
有料老人ホームや施設の種類は様々。どのようなニーズに対応してもらえるの?
投稿日 2016/10/19
最終更新日 2016/10/19
その施設の種類をしっかりと確認したうえでの入居申し込みを行わないと「思ってたのと違う」ということになりかねません。
また一時金などの料金形態も施設ごとに変わってきます。
入居を検討する際には十分に見学などを行い、「ここでなら安心して暮らすことができる」と思った施設に決めてください。
夫婦で有料老人ホームへ入居したい
高齢者人口が増加し、高齢者夫婦だけで生活している人たちが増えています。
またどちらか一方が何らかで要介護状態になってしまっても長年連れ添ってきた夫婦であれば一緒に暮らし続けたいと思うでしょう。
そうした時に有料老人ホームの入居を検討します。施設の中には夫婦で入居できるところもあります。
またどちらかが要介護状態であり、もう1人が自立であっても入居可能な施設もあります。この入居可能な施設は混合型と呼ばれる施設になります。
有料老人ホームには自立している人が暮らす自立型、介護が必要な人が暮らす介護型、どちらの人も対象となる混合型があります。
どの施設が適切なのかをしっかりと確認しておきましょう。
要介護状態になっても住むことができるのかもポイント
入居を検討しているときには元気であり、入居後も元気に暮らしていた人が急な病気などで要介護状態になることもあります。
そうした場合、自立型の施設に入居していたら「ここでは対応できません」と退去を求められることもあります。
そうなってから新たに施設を探すことは大変であるため、そういった不安を持っている方は事前に確認をしておきましょう。
また要介護状態でも医療ニーズが高い場合にも入居を断られるまたは退去を求められることもあります。
医師や看護師の配置によってインスリン注射や胃ろうなどの栄養剤注入など医療従事者が行わなければならないことがケアとして挙がってくる場合には対応できない施設もあります。
まとめ
有料老人ホームへの入居を検討している時には必ず複数の施設を見学してみましょう。
施設内の雰囲気や職員の対応などを感じることができます。
また自立型なのか介護型なのか混合型なのかも確認することが大切です。
そして自分の状態が変化した時にもそのまま入居できるのかどうかも確認をしておきましょう。
費用面が最も気になるかもしれません。
しかし自分が決めた施設でいつまでも安心して生活できるようにしっかりと確認をしておくことが大切なことです。
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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