北海道の介護施設の特徴と件数の推移
北海道の介護施設・老人ホームについて
北海道はご存知の通り日本の都道府県で最大の面積を誇り、その広さは83,450㎢と2位の岩手県のおよそ5倍です。その広さ故にさまざまな場所に観光地も備えており、また海の幸が豊富なことで、老後は北海道に住みたいと検討されている方も少なくないのではないでしょうか。そんな北海道の介護施設・老人ホームの特徴や件数の推移に注目してみましょう。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
北海道のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は?
北海道のサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、平成25年には218件でしたが平成28年には378件に増加しています。全国的に増加傾向にあるサ高住ですが、約2倍近くにも膨れ上がった北海道の増加率は群を抜いていると言えます。
これは自治体の取り組みが功を奏した結果ともいえるでしょう。しかし今後、北海道では全国平均をさらに上回るような急激な高齢化が予想されているため、ますますの対策が必要とされていることも忘れてはいけません。
地方部の介護・医療サービスの拡充について、今後の動向が注目されるところです。
北海道におけるサ高住の増加数
北海道の有料老人ホームの動向
北海道の有料老人ホームは、平成24年には94件でしたが平成26年には143件と増加傾向にあります。比較的リーズナブルな傾向がありますが、入居にかかる費用が1,000万円以上、月額20万円以上で充実した介護・医療サービスを提供している施設もあります。
北海道の特別養護老人ホームの動向
北海道の特別養護老人ホームは、平成24年には362件でしたが平成26年には429件になっています。全国的に見ても、老人ホーム全体に占める特別養護老人ホームの割合が非常に高くなっています。
北海道のグループホームの動向
北海道のグループホームは、平成24年には884件、平成26年には930件になっています。1万人を超える全国一の定員を誇り、2番目に多い神奈川県より約1.3倍の件数を誇ります。
北海道のケアハウスの動向
北海道のケアハウスは、平成24年には65件でしたが平成28年には80件に増えています。ケアハウスも入居時費用や家賃などの月額利用料が発生しますが、北海道では比較的低料金のケアハウスが多い傾向があります。
ただし、健康であることを入居条件にしていることも多く、入居後に要介護になった場合には個人でサービス事業所と契約を結ぶなどしなくてはいけません。
一方で人気が高く入居が難しいかもしれませんが、介護サービスが定額で受けられる介護型のケアハウスもあるので探してみるのもひとつの方法です。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
北海道の介護施設・老人ホームの動向
以上のように北海道の介護施設・老人ホームは札幌市に集中している上に、今後の急速な高齢化に対応できるだけの数が足りているとは言いがたい状況です。
2014年時点で高齢者数は全国7位であるにもかかわらず、介護施設・老人ホームの数は少ないと言えるでしょう。

そのため特別養護老人ホームをはじめ、人気の高い施設は入居待ちの状態にあり、とくに都市部ではすぐに希望する施設に入居できるのはレアなケースです。
一方で、地方部には即入居可能な施設も少なくないので、対象範囲を広げてみるとすんなりと入居できる施設が見つかったということもあります。
それでも、北海道の人口の約4割を占めている札幌を中心とした介護施設・老人ホームの新設は止まりません。
また、他県との一番の違いはグループホームが多いことです。年間通して雪に閉ざされた時間が多く、近隣同士で力を合わせてコミュニティを営むことを大事にしてきた土地柄も関係しているのかもしれません。
北海道のようにグループホームをメインにしながらすすめる介護は、今後先駆的な一例となっていくのかもしれません。
北海道における介護施設・老人ホームの増加数
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
あなたにおすすめの介護施設
エリアから探す
全国の介護施設を検索することができます。都道府県を選択してください。