以前から、介護業界の人材不足は大きな問題として挙げられていました。経済産業省の試算によると、2035年には介護に携わる人材が79万人にも達することがわかりました。今後、介護における人材確保のため、どのような対策が必要となってくるのでしょうか?

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介護に携わる人材不足が20年後には20倍に

経済産業省の試算によると、介護関連の人材不足数は2015年では4万人であるものが、2025年には43万人、団塊の世代が85歳を超える2035年には79万人と2015年の約20倍にもなってしまうことがわかりました。これは、超高齢化社会となること、介護現場の離職率の高さが改善されないことが大きな原因となっています。

人材不足対策としてベトナムの介護人材受入へ

介護業界の人材確保のため、政府は2020年夏までにベトナムからの介護人材を1万人受け入れることを数値目標に設定したことがわかりました。政府は介護人材不足解消に向けて、さまざまな対策を取っているものの、介護職員の離職解消につながる具体的かつ現実的な対策が十分ではなく、人材不足解消にはつながっていないのが現状です。しかし、介護人材不足問題は既に待ったなしの状態であるため、苦肉の策としてベトナムの介護人材の受け入れを対策の一つとして掲げています。

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介護現場の人材確保にむけての対策

高齢化社会は改善しようがないことなので、高齢者が要介護者にならない工夫をする必要があると考えています。そのためには、民間企業で高齢者が参加したいと思うような娯楽サービスを創出することも一つの対策と考えています。政府は、家族の介護のために離職することがないよう、仕事と家庭が両立できるように「介護離職ゼロ」を目標に掲げて、人材確保に努めています。また、介護現場で介護福祉士などの専門的な人材とは別に、より簡単で補助的な仕事で現場をサポートする「介護サポーター」の制度を導入することも検討しています。

まとめ

介護を行う施設では、求人を出してもなかなか職員を確保できない、仕事と家庭の両立に悩み離職が多いなど、介護現場での人材確保は解決を急ぐ大きな問題です。しかし、要介護者の急増により努力しても人材確保には追い付かないのが現状です。ベトナムからの介護人材の受け入れや要介護者を少なくする対策、介護サポーター制度など今までにはないさまざまに工夫を凝らした制度を検討しています。

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