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サ高住の評判は現在どうなっているのか?

最終更新日2016年12月17日17:31

施行当時からこれまでの評判

サ高住の評判は現在どうなっているのか?についてのイラスト
「サービス付き高齢者向け住宅」は、2011年10月に施行された「高齢者住まい法」によって導入された新しい制度です。それまでは「高齢者円滑入居賃貸住宅」「高齢者専用賃貸住宅」「高齢者向け優良賃貸住宅」という3つの高齢者向け住宅制度がありましたが、これらが廃止されてサ高住制度に一本化されました。超高齢化社会を迎えるにあたり、一人暮らしや夫婦で暮らすのが難しくなった高齢者の新たな受け皿として国が力を入れているシステムです。施行当時、この制度は華々しくデビューしました。国からの補助金が出ることもあって事業者に注目され、同時に介護問題を抱えている利用者からも熱い期待が寄せられていました。有料老人ホームと比べて入居費などの諸費用が安い点も評価されたようです。



しかし「サービス付き」という名称が「介護サービスもついてくる」という誤解を入居者に与え、入居後に「何もしてくれないじゃないか」という不満を持つ人も少なくありませんでした。介護保険サービスを受けられる「特定施設」の指定を受けたサ高住もあることも相まって、「老人ホームとどう違うの?」と大きな混乱を入居者に与えてしまったことは事実です。



現在の評判と今後の課題について

現在ではテレビなどでサ高住が取り上げられることも多くなり、セミナーなどを開催する際にサ高住のシステムをしっかり説明するよう厚生労働省から指導されることもあって、多くの人から正しくサ高住の内容を理解されるようになってきています。その上で今後の介護問題を考えるにあたり、サ高住の利用を検討する人が増えてきました。ここ数年で新たに建てられるサ高住の数は急増しています。平成24年には8200戸だった登録数は、平成25年には93000戸を超えました。わずか一年で10倍以上に増えているのです。このことからも、いかにサ高住のニーズが高いかということがわかります。

老人ホームを利用するほどでもなく、なるべく今まで通りの暮らしを続けたい人たちにとって、サ高住はかなり評判が良いと言えるでしょう。今後もサ高住の評判を上げるために大切なのは、「顧客目線」です。なかなかサ高住に入れない、または入った後に介護度が重くなった、家賃が高額など、サ高住が抱える問題は多々あります。これらひとつひとつに対し利用者の立場に立って考えていくことが、今後の評判アップに繋がるでしょう。



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