
腸内環境を大切に。高齢でも健康体でいる秘訣
投稿日 2017/12/28
最終更新日 2017/12/31
腸内環境が整っているということは腸内フローラのバランスが取れていることを指しています。
腸内には様々な細菌叢があります。
食生活や生活習慣の乱れにより腸内フローラの細菌叢に悪玉菌が増えると様々な病気を発症するリスクを高めてしまうとされています。
腸内環境が整っている高齢者が健康に過ごせるということがこのことからも分かります。
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腸内環境を整えることは長生きにつながる?
海外の研究で、腸内環境が整っている高齢者は健康であり、さらにその腸内環境が健康な30代と酷似しているということが分かりました。
ちなみに腸内環境が整っているということとは腸内フローラのバランスが取れていることを指しています。
腸内フローラという言葉を聞いたことがある方もいますよね。
食生活や生活習慣によって腸内にある細菌の種類が悪玉菌に偏るか善玉菌に偏るかによって腸内フローラのバランスが変わり、腸内環境に影響してきます。
また腸内フローラのバランスが乱れてしまうと、パーキンソン病や肥満、糖尿病などの様々な病気のリスクになると過去の研究で判明しています。
健康に必要な腸内環境とは
腸内には善玉菌・悪玉菌・日和見菌の3種類の菌があります。
身体に良い働きをするのは善玉菌であり、ビフィズス菌や乳酸菌を指しています。
悪玉菌は有害な働きをするもので、ウェルシュ菌や黄色ブドウ球菌などです。
日和見菌はどちらにも属さない菌で、その時の腸内フローラのバランスによって増える・減少するものです。
健康を維持するためには腸内フローラのバランスを整え、腸内環境を良くすることが大切です。
まずは善玉菌の割合を増やすことが必要なのですが、著内フローラの理想的なバランスは善玉菌2割・悪玉菌1割・日和見菌7割から分かるように善玉菌が多くなりすぎてもダメと言えます。
ちなみに腸内フローラのバランスが乱れてしまうことで起こるのが便秘や下痢などのお腹の不調です。その他にも肌荒れなどの老化にも関係してきます。
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まとめ
腸内フローラのバランスを整えるためにはバランスの取れた食生活をすることです。
食物繊維を多く摂り、悪玉菌が作り出す不要物を便として排出できるようにしましょう。
また善玉菌を増やすにはビフィズス菌を多く含むものを摂るようにしましょう。
最近ではヨーグルトなどの乳製品にビフィズス菌が含まれているものも販売されています。
またサプリのようなものもありますので、自分に合った方法で取るようにしてください。
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弊社担当者のご紹介
田中 晴基(介護施設スペシャリスト)

入社3年目の田中と申します。前職での介護経験を活かしお客様のご希望にマッチングした施設をご提案します。また介護のあらゆる問題をテーマにしたコラムも執筆し幅広く情報発信しています。
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