サ高住で在宅透析が受けられる?
投稿日 2015/10/13
最終更新日 2016/12/17
在宅透析を受ける場合、運営者の許可が必要です。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)も例外ではなく、サ高住で在宅透析を受けるにあたっては、賃貸住宅なので運営事業者の許可を書面で得たうえ、専用電源の設置、給水・排水設備の工事と専用機器の設置が必要になります。
壁に穴を開ける工事は基本的に行いませんが、階下に騒音が伝わったり、水漏れが起こるおそれがあるので、遮蔽ボックスや板などを備える必要があります。
なお、サ高住退去時には原状回復が必要になることもあります。
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サ高住で在宅透析を受ける際の注意点
在宅透析は本来、ご自身や家族などの介助者の助けを借りて、透析装置の立ち上げから後片付け、穿刺をしなければなりません。
自己穿刺のために1ヵ月から半年かけて、医師等の指導のもとトレーニングを行う必要がありますが、サ高住で訪問看護などのサービスを受けられれば、看護師のサポートを受けてよりスムーズにスタートできます。
在宅透析でも月に一度は通院が必要ですが、サ高住に透析医がいるクリニックや在宅診療所が併設されていれば楽です。
抜針事故防止のため、介助者に見守りをしてもらう、または厳重なテーピングやシーネ、漏血シートなども用意が必要です。
要医療者の有無
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医療内容別人数の割合
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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