介護レセプト(介護給付費明細書)について
投稿日 2016/01/20
最終更新日 2016/12/15
介護報酬を請求するための「介護レセプト」の概要
介護福祉施設などが提供している介護サービスの利用費は、介護保険が適用されるため1割が利用者の負担で9割が国の負担となります。その国からの給付金を受け取るために必要な書類が「介護給付費明細書」、通称「介護レセプト」です。サービスを提供している事業所は、毎月レセプトを作成して提出しなくてはなりません。提出先は事業所が所在している都道府県の国民健康保険団体連合会(国保連)です。
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介護レセプトにおける留意点
介護レセプトは、1つの事業所で1人の被保険者に対し、毎月1枚ずつ作成する決まりがあります。注意したいのは、サービス提供から支払いまでには2ヶ月間掛かるという点。万が一、レセプトの様式や記入事項に誤りがあって返戻されると、入金が大幅に遅れてしまうでしょう。提出した書類は、内容に誤りがないか厳重にチェックされます。サービスを円滑に運営していくためには、入金の遅れは避けたいところ。場合によっては多大な影響を及ぼすこともあるかもしれませんから、入力ミスには充分注意しましょう。
具体的な介護レセプト作成の流れ
利用者が1ヶ月の間に利用したサービスの内容や回数、加算など単位数を記入し、毎月10日までに国保連に提出してください。レセプトの提出は伝送・磁気媒体で送るか、要件を満たして紙を送付することもできます。近年ではさまざまな専用ソフトが開発されており、手書きよりもコンピューターを使用したレセプト作成・提出が主流です。サ高住専用の介護ソフトもあるので、事業所側の方は一度検討してみるのも良いでしょう。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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