最近アメリカですべての抗生剤に耐性を持つ菌が発見されたとの報告がありました。
また今特定の抗生剤に耐性がある菌が出てきています。その菌を薬剤耐性菌と呼んでいます。




しかしこの情報だけではもし自分がその菌に罹ってしまったらどうなるのかと言う不安だけが先行してしまいがちですが、効果のある薬剤もあるとのこと。

過剰な心配をする必要はないようです。


まずは自分が抗生剤を処方された時に最後までのみ切ると言ったことを心がけましょう。

薬剤耐性菌とは何か

薬剤耐性菌って?感染すると薬が効かない危険性が・・・についてのイラスト

薬剤耐性菌とは、ある菌がある抗生剤に対しての耐性を持つことで抗生剤の効果が弱くなるあるいはなくなることを指しています。

なぜこのような耐性菌が発生してしまったのでしょうか。


日本では風邪を引いた時に受診をすると抗生剤を内服されることが多くあります。
むしろ抗生剤を飲めば治る、と思っている人も多いでしょう。
しかし風邪のほとんどはウイルスが原因と言われています。抗生剤はウイルスには効果をもたらしません。そのため身体の中に意味のない抗生剤を入れているようなものです。


また抗生剤を処方されたとしても症状が治まったからと内服を止めていませんか?
じつはまだ細菌が残っていることも…

服用を途中でやめることも耐性菌を生むきっかけ
になっているのです。


さらに抗生剤の長期使用も耐性菌を生じさせる原因の一つです。

もし薬剤耐性菌に感染したらどうなる?

病気になった時に薬剤耐性菌が原因であると考えられた時にはどの抗生剤が効果を持っているのかということを調べる薬剤感受性試験と呼ばれるものを行います。

この検査をすることでより効果のある抗生剤を調べることができるため治療がスムーズに行えます。


そしてこの試験の結果をもとに複数の抗生剤を使用して治療を行うことが一般的なようです。


また病気があり抵抗力が弱っている方、免疫力が低下している高齢者や乳幼児などが感染した場合には重篤な状態になってしまうケースが多いことや、感染が拡大しやすいため注意が必要です。

まとめ

日本では風邪を引いた時に抗生剤が出されるケースが多いのですが、その時に症状が治まったからと言って内服を止めずに飲み切ってください。

症状が治まっても身体の中には細菌が残っています。
そのため抗生剤が入らないとその細菌が変性してしまい薬剤耐性菌になる可能性もあります。


その薬剤耐性菌が他の人に感染してしまったら大変なことになりますよね。
もし医師から抗生剤を処方されたらそのことも意識して最後まで内服をしてください。