
ウェルシュ菌食中毒ってなに!?治療法はあるのか?
投稿日 2017/08/10
最終更新日 2017/08/05
また、その症状や治療法を知っていますか?
梅雨時期や夏の暑い日に起こりやすいこのウェルシュ菌による食中毒はあの代表的なもので起こりやすいとされています。
またウェルシュ菌の特徴として空気がないところで増殖していくという嫌気性というもので加熱しても死滅しないという性質を持つため、食中毒が起こりやすいのです。
ウェルシュ菌食中毒について知り、予防するようにしていきましょう。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
ウェルシュ菌による食中毒について
ウェルシュ菌は嫌気性という特徴を持っており、空気がないところで増殖する菌です。
そして加熱しても死滅しないということもあり、食中毒を起こしやすいのです。
特に注意するべきものがカレーです。
カレーは多めに作って翌日も食べるというご家庭も多いですよね。
しかし調理してから常温で放置しておく時間が長いとカレーの中でウェルシュ菌が増殖し、食中毒になってしまうことになります。
加熱すれば大丈夫だろうと考えずに、作ってから3時間以内に冷蔵庫保存するなどの対策をしていくことが予防になります。
ウェルシュ菌食中毒の症状は?治療法は?
ウェルシュ菌食中毒の症状は1~2日間程度の水溶性の下痢、お腹の張り、腹痛です。
ノロウイルスによる食中毒とは異なり、嘔吐や発熱の症状はあまり出ることがなく、重症化するケースは少ないとされています。
しかし乳幼児や高齢者、抵抗力が弱っている方の場合には重症化しやすいとされていますので、注意が必要です。
治療としては整腸薬などの内服をする対症療法になります。
下痢がひどく、脱水の恐れもある場合は点滴などの処置をすることもあります。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
ウェルシュ菌食中毒の予防をするためには
給食や外食産業でも季節を通して発生しているウェルシュ菌食中毒ですが、どうやったら予防することができるのでしょうか?
まず調理をしたのち、3時間以内に冷蔵庫へ入れて保存することを心がけましょう。
また小分けにして食材が空気に触れるようにすること、前日に調理をしないということも大切なことです。
食べる前には十分に加熱をし、よくかき混ぜながら温めるようにするということも意識していきましょう。
かき混ぜることで空気に触れ、ウェルシュ菌の増殖を防ぐことができます。
食中毒から身を守るためにもぜひこれらのことを意識して行ってくださいね。
[ad#campaign1]
[ad#adsense]
[ad#campaign2]
弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
関連記事
- 高齢化社会への対策とは?今、何をすべきなのか
今の日本は「少子高齢化社会」です。出生率が低下している中、高齢者の割合が著しく上昇しているので、2030年には、日本人口の3分の1が高齢者になると言われています。これを2030年問題というのです。当然
詳しくみる - 介護人材不足解消へ……コミュニケーションロボットの活用は介護現場をどう変えるか?
介護現場では人材不足が深刻です。介護施設の6割以上が人手不足を感じています。労働条件の緩和など介護現場では働きやすい環境作りに取り組んでいますが、人材不足の解消にはつながっていません。そこで介護者の代
詳しくみる - 体を温める冬の食事7選 冷えを解消するために
冬が近づくに連れて、温かいものが食べたくなりますよね?体を温めることは細胞を活性化させることに繋がるため、健康にも良いと言われています! (さらに…)
詳しくみる - 高齢者が冬に気をつけたいヒートショックとは?症状と予防方法
皆さんはヒートショックという症状を聞いたことがありますでしょうか。高齢者が自宅で死亡する事故の4分の1はこのヒートショックが原因だと言われています。 (さらに…)
詳しくみる - 歯の本数と睡眠に関係が!?健康のためには歯の健康を
「歯は健康の原点」なんて言われたりしますが、先日東北大学の発表で歯がない高齢者は短時間・長時間睡眠のリスクが高くなることが明らかになりました。 (さらに…)
詳しくみる
あなたにおすすめの介護施設
エリアから探す
全国の介護施設を検索することができます。都道府県を選択してください。