
在宅介護でのお金の問題。見直す2つの項目。
投稿日 2018/06/15
最終更新日 2018/03/31
介護保険制度では要介護度によって支給限度額が決められています。
そのため支給限度額をオーバーしてしまうとそのオーバー分は全額自己負担となってしまいます。
現在介護費用が高いと感じている方は介護サービスを見直してみるといいかもしれません。
また介護度が現在の状態に見合っているのかということも併せて確認しましょう。
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介護度を見直す
在宅で介護サービスを受けながら生活をしている方も多くいます。
その方たちは状態に合わせて様々な介護保険サービスを利用していますよね。
しかし介護保険サービスを使った場合の1割(または2割)の自己負担で済む支給限度額は要介護度によって決まっています。
そのため要介護度が低いのにも関わらず介護保険サービスを多く利用してしまうと支給限度額をオーバーしてしまいます。
オーバーした分は全額自己負担になります。
現在の状態が今の要介護度に適しているのかを確認しましょう。
要介護度認定を受けた後に状態が変わってしまった場合には区分変更の申請をすることができます。
要介護度が上がると支給限度額も増えます。
インフォーマルサービスを利用する
介護保険サービスをメインに使われている方が多いのですが、費用の見直しをする際には介護保険外サービスにも目を向けてみましょう。
例えば食事の準備のために訪問介護を利用している方の場合、各自治体にある社会福祉協議会や地域のボランティア、民間企業などが行っている配食サービスを利用してみてはいかがでしょうか?
配食サービスは食事を自宅に届けてくれるサービスです。
届けた際に安否確認をするサービスをしているところもあります。
他にもシルバー人材センターや地域ボランティアなどを活用することで、介護保険でオーバーした分の全額自己負担よりも安くサービスを受けることができます。
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まとめ
もし介護費用でお悩みがあったら、担当のケアマネジャーや地域包括支援センターにご相談ください。
今利用している介護保険サービスの見直しや、要介護度の区分変更などについて詳しく教えてくれます。
合わせてケアマネジャーや地域包括支援センターは介護保険外サービスについても様々な情報を持っています。
なかなか自分たちで介護をしながら情報を集めるのは難しいでしょう。
そのような時こそケアマネジャーや地域包括支援センターを頼ってみて下さい。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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