「ウォーキング」は老若男女関係なく、気軽に始めることができる有酸素運動です。生活習慣病予防にも繋がっており、過去の研究では糖尿病、心臓病、がんなどの発症リスクを低下させることが明らかになっています。

少し歩いただけでも健康作用を得られるので、普段あまり運動をしない高齢者の方でも気軽にできる運動ではないでしょうか。

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ウォーキングの健康作用

ウォーキングは高齢者にとってハードルが低い運動です。ジョギングと違って激しい動作の必要がなく、常に足が地面についているので、膝や腰に問題を抱えていたとしても負傷してしまう恐れが少ないのです。

米国がん学会では、2つの運動を推奨しています。1つは時速4.8Km程度のウォーキングを週に150分するもので、もう1つは心拍数が上昇、呼吸が早くなり、うっすらと汗をかく程度の活発な運動を週に75分するというものです。

このウォーキングを続けることで、肥満や運動不足が原因となる生活習慣病を防ぐことができ、体力や筋力もつけることができるので、日常生活でバテにくい健康的な体を作ることができます。

また、体を動かすこと、周囲の景色を楽しみながら運動をするので、ストレス解消にも繋がります。脳内で働く「エンドルフィン」の分泌も高め、気分の高揚感や幸福感が得られやすく、気分が明るくなることからうつ症状の軽減も期待できます。

高齢者のウォーキングは死亡リスクを低下させる

高齢者にとって上記に記載している米国がん学会が推奨する2つのウォーキングはなかなか難しいことです。しかし、最新の研究では、推奨しているウォーキングよりも少ない運動量であっても健康と長寿に効果があるといわれています。全く運動しない人よりも少しでも運動している人の方が健康な体が手に入りやすいということです。研究結果でも、週に2時間未満のウォーキングをしている人の方が全く運動をしない人と比べても死亡リスクは20%低下したことがわかっており、肺炎やインフルエンザなどの呼吸器疾患による死亡リスクも35%低下していました。

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ウォーキングの習慣化がとても重要

ウォーキングでいちばん大切なことは、“習慣化”することです。1日だけやった。3日だけやっただけではウォーキングをする意味がありません。毎日続けるために、万歩計で記録を残したり、おしゃべりしながらウォーキングができる仲間を見つけたりすることが習慣化するための大事なことです。

ウォーキングの手段はさまざまですが、あなたが取り組みやすい方法で始めることが何よりも大切だといえます。

まとめ

以前から、ウォーキングによる糖尿病や心臓病などの生活習慣病対策になることは明らかになっており、手軽な運動として推奨されています。手軽な運動とはいえ、生活習慣の一部に取り入れて長期的に続けることはなかなかできないものです。しかし、昨今の研究結果では、少しのウォーキングだけでも死亡リスクが低下することが明らかになっています。なかなか運動ができない高齢者の方でも、気軽にできることではないでしょうか。日常生活で少しでも歩くことを意識した生活に切り替えてみてもいいかもしれませんね。

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