供することになります。



介護業界でのアセスメントの重要性

介護サービスを行う上で、アセスメントは介護計画に大きな影響を与えます。介護業界では利用者の身体機能や周囲の環境、求めているサービスや目指している状態など一人一人によって違います。

同様の要介護レベルであってもできること、できないこと、持っている障害や疾病などが違っており、その改善のためのアプローチも当然違います。

過ごしている家庭環境、住居も違っており、具体的に介護サービスを行うにあたって、必要となる援助の仕方は千差万別となるでしょう。

こうした面から、アセスメントなしで介護サービスの提供を行えば、個々の差異に対応することができず、利用者の本当に求めているサービスが行えない恐れがあります。

また、介護レベルによって画一的なサービス提供によって残存能力を生かすことができなかったり、利用者の自立への前向きなやる気を損ねる過剰な介護が行われるリスクもあります。

介護サービスの基本は利用者の状況に応じて、自立的で利用者の意欲を高めるものでなくてはなりません。



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